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あの原発事故から、もう10年が経った。
電力会社や国は、今もまだ原発再稼働を目指しているらしい。
その理由が「脱炭素」のためだと言う。
しかし、それは本当だろうか?
本当は全く逆で、原発を再稼働したら、「脱炭素」は大幅に遅れてしまうのでは?



◆原発
10年が経過しても、全国54基の原発のうち最大9基しか再稼働しない。ほとんどが莫大な維持費を10年間も無駄使いしながら停止したままだ。
福島原発の廃炉作業は、「汚染水問題」で困惑を極めており、さらに、極めて困難な「デブリ取り出し」は今もその方法すらわからない。
廃炉の費用は、当初試算では数兆円だったが、今は81兆円という試算も存在するように、膨れ上がって行く。
事故が起きたら収束ができない「原発」、そんなものは決して再稼働してはいけないのでは?

◆核廃棄物
原発は再稼働すれば恐ろしく危険な核廃棄物が増加する。
その核廃棄物は、いまだに、処理方法も管理方法も置き場所もそのコストも、何もわからない、何も決められないままだ。
核廃棄物については、政府と与党政治家は無為・無策・無責任で、問題をただ先送りしているだけだ。
核廃棄物の将来の百万年以上にわたるコストは、いったいいくらになるのか?もし、それを発電コストに含めれば、原発の発電コストは、あらゆる電源よりもはるかに高いコストになるのでは?
原発の新増設や原発再稼働に賛成する人たち&政治家たちは、無責任であり、人として恥ずべきと思う。
なぜなら、もしそれが正しいと言うならば、少なくとも彼らは、責任感を持って、自分の出身地がその増加する分の核廃棄物の置き場所を引き受けて良いと宣言すべきと思うからだ。



◆電力需要は、昼に大きくなり、夜に小さくなる。
例えば、2003年8月5日の電力需要(10社計)は、14:00頃16700万kW で、5:00頃8700万kW。
1日で約2倍も需要が変化する。

◆原発は、出力を調整することができない。
日本の原発は、危険ゆえに出力調整を禁止されている。
昼も夜も一定発電量で発電し続ける。
原発は、昼と夜の電力需要の大きな変動に合わせて、出力を調整することができない。
原発事故の前は、総発電量の25%を占める原発による大量の発電で、夜の電気が余ってしまうので、夜は他の電源は発電を停止し、さらに無理矢理に電気を使うために、深夜料金を安くして夜の需要を喚起したり、高いコストの揚水発電所を無駄に作ったりしていた。

◆再エネ、「風力」&「太陽光」
再エネの主力は、圧倒的に「風力」と「太陽光」だ。
欧州/米国/中国/中東など世界中で、これらの発電コストは火力以下に下がり、まだどんどん下がり続けている。
燃料費は発生せず、CO2もほとんど発生せず、無限に「持続可能」な理想的な電源と言える。
したがって、日本以外の世界中では、急激に拡大が続いている。
これらが、「脱炭素」、「地球温暖化対策」のための、まさに主たる対策となる電源だ。
しかし、これらは出力変動が大きい。
また、原発と同様に出力調整は出来ない。

◆九州の春の晴れた日
九州では、原発を何基か再稼働しており、また、再エネ(太陽光や風力)の導入割合が他の地域よりも大きい。
春の晴れた日、再エネの発電量Max時に、電力供給が電力需要よりも大幅にオーバーしてしまい、原発は出力を下げられないので、再エネの電気を大量に捨てている。
揚水発電による蓄電の対策や、系統連系による他地域への送電の対策も、もう限界がきてしまった。
出力調整が出来ない原発は、再エネの出力変動を調整することができない。
原発が存在する限り、その分、もう再エネの拡大はできないし、意味がない。
原発の存在が、再エネの拡大を邪魔しているのだ。

◆現在時点での蓄電池の大量導入は?
本来は、蓄電池の導入で再エネの出力変動の調整ができれば良いのだが、現在の蓄電池コストはまだ非常に高く、全く現実的ではない。もし今、無理に蓄電池の大量導入を行なえば、電気代が数倍?に跳ね上がり、日本の産業の衰退を加速してしまう。
原発再稼働に賛成する人が主張するように、原発を再稼働しながら、再エネを増やし、蓄電池の大量導入を行なえば、それこそ電気代が数倍?に跳ね上がる。
蓄電池の大量導入は、蓄電池コストが大幅に下がる2040年以降にすべきである。
それまでは、再エネ以外の電源は、出力調整の出来る電源にすべきだ。
つまり、出力調整の出来ない原発は、いらないし邪魔なだけの存在である。



◆原発の代替電源は十分に存在する。
この10年の間に、
出力調整の容易な「LNG火力」は、なんと熱効率64%を達成し、燃料費が大幅に下がり、発電コストが石炭火力並みになった。(※原発の熱効率は30%以下)
世界では「太陽光」の発電コストは、なんと火力の半分以下に下がり、最安の電源になった。
欧州では、「洋上風力」の発電コストが火力並みに下がった。
日本以外の世界中で、風力や太陽光の再エネが、日本の何倍もの量とスピードで急拡大している。
日本でも、太陽光はすでに10円以下/kWhになり最安の電源になったし、洋上風力は、日本メーカーにこだわらずに、他の国と同じ様に導入量が大幅に増えればそのコストは急激に下がるだろう。
また、少量ながら「バイオマス」や「小水力」や「地熱/温水」などの再エネ電源、そして「燃料電池」も存在する。
電力供給からも、コストからも、CO2からも、安全性からも、持続可能性からも、もういい加減に、原発は全て廃止しても良いのでは?

