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「津藤はすぐに何か心配があるのではないかと思つた。自分のやうなものでも相談相手になれるなら是非させて頂きたい――(禅超へ)さう云ふ口吻を洩らして見たが、別にこれと云つて打明ける事もないらしい。唯、何時いつもよりも口数が少くなつて、ややもすると談柄だんぺいを失しがちである。」

津藤が禅超という人のことを心配しているのがわかっているが、この「口吻を洩らして見たが別にこれと云つて打明ける事もないらしい」の部分は、津藤は「自分のやうなもの。。。。。是非させて頂きたい」という言葉を禅超に言ったが、(禅超が)別にこれと云つて打明ける事もないらしい、という状態ですか。「別にこれと云つて打明ける事もないらしい」の見えなくなる代名詞は「禅超」ですか。

ありがとうございます。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/83_1 …

A 回答 (4件)

これはやはりあなたには難しい。

この文をコピーすると「ややもすると談柄だんぺいを失しがちである。」のように、読み仮名が後ろにくっついて意味不明になる。「談柄だんぺい」のように。「だんぺい」は「談柄」の読みがなです。
「見えなくなる代名詞」とは、なかなか洒落た言い方ですが、日本語では普通に省略される代名詞です。
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#3です。



「これ」は「打明ける内容」の代名詞。

たとえば、「打明ける内容=実は失恋してしまった」など。
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この「見た」は「試しに~してみる」という意味の補助動詞。


「洩らして見た=試しに口にした」

さう云ふ口吻を試しに口にしたが、(禅超は)別にこれと云つて打明ける事もないらしい。
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その解釈で合っていると思います。

芥川、面白いですよね。
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