我々が住んでいるこの時空の誕生について現在主流の仮説では、
「時間も空間も無い『無』からトンネル効果により生成し、
生成した瞬間にインフレーションを起こして膨張を開始した」
とされているそうですが、
私はこの仮説に違和感を感じます。
私の記憶では、真空から素粒子がトンネル効果により対生成する現象では、
生成する素粒子の質量=エネルギーが大きい程、
その素粒子が生成する確率が低くなるはずです。
電子や陽子と言った微小な質量=エネルギーの素粒子ならばともかく、
この時空全体と言う膨大な質量=エネルギーの塊が生成する確率は、
例え0では無いとしても、他の場合であったならば
「ほとんど起こりえない」として無視されてしまう程低いのではないでしょうか?
また、その様な膨大な質量=エネルギーの塊が生成・消滅を繰り返す程の
激しいゆらぎを起こしている状態を「無」と呼ぶことには抵抗を感じてしまうのですが?
仮説に違和感を感じる私は、根拠も裏付けも無いある妄想をしています。
まず、我々の時空を構成している4つの次元とは異なるいくつかの次元方向に広がりを持ち
(便宜上以下の文章でこれを疑似空間と仮称します)、
我々の時空の時間とは異なる次元軸に沿って因果律が進展し(同様に以下の文章でこれを疑似空間と仮称します)、
我々の時空を構成している4つの次元はプランク長さ程度まで小さく丸まっている世界を想定します。
この疑似空間のある「場所」に、疑似時間で計って0ではない有限の「期間」を掛けて
我々の時空で星間雲が収縮して星が形成される様に、何らかのエネルギーが集積し
(以下の文章でこれを宇宙種子と仮称します)、この宇宙種子が
我々の時空でブラックホールが形成される際の重力崩壊の様な、何らかのきっかけによって
疑似空間や疑似時間を構成していた次元がプランク長さ程度まで小さく丸まってしまい、
代わりに我々の時空を構成している4つの次元が進展し始めた(以下の文章でこれを次元反転と仮称します)、
これが我々の時空の誕生ではないかと言う妄想です。
また、宇宙種子の「外」の疑似空間から、疑似時間で見て次元反転の「後」に
宇宙種子にエネルギーが追加された場合、そのエネルギーは我々の時空を全歴史に渡ってさらに押し広げる様に作用し
それが我々の時空からは空間の膨張速度を加速していると観測されるのではないか、これがダークエネルギーではないか、
と妄想しています。
私の妄想はどこがどの様に間違っているのでしょうか?
A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
他人の発表理論を、鵜呑みに信じない。
疑問を自分で追及する事は、素晴しい思考です。
しかし、自分独自の新理論の発表には、無知無学な屑達による、非難が有ります。
このような、非難を恐れず、疑問にチャレンジする姿は美しいです。
今後も、学ぶ君ではなくて、自分で研究する研究者たれ。
~~
新理論の発表には、理論だけでは駄目だ。
理論だけでは、妄想として、誰からも相手にされない。
理論と数式が必要だ。
貴殿の理論に足りないのは、数式だよ。
数式で示す事が出来れば、誰が、何と言おうと、それは、立派な理論で有る。
~~
私は、宇宙時間方程式 を発表した。
同じ、宇宙物理学の、研究者仲間として、互いに、励もう。
応援しているよ。
By 逆転地蔵。
No.4
- 回答日時:
時間が無かったら,つまり,時刻も無い,瞬間も無い,時間的な幅が無い/ゼロなら「何」も「存在」できない。
すなわち,「無(む)」です。空間が無かったら,つまり,点も線も面も体積も無い,空間的な大きさ広がりが無い/ゼロなら「何」も「存在」できない。すなわち,「無(む)」です。
真空を「無(む)」だと言う人がいますが、超弦理論の弦/紐/膜やクォーク、素粒子、原子、物質、エルネギーの全てが無くても、真空には時間と空間はあります。従って、真空は、「無(む)」ではありません。
時間だけでも、空間だけでも、「存在」は、成立しません。この一方だけでは「存在」は成立しないのです。時間と空間の双方があって、初めて「存在」は、成立します。
宇宙は、なぜ存在している事が出来るのか? それは、「時間」が存在し、「空間」が存在しているからなのです。
時間の無い宇宙をイメージ出来ますか? 時間が無い状態から時間が始まった/初めた/流れを開始した状態をイメージ出来ますか?
