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八日目の蝉


紙の月
https://www.youtube.com/watch?v=TcTe6m5U7ZI

明日の食卓
https://www.youtube.com/watch?v=wwNhuYu82xk

私は貝になりたい
https://www.youtube.com/watch?v=pFvpPv4mcqQ


このような後味が悪い映画(小説含む)、好きな人ってどういうメンタルなのでしょうか?

わたしは読書が苦手なので映画を見ます。

誰も幸せになれない、
そのあとも何が襲ってくるかわからない。

映画館を重い足取りで退場した映画です。

もっといやだったのは・・・ジョーカー 人生最悪の映画でした。
何がよいのかわからない。

A 回答 (7件)

『明日の食卓』と『私は貝になりたい』は観ておらず、後味が悪い映画をすべて好きなわけではまったくありませんが、『八日目の蝉』『紙の月』『ジョーカー』は観てみて良かったと思いました。



(**以下、ネタバレを含む**)

まず、『八日目の蝉』については、罪深き主人公の人生の中でも、楽しい日々が克明に描かれていたと思いました。確かに、罪人なので最後は、幼かった子の人生を狂わせたという罪を背負うことになりますが、まず、主人公は罪を償いましたので、これからは淡々と地味に暮らすのみです。

そして、そんな地味な末路を背負った人でも、薔薇色の思い出にすがれるのではないか、と思わせるものが私にはありました(私にはね)。また、少女も、あれほどまでに愛情豊かに自然の中で育ったのですから、いずれは何らかの救いを感じる日が来るのではないかと思わせるものがありました。

わりと行間を読む作品ですよね。ちなみに、ドラマ版も原作小説も鑑賞しましたが、いずれについても共通して上記のような感想を持ちました。

次に、『紙の月』は好みでいったら、それほど好みではありませんでしたが、最後は、罪人である主人公が、形こそ「逃亡」であれ、羽ばたいていくかのように描写されていますよね。それを、ずっと真面目に生きてきた銀行員が羨みます。確かに主人公はこれから逃げ続けるのですが、「自由を手に入れた」というような結論が映画版では導き出されています。「罪って何だろう。魂の解放って何だろう」と思わせるものがありました。

『ジョーカー』はいかにも暗そうな映画だったので、自分が心身ともに調子がいい時を選んで恐る恐る観ましたが、こういう映画ならもっと早く観ればよかったと思いました。言葉では表せないカタルシスを感じましたね。あの作品を1本丸ごと観ないと感じ取れない、アーサーへの共感や、バットマン誕生秘話としての説得力がありました。

ちなみに私は、ヒース・レジャーが演じたジョーカーは暗すぎて耐えられませんでしたが、ホアキン版は面白かったです。群集心理というものについても、よく描かれていると思いましたし、その群集に悲壮感はなかったと思います。

長々と書きましたが、人生って誰しも常に幸せなわけではなく、私もそれなりに山あり谷ありの半世紀を生きてきました。その「谷」のツボにたまたまハマったのがこうした作品だったのだと思います。
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>後味が悪い映画(小説含む)、好きな人って


>どういうメンタルなのでしょうか?

まあ、後味が悪い「だけ」の映画や小説ばかりを好んでチョイスする人ってのは、ごく一部の(常軌を逸した)好事家を除けば、めったにいませんね。誰だって、鑑賞後にイヤな気分にはなりたくないものです。

でも、世間的に高評価を得ている作品の中には、登場人物の誰も幸福になれずに不幸の釣瓶打ちの中で消えてしまうようなものが、確実に存在するわけです。これは最近の作品に限らず、古典とされている文学や名作映画の中にもあります。それはなぜか。

それはまず、不幸というのは、誰しも生きてる間には避けて通れないことが挙げられます。たとえ当人が酷い目に遭わなくても、周りの者が不幸になるケースはあり得るし、社会全体を見渡してみると、不幸なことや不条理なことがあふれ返っています。

不幸で不条理なことが我々の人生に付きまとう以上、表現者としてはそれを取り上げざるを得ません。それらに真正面から向き合って、当事者の内面や問題の本質に鋭く迫ったものが、古典や名作として評価されるのです。

