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販売奨励金がでる。

なんの業界にせよ。そんなにメーカーって利益が出てるのでしょうか?

それじゃ定価、下代ってなんなの?と想像のいきを超えてしまいますが・・

A 回答 (1件)

販売奨励金システムを設定する業界は色々とありますが、代表的なのが自動車販売です。


メーカーと販売店が分離されており、多くのメーカーは販売店を地域の企業に委託しています。
インセンティブを設定する目的には3つほどあり、1つは仕入れを高くすることで値引きを少なくすることです。
利益が高いと販売店ごとに値引き競争原理が発生し、メーカーの思惑とは異なる競争原理が生まれます。
奨励金を付けることでセールスマンのペーにも反映し、士気も上がります。
2つ目はメーカー及び販売店の節税効果が高まります。
仕入先への協力度合い(一定期間内の購入量・購入額・販売実績等)に応じて仕入代金の一部が控除されることをいい、買掛金と相殺する場合と金銭を受け取る場合があります。
3つ目は消費者が負担するコストが奨励金に回るということ。
自動車を買うときにはローンを組んだり、保険に加入したり、オプションを設定したりしますが、その時に消費者が負担するコストが直接販売店に渡る仕組みがあり、携帯電話販売では端末料金をタダや1円に安く見せかけ、通話料を高くしていたことや、端末料を高く設定して月賦販売にし、金利付加と通話料で一定期間回収するなど・・インセンティブそのものが消費者からのものでメーカー負担が少なくなるという仕組みがあります。
携帯電話は通信事業で認可制のため、政府に主導権があり、低価格化でインセンティブそのものの概念が変わりましたが、自動車は業界大手や連携サプライヤーの力が強いので、政府もそこに踏み込めないのかと・・・。
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