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えーとアニメ界で絶大な支持を受けているエヴァンゲリオンですがこの作品の要である女性キャラの魅力ってなんなのでしょうか?女の自分にはいまいちわかりません。
綾波=母性愛 アスカ=異性愛 
ミサト=少年にとっての憧れの年上の女  
という説をいろんなところで見ましたが
もうちょっとわかりやすく解説していただけませんか?
特に綾波とミサトの存在理由の違い
自分としてはどちらも母性じゃないのか?と思うのですがこの二人は一人ではいけなかったのでしょうか
またリツコの存在意義は?
持論でいいので聞かせてくださいね♪

A 回答 (10件)

こんな時間に申し訳ないです(;⌒▽⌒A)


#4です。再びやって参りました^^

>でも、なぜ庵野監督はそんなにコンプレックスを女性キャラに託すのでしょうか?

世の男性は気付いているかどうかはわかりませんが、この物語上の主要男性キャラも、露呈しているかしていないかの差はあれど、明らかにコンプレックスは持っているものと思われます。・・・・とりあえず、最後までご覧になった上で、もう一度気になったところを反復するとよろしいかと^^
で、上記の更なる疑問についてなのですが、これはモロに「男性目線」での作り方。「完璧」でタイプの違う女性ばかりを取り揃えておいても、所詮2D。勿論、出てくる女性はそれぞれ彼の描写の領域の中で美しく描かれているけれど、全員完璧だったら「庵野妄想天国」ですよ。現時点でもそれが指摘されいるんだから、少しトリッキーにキャラに肉付けしてるんだと思いますよ。

「心の病」とまではいかなくとも「弱さ」の最たる部分をそれぞれに振り分けているのは、#5様が言っているような具合です。

ま、この番組のテーマである「補填」というキーワードに則って、作られたものなんでしょうね。実世界でもそうですけど、「補填」しあいながら生きていくことの方が多いので、そこが妙に生々しいのでは。
わりと、碇シンジ目線で見ている人が多いようですけど、本編ではアプローチの仕方や、対象人物が目まぐるしく変わります。
そういう流れで、私が個人的に一番エグいと思ったのが、赤木親子。
特にリツコに対しては賛否両論でしたよ・・・・ブームの時。逆に、女性だとなぁんとなく、彼女の存在とか悲哀とかがわかる気がするんですよね。男性には所詮「愛人」の理想として掲げられてますが、彼女がいるといないのとでは、ネルフが機能するかしないかというところまでの極論にも達してしまうので、このへんで(笑)。

蛇足ですが、赤木擁護派の男性はあんまりお見かけしたことがなく、彼女の年齢に近いと思われる女性からは、異様な賛同があった気がします(当時)。
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私はあまりエヴァンゲリオンに詳しくなく、


10年くらい前(そんな前ではなかったかも)
に見たきりですが、そのと時のことを思い出して。
これまでの詳しい方々とは少し違う意見になるかな。

綾波
典型的な守ってあげたいタイプです。常識が無い、どこか抜けている。大丈夫なの?と言ってやりたくなる、いわゆる気にかかる女性。こういうタイプが好きな人は多いですね。

アスカ
綺麗だけどわがまま。なかなか思い通りにならず、振り回されるのが好き、という人も結構多いです。
気が強い女性像ですね。

ミサト
これは姉さんタイプですね。鬱陶しくない程度によく世話を焼いてくれて、友達のような要素も持っている。
理想の姉さん像です。

リツコ
高嶺の花タイプ。美人で聡明で、自分じゃ相手にされない?そういう人を振り向かせたい!という気持ちにさせるタイプです。

他の登場人物はあまりよく分かりません。
こうしてみると、確かに男性の好みのほとんどを網羅している気がします。
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こんな時間に申し訳ないです(;⌒▽⌒A)


#4です。再びやって参りました^^

>でも、なぜ庵野監督はそんなにコンプレックスを女性キャラに託すのでしょうか?