だから、映画や文学で、不幸で不条理な題材を取り上げること自体は何ら不思議なことではなく、問題はそれらを「どう描いたか」「どう迫ったか」「どう上手く作品として仕上げたか」という、つまりは作品のクォリティがどうなのかってことです。作品に深い洞察力と求心力があれば、(たとえ題材が暗くても)キャラクターの内面や物事の本質を遺憾なく描出し、感動を呼びます。

ちなみに、スレ主さんが挙げた映画はすべて観ていますが、個人的にはすべて評価していません。いずれも作品の出来映えに難があります。特に脚本の不備は目も当てられません。でも、不幸な題材それ自体がダメというわけではないのです。映画として上等ではないから、評価していないだけです。

もちろん、映画や小説なんてしょせんは「娯楽」ですから、暗い話がイヤならば、明るい題材を扱った単純明快なものだけを選べば良いだけの話です。私だって、疲れている時は(いくら評判の良い映画でも)暗くて重いものは観たくないですし(笑)。
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私もそういう映画は苦手です。


「ダンサー・イン・ザ・ダーク」や「ミスト」は
絶対観てはいけません・・(うっかり観てしまった・・)
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「時計仕掛けのオレンジ」とか他にもただただグロいだけじゃんな映画はホントに不快で途中で見るのをやめたり、あの後どうなったんだっけ?と思っても見ませんが、「ダンサーインザダーク」とか「ベティーブルー」には、気色は悪いけど愛はあるし、強烈な表現をするからこちらがひいちゃったんですが、でもどんな演技だったかを改めて見ることはあります…早送りして。



「ブラックスワン」「八日目の蝉」「紙の月」は間違った愛だけど、主人公の立場だったらって思うと考えさせられる面はある。
「愚行録」もかなり後味悪いし、誰も幸せになれないし、主人公に未来が無いのも分り切っているんだけど、好きです。

これらの映画の時は、メンタルは半分以下に閉じますよ。
こんな重い題材を見事に演じ切る役者に見惚れてます。
「愚行録」の後に「駆け込み女と駆け出し男」を見ると、満島ひかるさんの演技に余計に惚れ惚れします。
役所広司さんは毎度圧が凄いですが、「Shall we ダンス?」での可愛らしさにドキッとするし。

ちょっとズレますが、実際にあった事件を元にしているのに、「誰も知らない」等、主人公を良い風に描いた映画の方が、途中で見るのをやめた映画よりも損をしたと思います。
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見なかったらよかったのは、長いお別れ、紙の月、ジョーカー、いのちの停車場。

私は貝はやりきれない、切ないですね。八日目の蝉は、悪くは無かったけど、テレビ版で檀れい主演の方が良かった、ラストシーンで誘拐で逮捕されて出所した女と、大きくなった薫が接近するのですよ(泣ける)
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胸糞悪い映画は大嫌いですが、考えさせられる後味悪い映画は好きです。


(何かわからないけど、天地の差があるんです・・・愛があれば許されるのか?とか、その壁が自分の倫理かもしれません)

・「紙の月」や「ジョーカー」は特に感銘を受けませんが、
・「八日目の蝉」は名作だと思います。
誰の心にもある罪と善が交差していて、周囲も苦悩している様子が伝わります。
人間の奥底にある何が正しい?何が悪い?自分ならはどうするべき?を考えさせられる映画が好きですね。
似た感じだと、
・「三度目の殺人」
・「容疑者Xの献身」
・「麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜」
・「祈りの幕が下りる時」

・「私は貝になりたい」のような冤罪の映画も同じですね。
何も楽しい訳では無いが、
世の中/社会/人間関係などを考えてしまう。

もしかしてですが、こんな悲惨な世界があるんだ・・・
こんな酷い人生にならず助かってるという事で、現実を実感できるのかもしれません。
結局、泣きたいのかも・・・
(体から出る物は、出したほうがスッキリする。溜めるのはNGな法則)
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この回答へのお礼

八日目の蝉 のラストシーン
結局誰も幸せになれない。

途中もなんとも気味が悪い。

こういう物語って嫌いです。

なんででしょうか?

お礼日時:2021/06/01 23:41

そういうあなたには以下の二本をオススメ



ダンサー・イン・ザ・ダーク
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%B3 …

セブン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%96 …

めちゃ後味が悪い作品ですが、大ヒットしました。
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この回答へのお礼

例示された解説見る限り見る気がしません。
そういう映画って見た後に食事ってできるものなのでしょうか?

お礼日時:2021/06/01 22:49

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