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負債コストと株主資本コストについて質問です。
経営者にとって、債権者に対する利息の支払いと、株主に対する配当の分配では、どちらがより多くの見返りを求めると思いますか?(会社側はより高い資本コストを払うことになる?)
契約で決まっていることと、リターンは約束されていないことはわかるのですが、、

稚拙な質問ですみません。理由も教えていただけると幸いです。。

A 回答 (6件)

企業側から見ると株や社債は資金調達の手段として証券を発行します。

当然タダでは資金調達できません。コストがかかります。それが資本コストになります。逆に投資する側から見れば企業が発行した証券は投資商品でありその商品に投資しリターンを得ます。
投資家が要求するリターンはそのまま企業が支払う資本コストになります。
つまり企業と投資家は同じことを別の言葉を使って言っているのです。
(資本コスト=投資家が要求するリターン)←同じこと。

(投資家が要求するリターン=資本コスト)は投資のリスクで決まります。
株式のように元本の返済が約束されていない、業績が悪ければ価格も下落するものは投資のリスクが高いのでリターンも高くなければ投資家は投資しません。社債と同じリターンしか得られないのならわざわざ株式に投資しません。(資本コストが高い)
社債は企業が成長しようがしまいが元本の返済とクーポンはあらかじめ契約で決まっているので投資家が要求するリターンも低くなります。(資本コストが低い)

つまり株主資本コストの方が高くなります。

ちなみに、株主に対する資本コストは配当だけであるというのはよくある間違いです。
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負債コスト?


負債は金融機関からの借り入れでコストとは少し概念が異なります。
借入は返済時に利払いが生じるのは当たり前で、経費として計上でき、印紙代や事務手数料も経費として処理可能です。

株主は株式に対して出資配当を受けますが、利益次第です。
配当金は利益剰余金から支払われますが、上場企業の場合、四半期ごとに決算公開をして、その都度、財務状況を鑑みて配当額を決定しており、増配及び減配、無配化、復配などが決定しますので、コストと言うよりは処分です。

多くの会社で自社株もありますので、内部留保確保のためでもあり、コストとは考えません。
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経営的には、資本の増強です。


借入金は、泣いても笑っても、金利を付けて返済する義務があります。
方や、株式は儲けの一部を配当ととして投資家に還元すれば良いのです。

ただし、成長会社でないと市場から資金を集めることはできません。
よって、株式非上場会社や中小企業では、勢い借入金に頼らざるを得なくなります。
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・ケース・バイ・ケースです。


 とりわけ、非上場の中小企業の場合はそうです。

・上場企業の場合、社債や借入金と配当の配分では、どちらの出資がリスクが高いかといえば、前者が債権であるのに対して、後者は企業倒産等の場合は無価値になるリスクがあり、一般的には後者の方がリスクが高いとみなされます。
リスクが高い方がリターンが高くないとおかしいですから、一般には株主還元の方がリターンを求められる度合いは高くなる傾向があるでしょう。

とりわけ、この超低金利、マイナス金利下では、信用度の高い企業の社債、あるいは金融機関への支払利息の割合はかなり低くなっていますので、上記の傾向がより強まっているように思われます。
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債権者に対する返済は、経常利益計上の前ですから、損失計上する決算期であれば損失を拡大する方向に働きます。



他方、株主配当は経常利益確保後に利益処分の形で支払われるので、金額がどうであれ、経営圧迫にはなりません。
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> どちらがより多くの見返りを求めると思いますか?


債権の利息の額は決定済みです。
配当額は変動するので、より高く求められるのはこちらです。
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