世の男性は気付いているかどうかはわかりませんが、この物語上の主要男性キャラも、露呈しているかしていないかの差はあれど、明らかにコンプレックスは持っているものと思われます。・・・・とりあえず、最後までご覧になった上で、もう一度気になったところを反復するとよろしいかと^^
で、上記の更なる疑問についてなのですが、これはモロに「男性目線」での作り方。「完璧」でタイプの違う女性ばかりを取り揃えておいても、所詮2D。勿論、出てくる女性はそれぞれ彼の描写の領域の中で美しく描かれているけれど、全員完璧だったら「庵野妄想天国」ですよ。現時点でもそれが指摘されいるんだから、少しトリッキーにキャラに肉付けしてるんだと思いますよ。

「心の病」とまではいかなくとも「弱さ」の最たる部分をそれぞれに振り分けているのは、#5様が言っているような具合です。

ま、この番組のテーマである「補填」というキーワードに則って、作られたものなんでしょうね。実世界でもそうですけど、「補填」しあいながら生きていくことの方が多いので、そこが妙に生々しいのでは。
わりと、碇シンジ目線で見ている人が多いようですけど、本編ではアプローチの仕方や、対象人物が目まぐるしく変わります。
そういう流れで、私が個人的に一番エグいと思ったのが、赤木親子。
特にリツコに対しては賛否両論でしたよ・・・・ブームの時。逆に、女性だとなぁんとなく、彼女の存在とか悲哀とかがわかる気がするんですよね。男性には所詮「愛人」の理想として掲げられてますが、彼女がいるといないのとでは、ネルフが機能するかしないかというところまでの極論にも達してしまうので、このへんで(笑)。

蛇足ですが、赤木擁護派の男性はあんまりお見かけしたことがなく、彼女の年齢に近いと思われる女性からは、異様な賛同があった気がします(当時)。
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 下の文を投稿した後になって、初めてふっと思ったのですが。


 この作品においては重要な要素である為に、常に何らかの形で表現される"母性"。それを様々な面から描くに際して、彼女達には次のようにその役割をふってみたのではないでしょうか。
 
 「抽象的」で「理想的」 →綾波レイ(碇ユイ)
 「抽象的」で「ダーティ」→  〃

 「現実的」で「理想的」 →葛城ミサト
 「現実的」で「ダーティ」→赤木リツコ(&赤木ナオコ)

 正直、ま昼間っからビールかっ喰らって「ク~~~!」とか言ってる人を「理想的」の欄に分類する自分はどうかしてしまったのではないか(爆)などと思わないでも無いのですが、デカい図体(エヴァ)にまでシンジ君たちを育てた事にマギ・システムの存在、更には母親の後を継ぐ立場であると言う暗示的な部分をも含めたならば、或いはリツコに対するこの推論もギリギリ成り立つのではないかとも思います。  
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 余りに抽象的な指摘かもしれない、とも思うのですが、私は作品中の各女性キャラが、基本的にみな次の要素を持っているからではないかと思います。

それらは、すなわち・・・

  1)「作中において、"人格崩壊"と"人格形成"が同時に進行している事によって得られる迫真性」
  2)「"かよわさ"と"凛々しさ"の両面の魅力を備えている」
  3)「肉体性を感じさせる演出が頻繁に、しかも非記号論的に行われている」

 です。

 1)については、極論すれば「キャラクター(性格)が育つ」と言う意味だと思って下さい。
 視聴者にとっても理解や解決の困難な事態に対して、その性格をいささか変えてしまいながらも"共に"対応して行く。その過程や思考などの土台と成る部分が非常に丁寧に作られていた為に、強い説得力の延長線上に有るタイプの迫力が滲み出ていた。その為に各々のキャラクターが"机上の理想論"と"生身"の中間にある存在位にさえ感じられる事が多かったから・・・ではなかったかと思うのです。
 またアスカを除く主要女性キャラの全てが母たる存在、又は母に成ろうと(更には源母の座を獲得しようと)する存在(リツコは"父親と同伴"しながら基地と言う名の家を育て、マヤは聖母の名前を持ち、ミサトやヒカリは未だ弱い者の面倒を見る・・・。それぞれ、まるで、この世で最も安楽の世界を与えられるのは自分である、と主張しているかのように)であった事も、或る意味それぞれの人物達を生き生きと見せさせ、上述したようなまるで直ぐ傍に居るかのように思わせる演出上の効果をかなり強く後押ししていたのではないかとも思います。

