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高校化学の滴定曲線について質問です。

強酸を弱塩基で滴定した時に、pH9程度以上に上がらない理由がまだはっきりとはわかりきっていない状況です。

例えば、強酸HClを弱酸NH3(アンモニア水)で滴定した時、教科書(啓林館の化学基礎)の滴定グラフによりますと、pHは9ぐらいまでしか上がらないようです。

これは、以下のような説明で良いでしょうか?

・中和点のpH7を超えた時点で、H+のmol数はゼロになっている。

・NH3の電離度は1%程度なので、OH-は10のマイナス5程度(H+でいう所の10マイナス9乗)、つまり、pH9程度までしかpHは上昇しない。

A 回答 (1件)

そもそも、濃度を抜きにして電離度を議論しても意味がありません。

電離度が1%で濃度が1 mol/Lであれば、[OH-]は10^-2 mol/Lになりますよね?
また、「H+のmol数はゼロになっている。」ということもありえません。水の溶解度積を考えるなら、pHが9であれば、10^-9 mol/Lの濃度になっています。
もちろん、
NH3 + H2O → NH4+ + OH-
の平衡が関わっており、NH3が弱塩基であることが重要ではありますが、Cl-の濃度も無関係ではありません。

本来であれば、HClや、NH4+の酸性度定数(Ka)や水のイオン積の値、陽イオンと陰イオンのバランスなどから計算すべきことですが、高校ではそこまで習っていないはずです。
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