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「プルサーマル」と「原子燃料サイクル」は違うものなのでしょうか。教えてください。

A 回答 (4件)

両方とも原子力発電に関することです。


(分かりやすく説明するため、若干正確さにかける部分もあるかとは思います)

「プルサーマル」とは、従来のウラン燃料に、ウラン燃焼後に発生するプルトニウムを混ぜて燃焼させることによりウラン燃料を効率よく使いましょう、という「燃料の使い方」です。

「原子燃料サイクル」とは、「燃料に関して、使用・処理・保管をきっちりする仕組み」のことで、現状はまだ確立されていません。

現状、ウラン燃料を使用した後発生したプルトニウムを含む使用済み燃料を、原子力発電所等で一時的に保管しています。近い将来に場所がなくなり困るといわれています。

そこで、ウラン燃料>使用済み燃料>最終保管というサイクルをきっちり作りましょうということで色々と議論がされています。仕組みには色々なやり方があるのですが、先ほどの「プルサーマル」や、高度な技術である「高速増殖炉」を使えば、より効率的なサイクルができると言われています。

一方で、そういった技術を不安視する人がいることや、また具体的に処理をする工場をどこにするか、などの問題があり、議論はなかなか進んでいません。

大事な問題ですね。
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No.2です。

URLを張り忘れてました。失礼しました。

参考URL:http://www.fepc.or.jp/menu/cycle/cycle1.html
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大いに関係していますが別の意味です。



ウランを燃料とした原子炉の使用済み燃料を再処理してプルトニウムを取り出します。
ウランにこのプルトニウムを少量混ぜて燃料とする方式を「プルサーマル」といいます。
一方、使用済み核燃料からウランやプルトニウムを取り出して濃縮し、
再度燃料を作るのが「再処理」です。

「原料」「使用」「再処理」を組み合わせたサイクルが「原子燃料サイクル」です。
参考URLをご覧下さい。

「プルサーマル」は原子力発電所の中の燃料と運転方式に関する話です。
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参考URLによれば、


プルサーマル:普通の原子力発電所でプルトニウムを燃料に使うこと。
原子(核)燃料サイクル:発電で使い終わった使用済みウランの中から、まだ使えるウランとにウランから変化したプルトニウムを再利用すること
ということで、かなり違うことのようです。

参考URL:http://www.nhk.or.jp/kdns/_wakaran/01/0602.html
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