 2)は「この女性を護りたい!」と「こう言う女性に護って欲しい・・・」と言う男性の、或いは母を恋い慕う性を持って生まれる人間のアンビバレンツな心理。その両様を良く刺激し得るタイプであった事。
 3)は、彼女達を心理学の学術本に載っているサンプル・データや、記号を愛するタイプのアニメ・ファンに向かってあてがった萌え萌え女の子との差別化を図る際に、是が非でも必要な要素であった事。
 それらを指摘する文章であったつもりです。

 結局エヴァンゲリオンの女性(実際には男性も)キャラ達がこれ程までに親しまれたのは、ひとえに「庵野監督がリアリズム志向を追及する過程で培った様々なテクニックが、丁度この作品で結実した」と言う事が最も深い原因の一つだったのではないでしょうか。

 ちなみにシンジ君は女性達が何故母性に従って、或いはそれを最大限に重視して行動するのかが理解出来なかった。それが、「ミサトさんも綾波も恐い・・・」と言う言葉の真の意味ではないかと思います。
 もしこの観点が幾らかは真実を突いているとするなら、やはり究極に理想的な母である綾波レイと現実において母親の役割を果たす葛城ミサトが同一人物であった場合、その母性はあまりにも極端に強くなりすぎます。
 そうなってしまえば恐らくシンジ君は家出したまま帰ってこないか、素で400%シンクロしたかの如くグニャグニャな性格になってしまう事でしょう。同時に物語自体も人物配置のバランスが非常に悪くなってしまいますので、やはり全く性格の違う二人に分けたのは正解だったと思います。

 リツコの存在意義、についてのほうは・・・、今のところ、私には或る程度以上の精度をもって語れるものは有りません。
 恐らくドラマを膨らませる役割などを果たしているのだと思いますが、ここまで偉そうに色々と語ってきた後だけにいささか申し訳ない思いです。
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一応マニアックな回答をしておくと、このアニメにおいて各キャラクターマニアックな心理設定が人気の秘訣だとは思っていません。


色んな解説本とか出て深く勘ぐったイメージがあるけど、前に2度書いたように男が心理的に持つ憧れる女性像の象徴化であって、「母性」を感じるかどうかという一部分をくすぐっている訳ではないと思うのです。
漫画・アニメのキャラクターは現実の人間のような「生なコンプレックス」を持っていないのでそれを良いあんばいに各素材に振り分けているから、ちょっと生身の女を感じさせるキャラクター性が出ているというだけでね。
だから、一番最初の回答になったのです。
男が好むシチュエーションのそれで、恋人にしたいタイプと結婚したいタイプが違うように庵野監督の女性観が分裂して露呈しているだけで、いつも女性に母性を求めている訳じゃなくて、女の「生さ」を求める時もあるでしょっていうのがリツコだと思うんだよね。
だって美人でキャリアウーマンでありながら上司と不倫しているんだからね。
単なる男の願望としか言えない。
普通いったんオブラートに包んでキャラクターを形成していくんだろうけど、かなり庵野氏のオナニーに近い生な妄想を孕んでいるから、世の男達の共感を得たと言っても大げさではないと考えれます。
対比として宮崎監督のヒロインは一貫して同じ個性を持っているのは、あぁいう何処かしら芯の強い女性が好みだというだけですからね。

コンプレックスは人間味を出すエッセンスであって、表面的なシチュエーションやルックスが大抵の男が共通して持っている願望に近いのが人気に繋がっている。強いては、そこが魅力だと言えると思います。