空間の無い宇宙をイメージ出来ますか? 空間が無い状態から空間が始まった/初めた/大きさ広がりを開始した状態をイメージ出来ますか?
出来ませんよね。と言う事は、時間の無い宇宙、空間の無い宇宙は、存在しない、ありえないと理解すべきと言う事なのです。
ビッグバンで宇宙が誕生して、時間も空間も誕生したのなら、ビッグバンの「前」は、時間は? 空間は? どうなっていたのか?との疑問が湧きます。
「無限大の大きさ広がりを持つ空間的に無限大の空間と無限大の過去から存在し無限大の未来まで流れ続ける時間的に無限大の時間が無限大の過去から共に既に存在している」。この時空/宇宙を「母宇宙」と定義します。この母宇宙Aの時空の量子論的な揺らぎが、我々が存在しているこの宇宙Bのビッグバンを138億年前に引き起こし、Bは、Aの「子宇宙」として、Aの時空の中で誕生し、今もAの時空の中で加速膨張し続けていると解釈/理解すると、Bが誕生する「前」の「時間」は? 「空間」は? と言う問いに、Bが誕生する「前」は、Aの時間が流れ、Aの空間が広がっていたと答える事が出来ます。
それぞれが無限大の大きさと広がりを持つ「子宇宙」を無数に無限大個、その時空の中に持っているのが「母宇宙」で、母宇宙の中では、常に無数の無限大個の子宇宙が誕生して、それぞれが母宇宙の時空の中で収縮/安定/定速膨張/加速膨張などの成長を続けているのかも知れません。
こうした多数の宇宙が存在するとの考えを「マルチバース」と呼びます。
母宇宙は、どのように始まった/誕生したのかは、母宇宙の「定義」から、
「母宇宙は無限大の過去から時間と空間と共に既に存在している」と回答する事になります。なので、母宇宙に始まり/初め/起源/誕生は無いのです。
インフレーションで急激に膨張させたエネルギーは、「真空の崩壊」(下記の"偽の真空"を参照して下さい)を何度も起こした為に供給されたのかも知れません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%BD%E3%81%AE …
ケプラーは1609年と1619年の著書でケプラーの第1,2,3法則を発表し、ニュートンが1687年の著書で万有引力の法則を発表する切っ掛けになり、1887年のマイケルソン・モーリーの実験は、1905年にアインシュタインが特殊相対性理論を1915-1916年に一般相対性理論を発表する切っ掛けになりました。
宇宙の加速膨張が観測され、ダークエネルギーやダークマターが提唱され、超弦理論や11次元のM理論などが議論され、これらは、次の物理学の一大飛躍の切っ掛けとなる予感がします。
1900年にプランクが量子論を1905年にアインシユタインが相対論を創始して現代物理学が誕生し、それまでの物理学が古典物理学と呼ばれたのと同様に、2021-2030年に掛けて生み出される物理学は、今の現代物理学を過去のものとする、全く新しい「真新物理学」を創始するのかも知れません。
それは、1900-1905年頃の人に量子コンピューターや相対論的GPSの時間補正と言っても理解できないのと同様に、2021年の我々が「局所空間の通常空間における波乗り効果」と聞いても理解できない全く新しい物理理論と技術を生み出すのかも知れません。
全く新しい時空のイメージと次元理論を生み出し、任意の範囲の時空を通常空間の時空の中を波乗りをする様に滑らせ、何百万光年も離れた遥か彼方の銀河に極めて短時間で人や貨物を行き来させる技術を生み出すかも知れません。
そうなれば、はくちょう座の方向の約600光年の彼方にある太陽に良く似た恒星ケプラー22のハビタブルゾーンを公転している岩石惑星ケプラー22bに移民宇宙船が大挙して押し寄せ、ネオ日本/ネオアメリカ/ネオチャイナ/ネオロシアなどが建国されるかも知れません。
創世記では、「はじめに神は天と地とを創造された。地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。」とあります。「はじめに」とは、時間を指す言葉です。「やみが淵のおもてにあり」とは、「やみ」や「淵」が存在し、これらが存在できる「空間」がある事を意味しています。つまり、神が天地創造を開始した時には、既に時間は存在して時間が流れており、空間も既に存在していたと述べているのです。神は、時間も空間も神自身もやみも淵も創ってはいないのです。これらは既に存在していたのです。
では、これらを創ったのは何なのか? これらは何故、存在していたのか?
