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日本アニメについて質問です。
日本アニメはあくまで日本をメインで活動しており、
日本で沢山宣伝したり、色々なメディアを展開しており、
海外はあくまでついで的な要素が強いですよね。
ですが、海外で一番のアニメ配信サイト、クランチロールでは登録者は5000万人以上いるそうです。
中国を含めたら、もっと多いと思います。
これを聞いて驚きました。
それでも、日本でメインで活動しているのは、日本の市場の方が大きい(利益が入る)からなのでしょうか??
何か思いつく理由があれば是非教えてください。

A 回答 (4件)

田舎で細々と約30年ほどアニメーターをしています。


キャラ・メカ等各種デザイン・美術設定等の各種設定・作画監督・原画・コンテ・演出・監督なんかやってます。
他のスタジオの仕事も山ほどやってますのでフリーと勘違いされますが東京の某大手スタジオの社員アニメーターです。

アニメに対する認識が日本と海外とでは違い過ぎるので
海外を意識してとか言われたら99.9%意識して作ってはいません。
と言うか最初から考えていないといった方が正しいかもしれません。
日本国内で売れればそれでいいかなという考えの方が強いと感じます。
本気で売り込むならに売り込む国に対して
事前に徹底的に調査して検閲に引っ掛からない様にすべきかなと感じます。
製作委員会が海外に売り込みはしますが基本売れません。
海外のTV放送はスカパーのようなチャンネルもしくは
番組単位でお金を払って視聴することが多いので
日本のアニメを流しても視聴料が取れないのも理由かなと。

報道されてるかはわかりませんが国連から何回だったか
日本のアニメは児童ポルノ認定を受けているのも要因です。
なので年齢制限も厳しくなります。

海外のアニメの認識はあくまで子供が観る物であって大人が観る物ではないという認識であり、教育・道徳・常識・礼節等を
教える作品が主流になっているので
欧米とかだとアニメ映画観に行くって言ったら「家族と行くの」みたいな反応です。
日本で言うと小学3,4年位でアニメからは完全卒業して全く観なくなる人が圧倒的に多いです。
結婚し子供が出来たら小さいうちは一緒に観る程度で子供がアニメを卒業する年齢になったら全く観なくなります。
もちろん卒業できずに主に日本アニメを観ている人もいますがそれは極少数です。
世界的規模でみればそれなりの人数がいますが、現状殆どが中国・韓国でそれ以外の国は割合からすれば少ないと感じます。

放送する国毎に違いますが非常に厳しい検閲があるので日本のアニメ・特に深夜アニメはここで弾かれます。
日本のアニメは暴力的・ラブライブやアイカツ等はライブ衣装が性的にみられる。
小・中学生位の子供が平気で戦場に出向き理由はどうあれ簡単に人を殺したりする。
悪人が偽善者ぶって悪人らしい人や組織などと戦う等々子供向きではない。
宗教関連や思想・理念といった物も検閲に引っ掛かります。
こういった感じの作品が検閲で引っかかるらしいですが細かい基準は正直分かりませんのでなんとも言えません。
NARUTO・ワンピース等は国によっては放送されていますが血や過剰な暴力シーンはカット又は大幅修正
ポケモンも自然に暮らしてるポケモンを無理矢理捕まえて戦わせるのが
倫理観の違いと野蛮だからダメという国もありますし
国によってはハイジがダメで赤毛のアンがOKという本当に良く分からないです。
ディズニー(ピクサー)とかでも作品内容によってはNGになる場合があります。

日本のアニメは世界一とかアニメ大国日本なんて誰が言ってるのか知りませんが
海外での(中国・韓国除く)日本のアニメの知名度は極一部の日本でいうオタクの人が知っているだけです。
海外は留学する人が多いので留学先で日本のアニメの影響を受ける人は多いですが
前述しましたその極一部の分母が世界でみると大きいので知名度があると勘違いしているだけです。
例外的にハリウッド等で実写・VFX・アニメ等を制作している
映像クリエイターの方は日本のアニメを観ている事が多いです。
ただ、殆どの場合、話やキャラを観ている訳ではなく
日本の謎のアニメ技術を知ってそれを何らなかの形で
作品に取り込もうとしていますが、特殊すぎて難しいと
友達のイギリス人が言ってました。

アニメ世界一はとなると
世界的に厳しい検閲をパスして展開しているディスニー(ピクサー)・ドリームワークスになるでしょう。

クランチロールも無料会員がメインで1億人でしたっけかですが有料会員は400万人位です。
比較するにはちょっと違うかもしれませんが
日本国内だけで展開しているアニマックスという有料放送局の
加入者数が863万世帯ですので
展開している国・地域の数から考えると有料会員は少ないなと。
お金払ってまで日本のアニメは観る価値はないけど
無料ならって感じです。

