アインシュタイン氏はアスペルガーだったのでは無いかと言われる事が多々ありますが、もしそうなのであれば

アインシュタイン氏はアスペルガーだったのでは無いかと言われる事が多々ありますが、もしそうなのであれば何故彼は健常者として生き、あれ程偉大な業績を残す事ができたのでしょうか？
当時から発達障害の診断はあったかと思われますが、本当に障害であったならナチス政権下ではユダヤ人である事を加えて即刻消されていたと思います。
当時は幸運な事にアスペルガーに関するに認知度が高くなかったからバレずに済んだという事なのでしょうか？

No.4 回答者： Bunbuk803 回答日時： 2021/07/12 22:42

この質問は、質問者が、自身にアスペルガーの心配があり、過去の有名な人に同じ境遇の『ような』人が居たので、それと同じようにしようとしたら、なにかできることがあるのか、ということでしょうか。

私の経験から言わせてもらえば、こうだと思います。

・過去のあなたの境遇は、残念でした。
・今とこれからの環境は、がんばって下さい

人間の脳は、生まれて数年の間に成長します。
脳に何か問題があったとしても、その問題に適切に対応して、やることをすれば問題は顕在化しません。
問題を問題と考えず、問題だろうがそうでなかろうが、適切に対応するのが、欧米のすぐれた人の対応です。
それをしないのが一般人で、アスペルガーだろうが自閉症だろうが、問題が顕在化したときには手遅れなんだと思います。

もう３０年近く前にウチの子が生まれたときに教えられたことで言えば、日本の脳科学は、たとえば、脳の物理的な損傷が原因で起きると当時わかっていた『自閉症』に対し、日本の医者は平気で『自閉症は親の愛情が足りないため』ということがあります。

その過去に対して、今日の日本の医者から過去の反省の言葉を聞いたことはありません。

ちなみに、自閉症の可能性があり、日本で『精神薄弱』の障害者手帳をもらったウチの子は、今は英語、日本語、フランス語を自由に操り、医歯薬バイオ系と工学系で東大・京大系と比肩する大学で、サラリーマンには負いきれない学費・生活費を返さなくていい奨学金や研究スポンサーからの報酬でまかない、活き活き研究者をしています。

No.3 回答者： aouze_ya 回答日時： 2021/07/12 22:41

＞ 当時から発達障害の診断はあったかと思われますが、

No.1の回答にあるように、そのような診断は当時ないです。
20世紀初頭ならば、精神分裂と躁鬱病しかないです。　うつ病もないです。
自閉症でも言い出されたのが1950年頃で、一般的認識になるのは70年代です。発達障害やアスペルガーは80年代以降です。

＞ 本当に障害であったならナチス政権下ではユダヤ人である事を加えて即刻消されていたと思います。

ナチスは、社会的にまともに働く見込みのないものとして、常習犯罪者、重度の精神分裂、てんかん、治癒不能な病人、身体障害者（極度の近視を含む）、気に入らない人々を排除しようとしたのです。　わずかなデータを元に結構、感覚的な判断を下しているので、統一的で客観的妥当性は問題ではないです。　ガンガンと指示命令して、反抗せず､手を焼かせることなく働くのならば、殺害はしないでしょう。

精神障害とか、社会生活上の障害というのは、その判定の基準で、結構変わります。　優生思想だけで判別しようとしたら、逆に問題が起きてしまいます。　自分自身や身内が不良となってしまう危険のあること、有能な人材が不良となってしまう危険のあることはしません。
例：エクスナー夫人はヒトラーお気に入りの調理人であったが、ボルマンの調査によってユダヤ系の血が入っていたことが発覚し、ヒトラーは彼女を解雇する代わりに彼女と家族に「名誉アーリア人」待遇を与えた。また、ナチス政権下で、「名誉アーリア人」として航空省次官となったエアハルト・ミルヒの父親はユダヤ人であったという説がある。 近親者や有能な部下の50人の血統を遺伝子的に調べ始めたら、大変な事態になって、関係者は戦々恐々となってしまうので、やれないです。　ヒットラー自身も、精神的に健康で全く障害もなく身体表現性障害もないということではなかったようです。

アインシュタインは1932年にアメリカに渡ってから、もうドイツに戻ることはなかったので、ヒトラー内閣が発足した1933年には、アインシュタインをとらえ殺すのはムリです。　T4作戦は1939年からのですし。

＞ アインシュタイン氏はアスペルガーだったのでは無いかと言われる事が多々ありますが、

実態など分からないですが、とても優秀な人だったので、あれこれの面で｢常識的凡人｣とは違っていて当然のように思います。　
なお、アスペルガー症候群に分類されるケースでも、表情や他人の意図を読み取ることに不自由のない人もいますし、コミュに大きな障害のない人もいます。　現在では、アスペルガー症候群という診断名も消えて、自閉症スペクトラム障害の重症の事例の一種扱いです。　
｢○○障害、▼▼症候群などが、明確に判定できて、その基準が何十年間も有効だ｣などということそのものがないのでしょう。

No.2 回答者： けこい 回答日時： 2021/07/12 07:28

「もしそうであったら」

この部分が質問者さんの勝手な推測のため言い様はありません
好きに想像して下さい

No.1 回答者： dogday 回答日時： 2021/07/12 07:18

近代医学（特に精神医学領域）は二度の大戦で培われたので20世紀に入ってからなのです。

アスペルガー症候群は小児科医ハンス・アスペルガーが1944年に自閉症の概念を発見したことに由来し、アスペルガー症候群が命名されたのは1980年代にはいってから。

アインシュタインは1879年の19世紀生まれであり、ハンス・アスペルガーが生まれる前ですので、
認知度が低いどころか、当時の医療は発達障害の概念はあっても、アスペルガー症候群も自閉症も地球上に存在が確認されていませんので、診断されません。