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日本のアニメは昔から米国のアニメーションよりも制作費が安く、自前で制作すればさらに安く上がるという記事を見たんですが、それは本当ですか?
またなぜ安く上がるのですか?

A 回答 (6件)

今はどうか知りませんが、日本の場合は徒弟制度だから・・・

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アニメーションの製作費は、結局は人件費です。


アニメーションに限った事ではありませんが、人件費も需要と供給のバランスで決まります。
求人よりも、アニメーターになりたい人が多いと、供給過多で賃金が下がります。
アニメが好きで、情熱を注ぐ人が多ければ多いほど、業界の人件費は下がってきます。俗にやりがい搾取とも呼ばれている奴で、漫画や声優、芸能界にもみられる現象です。
「米国のアニメーションよりも制作費が安い」のは、市場規模に比べてアニメ業界を志望する人が多いのじゃないでしょうか。
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よく言われることですが、有名なものが手塚治虫の追悼記事で宮崎駿が、


手塚がアニメ(鉄腕アトム)を放送させるために安価で引き受けたので
以後は「アニメ作品は安価で製作できる」とTV局に思わせたため
以後は他の制作会社も安くしないといけない風潮になった、
批判しています。

実際に朝ドラの「なつぞら」のモデルになった奥山玲子らも
所属した東映動画と労働争議が絶えなかったそうです。
朝ドラは未見ですが、正社員と臨時雇用では大きな差があり、
臨時雇用だった奥山は苦労したそうです。
オタキング(岡田斗司夫)の著書にも出てきますが、
正社員の初任給が12万くらいの時に臨時雇用は月収7万くらいで
しかも月の勤務時間が350時間とか珍しくなかったそうです。
ウソかホントか判りませんが、求人で「こんな要件では
労基に違反するから掲載できません」と断られるほどだそうで、
このように人件費を圧縮したことが一つの要因です。
ちなみに、手塚の虫プロは手塚の資産を惜しみなく投入したので
待遇はよかったそうです。(ただし、虫プロは一度倒産しました)

ディズニーなどは主に動きを忠実にトレースしたもので、
フルアニメーションと言わますが、バンク(同じセルを使いまわす)
をしていないわけではありません。
日本のアニメはリミテッドアニメと言われるもので、
止め絵や部分的な演技を多用することで枚数を少なくしています。
また、コマ落ち(通常は1秒24コマをフルだと12や24枚、
リミテッドの多くは8枚)の差もあります。
(ただし、厳密な境界はありません)
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日本はアメリカに比べ貧乏だから。


官も民も。
昔からずっと。

だから安く上げる努力をしてきた。
3枚絵とか(ディスニーは基本フルアニメ)止め絵とか色の数とか作画の手間のかからない絵とか・・・

そしてその面の技術を消化して世界に冠たるアニメを作り出してきた。
ジブリも例外ではない。
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手塚治虫方式で、1秒間の使用枚数を半分以下に。

同じシーンの使いまわし。会話の時、顔はそのままで、口だけ開けたり閉じたりと、手抜きのテクニックが多い。
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自前で制作したら、国内需要しか販路がなく収益が上がらないから、粗製廉売で安く上げるのです。


世界供給できるほど収益を上げるには、世界競争力に耐える制作費と広告宣伝費がかかります。
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