補足
#3で書いたマクロスは、TV版のわがままなミンメイです。映画版ではありません。
アスカは、アイドル的な象徴路線の延長上にあるという意味です。
帰国子女でルックスが良い(性格は悪いけど)というのは、最近の女子アナの経歴であったりする所のステータスですからね。


まぁ求めている回答とはかけ離れているかもしれないけど、冷静に分析するとこんな感じになる。
存在意義や母性とかじゃなくて、男の持っている(庵野氏の)女性観をただ単にさらけ出しているだけです。
本物の人間はもっと奥が深いけど、良い意味で枝葉を切っているので、都合の良い部分だけ残っているから人気が残っているんじゃないかな?
あんまり今でもエヴァが好きっていう人に出くわさないけど…
何だかだらだら書いちゃったけど、母親・妻・恋人・愛人・友達といった男の妄想の最大公約数だと思うよ。

忘れてた
>特に綾波とミサトの存在理由の違い
だっけ。
綾波は、母親に似ている女性を求めるマザコン的なタイプ。
ミサトは、恋人にしたいタイプ。
ついでにリツコは、愛人タイプ。
こんなんで大体わかるんじゃないかな?
上記に書いた内容と合わせてもらったら、私が書きたかった意図が少しでも理解して頂けるかと思います。
長文すみませんでした。
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この回答へのお礼

3度もお付き合いいただいてありがとうございます。
要するにひとつの複雑な女性観を
複数キャラに分裂して表現しているということでしょうか?
確かに女の自分でも理想の男性像は一口にいえないですからね。
エヴァのファンは各女性キャラの下で説明されてるようなコンプレックスをこれは自分だ。と思って
共感してるのでしょうか?
それともあくまで自分=シンジ君で女性たちのコンプレックスはシンジ君から見たすがたということになるのでしょうか。あるいはこの二つのかけあわせですしょうか(わかりづらかったらすみません)
>表面的なシチュエーションやルックスが大抵の男が>共通して持っている願望に近いのが人気に繋がっている。
ふーん。なるほど。男性はああいうのが理想なのか。
じつに勉強になりますねw
最後の愛人・恋人・マザコンはわかりやすいですね
ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/27 13:55

こんにちは^^ 私も女性なんですが・・・・(笑)。


この物語に登場する女性たちは、彼女たちの「役割」が本当にハッキリしていると思います。
#2様の回答を読んで、本当に納得するのですが、それに付け加えて、彼女たちには大なり小なりのコンプレックスを持ち続け、ある者は激しく、ある者は静かに闘っている・・・・とそんな印象を受けました。そのコンプレックスがそのまま「魅力・個性」に繋がって、長く愛されているのではないでしょうか。

●綾波レイ
 クローンであることへのコンプレックス。
 碇ゲンドウに対する、歪んだ依存。

●惣流・アスカ・ラングレー
 いわゆるマザコン。愛されなかったゆえのコンプレックス。
 常に「自分は必要とされていないのではないか?」ということに怯える。

●葛城ミサト
 いわゆるファザコン。加持への歪んだ愛がそれを暗示。

●赤木リツコ
 こちらもマザコン。完璧だった「母親」を越えようとすることに執着。
 レイだけが彼女の母親(ナオコ)の「老い」を指摘していて、
 リツコ自身がその事実に気付けていなかった悲哀を表現している。
 また、彼女は「女」であることにもコンプレックスを持っている。
 これは母親からの多大なる影響。

●洞木ヒカリ
 恋に対するコンプレックス。現代の優等生によくありがちな
 「等身大」のコンプレックスを表現。

●伊吹マヤ
 トップ集団の中にいること自体へのコンプレックス。
 彼女の場合、私生活で普遍的な部分を垣間見せているので
 コンプレックスそのものが物語から汲みとれないので、
 あくまでもこれは私のこじつけ(笑)。

●赤木ナオコ(リツコの母)
 「若さ」へのコンプレックス。
 完璧だった自分にも老いが忍び寄り、幼いレイを手にかける。
 ゲンドウと不倫関係にあることから、「科学者」としてよりも
 「女性」を大いに発揮したいという欲求が常にあったように思われる。