1993~5年位から3,4年位は本当の意味での日本アニメが世界で
日本で納品拒否を食らうとか監督と各種デザイン・設定・絵コンテ以外全部主に韓国発注のフィルム納品で
とても売るレベルでは無い作品でも爆売れしアニメ業界が滅茶苦茶が儲かった時期があり
アメリカを中心に世界展開しましたがブームはあっという間に終わり残ったのは借金だけで
中小スタジオは潰れるか合併するかで大手でもかなりやばい状態でした。
個人的にはここがジャパニメーションとやらのブームの最初で最後だと思っています。
これに懲りてるから海外視聴者は気にしない様にしているとも言えます。

但し、
日本が自慢して??作っている大人が鑑賞できるアニメ??は(エログロ・暴力等)が観たいなら
どの国・地域でも断然実写です。
シリアスでもエログロ・日常恋愛的な作品等々が見たいなら映画や実写ドラマでいくらもやっているので
わざわざ厳しい検閲を超えてまでアニメでやらなくても良いというのが
海外というか普通に考えれば大人の思考になります。

余談ですが
クールジャパンとか意味不明な事展開してますが
アニメ業界には何の恩恵も無く
実態は中国がメインの顧客でその他の国は少数でやる前から失敗してます。
(文化庁・文科省・通産省辺りの官僚と一部企業は色々と儲かってるらしいですが)

以上、参考になれば幸いです。
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日本のアニメが日本向けでしか作らないのは「そのほうが確実に儲けが期待できる」からです。



日本のアニメは非常に特殊な儲け方をします。実はCDなんかもそうだったのですが、これはipodなどや音楽配信と言う外来のシステムが日本国内の金儲けシステムをぶっ壊していきました。
 
いまCDの売上で残っているのはAKBなどの握手会商法だけで、これは日本でしかやってない方法です。

アニメも同様な金儲けの方法があり、それは
・利益を出せる企業が参加し利益分配する委員会方式
・委員会に参加した企業が一丸となって宣伝をするゴリ押し方式
・利益の邪魔になるコストを絞るために、徹底的にアニメーターなどの製作費を絞るやり方
をいいます。

このやり方は外国では通用しないので、外国企業を入れたり、外国の供給先やグッズ販売を含めたアニメ企画をしたくない、と言うのが本音で、日本国内で利益は充分に回収でき、その上で外国に売ってリスクなしでさらに利益が得られるようになってきた、というのが今の状態です。

だから日本のアニメは、非常に日本的で諸外国を意識しないものになっているわけで、皮肉なことに#2さんが説明しているように、そういう欧米的な要素が完全に排除された日本アニメに世界中の人たちが夢中になっているわけです。
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日本アニメは昔から今に至るまで、100%近くの作品が、日本市場しか意識されてないです。


その前提ありきで、海外にも受けるというオマケが付いてきた。(元々は日本製アニメの海外使用料が異常に安かったことで放送されるようになったらしい。)登録者は5000万人だろうとそれもあくまで副産物。

その感じで海外人気もずっと続いているので、今更「日本向け」を変える理由は無いし、必要も無いです。もっと言うなら日本アニメ界に海外向け作品を作るセンスもノウハウも無いです。日本の市場規模の問題ではないです。それなら海外の方が当たればよほど大きい。
日本アニメはいわば「閉じられた世界」。そこが世界に類を見ないものとなり、代わりとなれるものが無い人気を得ているのです。

中国や韓国といった東アジアは基本的に日本と近い文化圏なので、欧米での日本アニメが所謂「限られたオタク」中心の人気である一方、より幅広い層を獲得出来る可能性があります。
結局この辺の国も、「日本向け」に作れば需要を獲得出来てしまうので、国に合わせてローカライズする必要無いのでしょう。

大体、ヨーロッパや日本のような独特の文化圏の国は、アメリカのようにグローバリズムや「人種や国を超えて通用する多数派の論理」で勝負する理由無いです。そんなことしたら、より人口や経済の大きい国に勝てないのわかってます。
ヨーロッパはヨーロッパの為に、日本は日本の為に、文化を作り、守っていくことが、結局「世界に勝てる」手段なのです。
日本アニメも結局はそういうことです。世界戦略とか考えて物作りしちゃダメです。(世界戦略を考えていいのは、営業だけ。)
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日本の市場が大きいか・・・・・・。


実は大きくないと思ってるんですけどね。
アニメ製作会社のその殆どが、実際は自転車操業で、恒常的な利益が得られるような構造にはなっていないと思います。

例えば、あるアニメが作られて1クール放映される。続編が製作されるか否か、ってのは、幅があるんですが、一説には円盤が500枚〜5,000枚、売れたら、って言われている模様です。
日本の人口に比して500枚〜5,000枚が売れる、ってのは言い換えると実はオタク市場規模ってのは言われている程大きくない、って事ですよね。
オタクって市場に実はあんま貢献してないんじゃないか。撮り鉄、って言葉がありますが、電車ファンはJRの売上に大して貢献してない、ってのと似てますよね。
まぁ、今後、海外の方が市場として美味しそう、って言った場合、最初から海外向けを製作する、そっちに方向転換する、って事はあり得ますが、音楽なんかでもそうなんですが、やっぱ言語の問題が一番大きい、つまり「いろいろとそっちを調整する方がコストがかかる」となるのなら、そうそうそう言うビジネスには変えないでしょうねぇ。
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