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イスラム教のことについて調べていたのですが、
ムハンマドが神から啓示を受けたシーンにおいて、
一部わからない点があったので質問させてください。

ムハンマドは定期的に洞窟で祈りを行っていたそうですが、40歳のときに、
「天使ガブリエルの訪問を受け、神からの最初の啓示を受けた」
とあります。

定期的に洞窟で祈りを行っていたという点は理解できますが、
「天使ガブリエルの訪問を受け、神からの最初の啓示を受けた」
この点が現代に住む私にはよく理解できません。

天使ガブリエルは人間では無いんですよね?
天使とありますが、当時は天使がいたのでしょうか?
また、どのように神からの啓示を受け取ったのですか?

A 回答 (4件)

ハディースのイスラーム伝承集成を読んでいないのですが、「天使ガブリエルの訪問を受け」に類似する翻訳部分があるのでしょうか。



……ついに、ヒラーの洞窟に籠っている時に、真理が訪れました。
天使が彼(ムハンマド)を訪れ、「読みなさい!」と言いました。
彼は「私は読む者ではありません」と答えました。彼[ムハンマド]はこう語っています―すると、彼[天使]は私[ムハンマド]を捕らえ、私が力尽きるまで締めつけました。そして私を放つと、「読みなさい!」と言いました。私は「私は読む者ではありません」と答えました。すると、彼は再び私を捕らえ、私が力尽きるまで締めつけました。
そして私を放つと、「読みなさい!」と言いました。私は「私は読む者ではありません」と答えました。
すると、彼は三度目に私を捕らえ、私が力尽きるまで締めつけました。そして私を放つと、「読みなさい!創造なされたあなたの主の御名によって、かれは人間を凝血から創造なされた。読みなさい!あなたの主はもっとも尊いお方」[凝血章1–3 節]と言いました。
[アーイシャは言いました。]これを覚えて、アッラーの使徒は心臓が早鐘のように打つ中を家に戻りました。(42–43 頁)

これだけでは、天使が人間なのか、人間なのか、特別の人間なのか、分かりません。 天使の訳語からすれば、天の使いという属性をもつこと以外にはその他の属性は推定できません。

アーイシャが伝えるところでは、
ハーリス・イブン・ヒシャームがアッラーの使徒に次のように尋ねました
―「アッラーの使徒よ、どのようにあなたに啓示が来るのでしょうか」。
彼[ムハンマド]は答えました─時に、[啓示は]激しい鈴の音のように私にやってきます。これが私にとってもっとも厳しいものです。啓示として言われたことを私が知覚すると、それは終わります。時には、天使が人間の姿で現れ、私はそれを知覚します。(424 頁)

上記の文は、ムハンマドの妻のアーイシャは、ムハンマドにとって「声とムハンマド締め付ける感覚」であったということのように感じていたものが天使であると思っていたようです。
実在の訪問者ではなく、あくまでムハンマドの心性・感覚においての啓示なのでしょう。

そのような理解をムハンマドもしていて、妻のアーイシャもそれを受け入れ、ハディースもそのように記述しているのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ムハンマドの内面で生じた出来事ということですかね
ありがとうございました

お礼日時:2021/07/09 09:43

ムハンマドはエセ宗教エセ預言者、勝手に聖書の話を捏造、中東一帯は殺し合いが絶えない、ガブリエルは天使、聖書は選民ユダヤ人の歴史、ア

ラブ人が入る余地はない、
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2021/07/09 09:43

おそらく洞窟で「金縛り」状態になってパニックに陥っていた。


その時の体験を、後付けで理論化・体系化したものが「神の啓示」ということに発展していったと推定いたします。

「金縛り」の原因は完全には解明されていませんが、ヒトは通常ノンレム睡眠(脳は深い眠りに入るが、体は寝返りなど比較的よく動く)から入り、数回のレム睡眠(脳は覚醒レベルに近く夢も見ているが、体はほとんど動かない状態)を経て覚醒します。
「金縛り」は、レム睡眠時に起きますが、ノンレム睡眠から入らずに、いきなりレム睡眠に入ったときに起きやすいと言われています。

現代脳科学の観点からみれば、宗教にとっては味も素っ気もない話になりますが、神は多くの人の心に存在しています。
ムハンマドは敬虔な一神教の教徒でした。金縛り中に天使ガブリエルの降臨を受け、その不思議な体験をイスラム教の教義に発展させていったということでしょう。
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この回答へのお礼

居眠りをしていたらレム睡眠時に金縛りにあった
それを神の啓示として認識して、
後々体系化していったということでしょうか
そう考えるのが自然ですよね
ありがとうございました

お礼日時:2021/07/05 10:10

アラビア語では天使ジブリールですね。



「当時は天使がいた」、というより、その時のムハンマドはキリスト教徒ですから、天使の存在を信じています。

ムハンマドは洞窟で、突然体中に締め付けを感じ、苦痛の中で幻覚を見、現調を聞いたのだ思います。
突然心筋梗塞のような症状になったか、酸欠で呼吸困難に陥ったのかもしれません。

しかし、それをムハンマドは天使だとは思っていません。
悪霊に憑かれたのかと怯えきって家に帰りました。

「天使ジブリールから神の啓示を聞いたのだ」と確信したのは、最初の経験からずっと後のことです。

天使がいるかいないかについては、その存在を信じる人にはいるし、信じない人のはいません。
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この回答へのお礼

現代科学の観点から見れば、
具合が悪くなって幻聴、幻覚を見たことが、
神の啓示に繋がったと考えるのが自然でしょうか
ありがとうございました

お礼日時:2021/07/05 10:09

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