と、ここまで書いてきて、唯一、この視点で無敵キャラは「碇ユイ」。シンジの母親です。冬月の教え子でもあり、ゼーレとも関係が深かったため、ゲンドウから接近され、碇の名前が欲しいという彼の要求から政略結婚に近い形で婚姻、しかも、セカンドインパクトを逃れ、無事にシンジを出産しています。あの世界観で、普通ではない形とはいえ、きちんと結婚し、子供を産んで、科学者(遺伝子工学)としての才能も遺憾なく発揮し・・・・と、どこにも欠落する部分が無いはずの彼女が、「亡き人」として登場する時点で、女性の登場人物たちが、何らかの形で「欠落」している部分をもち、何らかのコンプレックスを持っていて、それがとても偏っている・・・・だから共鳴する人、ハマる人が多いんじゃないかなぁと思います。

私自身、女性なので「女としての色んな生き方見本市」みたいな感じはします。彼女たちの長所に対してはやっぱりとても個性的なので憧憬に似た気持ちを抱くのは当たり前なのですが、弱いところや嫌なところが凄く目につくんですよね。でも裏を返せば、そういう部分が自分にもあるってことで、凝縮されてキャラクターに投影されると、まるで自分のことを言われているみたいな感じで、嫌悪感を抱く・・・・こんな感じでしょうか。

レイとミサトは、男性目線から見れば、どちらも「母性」を持っているように見えますが、明らかにその成分が異なるものです。片方は感情がありませんし、片方は異常すぎるほどに感情が過多。一緒にしてしまうと、つまんないんです、物語上(笑)。

そして、リツコの存在意義ですが、コレは上記のリツコの下りと一緒にナオコの下りも読んで頂き、加えて、本編の、21、23話を改めてご覧になれば、彼女がこの物語をつないでいるキーパーソンであることがわかると思います^^ リツコは母親と二代続いて碇ゲンドウの愛人ですから、相当歪んでますし、血の濃さというか「情念」みたいなものがありますよね。「THEオンナ!!」は実は彼女なのかも(笑)。彼女のパーソナルを解く鍵はこれの他にも本編のあちこちにちりばめられていて、よく、ミサトとの比較対照として引き合いに出されますが、どっちもどっち^^ ミサトが酒をあおる一方で、リツコのニコチンとカフェインの摂取量はハンパじゃありませんから、「女」というカテゴリの中では、やっぱり彼女たちが同階層なんでしょうね。

長くなりました(;⌒▽⌒A)
持論ですが、ご参考になれば・・・・
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この回答へのお礼

なるほど~実はまだ最後まで見ていないんです(すみません)
でも、なぜ庵野監督はそんなにコンプレックスを女性キャラに託すのでしょうか?
>加持への歪んだ愛
>現代の優等生にありがちなコンプレックス
>レイだけが彼女の母親(ナオコ)の「老い」を指摘していて、
 >リツコ自身がその事実に気付けていなかった
うーんこの辺が、さっぱりわかりません。
でもレイとミサトの違いはよくわかりました。
どうもありがとうございました

お礼日時:2005/02/27 13:47

>エヴァ以前で他にアスカタイプの子ってどんな子がいるのでしょうか?


同じガイナックスアニメなら「ふしぎの海のナディア」のナディアや「超時空要塞マクロス」のリン・ミンメイなど、可愛いけどわがまま。同姓からは受けがよくないけど、男受けするというヒロイン像です。
振り回されたい願望なのかどうなのかわかんないけど、古くからある男ウケする象徴的な女性像の一つです。

あと、何年周期かで青毛のショートカットの女の子キャラが当たるという法則があります(個人的な意見)
機動戦士Zガンダムのフォウ
ふしぎの海のナディアのナディア
美少女戦士セーラームーンの水野亜美
エヴァンゲリオンの綾波
特に根拠はないけど、日本人男性にとって見た目ウケやすいのかもしれません。
大抵髪の長い女性キャラの人気が高い中、何故か青毛のショートはコンスタントにヒットしているように感じています。

