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簿記3級勉強中です。やさしめな解説でお願いします。

備品を購入した際の配送料や据付費などは取得原価に含めて計上するとのことですが、ちょっと腑に落ちないところがあって質問します。

例えば、3万円くらいの中古のデスクトップパソコンを購入したとして、それを据え付けるのになんかの事情で通常よりも費用がかかってしまい、最終的に据付費が10万円になってしまったとします。この場合、この3万円の中古のパソコンをもって13万円の資産だと主張するこは妥当なのでしょうか。資産3万円、費用10万円と計上したほうがすっきりすると思うのですが。

以上、よろしくおねがいします。

A 回答 (1件)

固定資産の取得原価は、その後の減価償却計算にあたり重要な基礎となることから、取得原価をいくらにするかは重要な論点なんです。


減価償却計算の基礎額がちがうと、直接利益計算にかかわります。
利益計算にかかわるということは、税務署からみれば「決まりに沿った処理をしましょうね」と言う話であり、会社の株主つまり配当額に影響を受ける立場の者からも「決まりに沿った処理をしましょうね」という話です。

つまりご質問のように「すっきりする」「わかりやすい」という話ではなく「会計処理としてどうするのがよろしいのか」というレベルです。

ですから、3万円の備品を備えるのに設置費用が10万円かかっても、その備品の取得費用は13万円でありますと言うのは会計処理上は妥当なのです。

その備品を売却するのに「これは13万円したから、同額で買って欲しい」というのが経済市場で妥当かどうかは別問題なんです。

それと「費用10万円」とするさいの勘定科目はなににされますか。費用にすると言っても「費用」という勘定科目はありませんので、考えないといけません。

「決まってる事」として処理していくのがええです。

もっとくわし~く知りたいというなら以下のURLを。
「そうかそうか、会計処理ってのは決まり事があるんだ」とわかります。
https://www.shinnihon.or.jp/corporate-accounting …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

”経済市場で妥当かどうかは別問題”なのですね。
参考URLはまだ自分には難しそうです笑

大変参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2021/04/25 23:27

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