◆近未来の新たなデバイスや方式は?
まず「蓄電池」だ。EV車が爆発的に普及を始める2040年以降には、蓄電池のコストは現在の1/10以下になるかもしれない。
その頃までには、「水素発電」と「アンモニア発電」も安く実用化する可能性が高い

◆調整電源とシステム
今すぐ再エネを急拡大するためには、再エネの出力変動を調整するための電源やシステムが必要になる。
それは蓄電池が安くなる2040年頃までは、「揚水発電」「系統連系」「気象衛星」「EV車内蔵電池」「GTCC/GTFC」「IGCC/IGFC」「水力」などをフル活用すべし。
2040年以降は、安くなる「蓄電池」を10年かけて大量導入し、その分、調整電源の火力を徐々に廃止していけば、
2050年に100%脱炭素が可能になるのでは?
電力供給からも、コストからも、CO2からも、安全性からも、持続可能性からも、もういい加減に、原発は全て廃止すべきなのでは?



◆なぜ日本は世界から大きく遅れてしまったのか?
なぜ日本の再エネの導入割合が、世界の多くの主要諸国に比べて、数分の一しかないのか?
その理由は、
電力会社と自民党と官僚が、政策として、巨大な古い産業の「原発」と「従来型石炭火力」を執拗に維持し、新産業の「再エネ」の導入を邪魔してきたからだ。
日本の経済活性化や国際競争力強化のために、本来やるべき「産業構造の転換」を行なわなかったからだ。


・・・

『福島事故10年 深刻な現実胸に刻まねば』2021/3/12 新潟日報

 「水素爆発で骨組みがむき出しになったままの原子炉建屋。撤去が終わらないがれきの山。放射性物質に汚染された水を収容するタンクは、所狭しと林立している。

 2011年に発生した東日本大震災による東京電力福島第1原発事故から10年。現場は今も、原子力災害の深刻さを物語る。

 なお4万1千人を超える震災避難者のうち、福島県は約3万6千人に上る。ひとたび原発で大きな事故が起きれば、故郷から長く切り離される過酷な現実を示す。

◆消えない地元の苦悩

 「町民は42都道府県に避難しており、ばらばらだ。どう自治体を維持するか難しい」

 福島事故で全町避難が続き、いまだ一人も帰還していない双葉町の伊沢史朗町長は震災10年を前に語っていた。農業など第1次産業の再生に高い壁を感じている。

 福島第1原発敷地内では、事故で溶け落ちた核燃料への注水などで大量の汚染水が増え続けている。設備で浄化し処理水としてタンクに保管しているが、22年秋以降に限界を迎える見通しだ。

 処分方法について政府は昨年中に海への放出を決める構えだったが、最終決断をしていない。漁業関係者には根強い反対がある。

 福島県の漁業は昨年2月までに全魚種の出荷制限が解除。海域や操業日を制限した「試験操業」を続け、今年4月からは操業日数などを拡大する方向で議論が進む。

 いわき市の漁師は放出による風評被害を懸念し、「自分の『職場』を汚されたくない」と憤る。

 廃炉に向けた道のりも険しく、難題は横たわったままだ。

 国、東電は事故後30~40年で廃炉作業を終えるという目標を掲げているが、道筋は見通せない。

 がれきや高い放射線量が作業を阻み、1、2号機の使用済み燃料プールに約千体もの燃料が残る。

 ヤマ場となるのが溶融核燃料(デブリ)の取り出しだが、昨年末に工程の見直しを迫られた。手つかずの状態のデブリは第1原発1~3号機に計880トンあるとされ、形状や性質は不明だ。

 10年という月日がたっても、地元は事故の影響に苦悩する。傷跡の深さに改めてがくぜんとする。

 だが国や東電はこうした現実をよそに、本県に立地する柏崎刈羽原発の再稼働にこだわってきた。

 とりわけ震災10年を前にした昨年は、経済産業省資源エネルギー庁幹部が何度も本県入りするなど、再稼働への地ならしともいえる動きが目立った。・・・」


※原発のために再エネの電気を大量に捨てている。

「『原発を再稼働したら、「脱炭素」は大幅に」の質問画像
gooドクター

A 回答 (5件)

基本的には原発をするめるのは、莫大な利権のためですよ・


脱炭素なんで後付けの理由にすぎません。

原発をつくれば、原発の直接的な工事や周辺工事
地域に落とされる莫大な補助金
原発をもちあげる御用学者
これら、原発利権に群がる人達のためです。

それがまた政治家や企業幹部のところに環流します。
原発を誘致した市長の発言がありますが、それが本音でしょう。

「子どもが全部障がい者になってもかまわない」とも発言しています。
「『原発を再稼働したら、「脱炭素」は大幅に」の回答画像1
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エネルギーのことを語るのは、理系でちゃんと相対論とか熱力学を勉強した人だけにしてほしいです。


文系が語るのは、知識が中途半端で、無理だと考えます。
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全ての原発を再稼働させれば、脱炭素は大幅に達成が早くなる。

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風力・太陽光の増加は停電の危険あり。


低稼働率火力発電所の増加で無駄増加。
www.youtube.com/watch?v=RiAqSh-RgnE
www.youtube.com/watch?v=xIkiiUjV5OE
(先頭URL省略 https://)
そもそも、CO2増加と地球温暖化の因果関係は怪しい。
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原子力発電を行えば、脱炭素化するでしょう。


自然エネルギーは自然に左右されるので、エネルギー源として安定しないです。火力は炭素を増やします。
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