この回答への補足

あれ?送信できてない・・
再び回答ありがとうございます。
機会があったら見てみたいと思います。
>あと、何年周期かで青毛のショートカットの女の子キャラが当たるという法則があります
それはブルーのショートヘア伝説ですねw

補足日時:2005/02/27 13:40
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エヴァンゲリオンが流行った時代背景を見てみると


引きこもりやDVなど心の病について
世間の関心がいっていた時期だったと記憶しています。
エヴァというアニメはこれらの心の病を上手く描写していました。
だからこそアニメファンだけではなく幅広い支持を
得ていたのでしょう。


このことを踏まえて本題ですが
エヴァの女性キャラの魅力とは
一般的に魅力的とされるところが魅力的なのではなくて
実は人間として欠落しているところが魅力的なのではないかと
私は思っています。

綾波の場合、
○自閉症
○クローンであるがゆえに自分の存在意義について悩んでいる。
○人間らしさを見せない。

アスカの場合、
○幼少時代に親から相手にされなかったため、とにかく自分をよく見せたがる。
○エヴァに乗るのも自分の才能を世に見せ付けたいから。
○あまりにもこの傾向が強いのでいったん自信をなくすと自我の崩壊にまで追い込まれる。

ミサトの場合、
○セカンドインパクト時のトラウマ。(PTSD)
○加持リョウジとの隠された恋愛など

リツコ
○母としてのあり方、女性としてのあり方を
犠牲にしても科学者としてのあり方に執着する。

どうでしょう?誰もが現代の心の病を表現していると
思いませんか?

グラフィック的な好みは置いといて
エヴァがここまで人々の注目を得るためには
どの登場人物も欠かせない要素であると思います。
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この回答へのお礼

エヴァに関してはよく世相を引き合いにしていわれますよね。
そうういったエヴァ批評をする男性たちがある程度共通認識があることに気づいたんですが
女の自分はいまいち消化しきれないところがあって…
意見としては「ふ~ん」と思うのですが
実感としてわからないのです。
上げていただいた例も、なぜそこまで、
世のおたく気質の男性が熱狂的に好きになることに結びつくのか、というのが気になります。
現代の普遍的な心の闇というより、(おたく男性)の心の闇なのではないでしょうか?

お礼日時:2005/02/27 00:03

綾波 …当方には、良さがよくわかりません。

病的な所がいいのか?守ってやりたいという感じなのでしょうか。
アスカ…同世代的な恋愛像。ちょっとわがままな学年のアイドル。古典的なアイドル像。
ヒカリ…クラスに1人はいそうな平凡な女の子。
ミサト…綺麗な隣のお姉さん。憧れの対象。
リツコ…知的で少し危ない雰囲気を持つ大人の女性。
マヤ …清楚な雰囲気を持つ健康的な女性像。

というように、これだけ象徴的な分け方をしたら、大体誰か好みのタイプがある訳ですよ。
だからどうだとかは思わないけど、アニメでこれだけ徹底したバリエーションを意図的に見せたのはエヴァくらいだから、アニメしかみないような人達には受けているのかもしれませんね。

この回答への補足

どうもありがとうございます
エヴァの質問ですからもっと理論的にくるのかなぁと思ったのですが(もちろんそういうのも大歓迎です)
こういう普通の視聴者としての感覚ってすごく参考になります。

綾波は庇護欲を喚起させると聞きました。
はまる人ははまってさっぱりな人は?というキャラなんでしょうかね・・。
あとアスカが古典的なアイドルタイプっていうのが自分的にすごく意外だったんですよね。
オタクさんにとっての普遍キャラキャラって綾波とかの「壊れやすい女の子」か、受け売りで巣すが宮崎アニメのような母性+少女性のキャラと思っていたので。
エヴァ以前で他にアスカタイプの子ってどんな子がいるのでしょうか?

補足日時:2005/02/26 23:47
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