聖書は答えていません。
宇宙は、なぜ存在し、宇宙は、どうしてどのようにして始まったのか?
神が創ったのなら、
_神は、なぜ存在し、_神は、どうしてどのようにして始まったのか?
こう記述すると、宇宙と神は同じです。
下記のブログを御覧戴ければ幸いです。
http://blog.livedoor.jp/satou_hiroshi_4649/archi …
No.3
- 回答日時:
宇宙は、宇宙ブラックホール同士の衝突によって誕生しました。
詳しくはこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/B08DNG1HS1
またはこちら
https://note.com/abikonobuhiro666/n/n342a9db627e6
各界の著名人を呼んで話を聞くテレビ番組でさる高名な物理学者が例の如く「宇宙は物質はおろか時間も空間もない全くの無から量子力学的ゆらぎによって生じた」と述べた際、司会者が「何もないのに何がゆらいだんですか」と至極真っ当な疑問を呈したのに答えられずはぐらかして終わりという場面があった。
この学者の言う通り本当に何もなかったら宇宙の始まりについて「いつ」が言えない(時間がないのだから)「どこで」が言えない(空間がないのだから)「何が」が言えない(何もないのだから)の言えない尽くしで何も説明できないことになる。
既にある材料を組み合わせたり元の材料に分解したりまたその材料が更に小さい物からできているならそれに分解するといったことはできるが材料そのものは生み出すことも消滅させることもできないしその方法の原理的概念の取っ掛かりすら全くわからない(無から有は生じない!)。
砂浜で穴を掘り、掘り出した砂で山を作るというビッグバンのモデルが科学番組で紹介されていて、山がプラス宇宙穴がマイナス宇宙でプラスマイナスゼロの無から宇宙が誕生したと言いたいらしいのだが既にある砂を移動したに過ぎず、例えば箱からリンゴを取り出してテーブルに置くのと同じで、それを無から有を生み出したとは誰も言わないだろう。
このモデルは意図に反して、宇宙(砂山)を作るには物質(砂)と空間(砂浜)とエネルギー(労力)が必要で、しかもそれらは宇宙1個分ではなく、砂浜の様に莫大な物質と広大無辺の空間の存在をも示唆しているのである。
宇宙は無から生じた。しかし無からどうやって宇宙が生じるのか説明できる者はいない…!?
「量子力学的ゆらぎ」と言うなら量子はあったはずで、それが存在する空間も、またゆらぎとは経時的なものだから時間もあり、結局のところ宇宙ができるための材料は全て揃っていたのではないか。
量子ゆらぎとは宇宙の真空における現象であり、宇宙がないのに量子ゆらぎだけが存在しているなどということがあり得るのか。
時間も空間も物質もない、何もない全くの無は自然科学の対象になり得るのか。
「無から宇宙が生じた」と言われても、「何もないのに何がゆらぐのか」という根本的な疑問にすら答えられない現状でそれを受け入れることはできない。
専門家の本は定説に基づいているため内容はどれも同じで、例えば『宇宙の謎を解く』的なタイトルの本を読んでも定説で謎が解かれてない以上期待外れで知的欲求不満に陥るのが常だ。
技術の進歩により、素粒子の世界で起こる様々な現象や宇宙の姿が観測されるようになったが、それらを説明する理論の方はというと、高度な数学を駆使して「厳密に証明」されながらも、物事を理解するのに必要な「具体性」が欠けていて、結果何冊本を読んでも「わかった」という感動を味わえずにいるというのが実情。
そんな現状を打破すべく、本書では徹底的に具体性を追求した新説(珍説?)で素粒子と宇宙の謎を解き明かしていく。
本書の目指すところは万人による万物の理解である。
回答ありがとうございます
やはり、「無から量子力学的揺らぎによって宇宙が誕生した」と言う説には、
専門家でも説明しきれない謎と言うか違和感がある様ですね
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