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中学の時に習った重力は100g=1Nという形で求めていましたが、高校では質量×加速度らしいのです。
なぜ求め方が違うのか
二つの違いは何か
質量の単位は何か
教えてください!

A 回答 (2件)

当たり前の話ですが「中学と高校で違う事を習う」なんてあり得ません。

質問文に書いてあった、中学で習った事と高校で習った事は矛盾していません。


中学で習ったと言う

100g=1N

と言うのは正確には

100gw=1N

と書くべき所だと考えられます。これは「100gの物体に働く重力が1N」と言うのを表しています。


重力加速度と言う物理量をgとすると(グラムの単位を表す記号と同じで紛らわしいかもしれませんが、慣れれば混乱する事はないでしょう)、質量mの物体に働く重力はmgとなります。

g=10m/s^2

とすると、100グラム(=0.1kg)の物体に働く重力は

0.1×10=1(N)

となって何も違いはありません。


cf:重力加速度は実際には

9.8m/s^2

と言う値を用いるのが一般的です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2021/06/06 20:14

「重さ」が「下に引っ張る力」になるのは、地球上だけの話です。


地球上では「重さ」に「重力」という力が働くから。
宇宙ステーション(今、星出彰彦さんが滞在中)や宇宙空間では、重さがあっても「無重力」でどちら方向にも力は働きません。

「力」は目に見えないし、直接感じるのも難しいので、中学校ではその「重力」を「重さ」と同じものとして教えているのでしょう。

高校では、宇宙ステーションや宇宙空間でも成立する「力」というものを教えないといけないので、「重さ、質量」と「力」を別のものとして教えます。
(そうしないと、太陽の周りを回る地球の運動や、地球の周りを回る月の運動が説明できませんから)

「質量」というのは、「重さ」と違って「宇宙空間」でも存在します。「太陽の質量」とか「地球の質量」というものも存在しますから。

その「質量」のあるものを動かすものが「力」です。力を与えると、運動が変化します。その変化の度合いが「加速度」です。
地球上では、「質量」のあるものに「重力」が働いて「重力加速度」が生じます。
逆に、地球上にあるものに「重力加速度」が生じるということは、そこに「重力」という力が働くからです。
その「力の大きさ」と「加速度の大きさ」とは比例し、その「比例定数」となるものが「質量」ということになります。
つまり、働く力を F、生じる加速度を a、質量を m とすると
 F = m × a
という関係です。
「力」の単位を、「1 kg の質量に、1 m/s²(1秒ごとに 1 m/s ずつ速くなる加速度)の加速度が生じるための力を 1 N とする」ということで「ニュートン」としています。

地球上では、1 kg の質量には 9.8 m/s² の加速度が生じるので(自由落下させるとそういう運動をする)、1 kg のものに働く重力は「9.8 N」ということになります。
これを、中学では「9.8 はおおよそ 10」ということで「1 kg のものに働く重力は 10 N, 100g のものに働く重力は 1 N」と習ったのでしょうね。

高校の教え方が正しく、中学校では「地球上でしか通用しないが、分かりやすいように日常生活で感じるものを使って教えた」ということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2021/06/06 20:14

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