プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

司馬遼太郎が井上ひさしと対談している際の話題を基にします。
なお、私はその内容を少し曲解していることをご了承ください。

例えば、「薬」を発音する際、
関西人は、KUSURIと母音をはっきりと発音し、「薬」が重く聞こえる。
一方、東京では、KuSuRiと母音を弱く発音し、「薬」が軽く聞こえる。(KSRと発音するように)

質問は、東京では、母音の発音が弱く感じますか?

A 回答 (3件)

東京を含め東日本では,前後の音やアクセントにより母音が無声化したり消失したりすることが多いです。


ちなみに「無声化」というのは本来声帯の振動を伴う「有声音」である子音が,無声子音のように声帯の振動を伴わずに発音されることです。
こういう変化はよく知られているのですが,日本語音声学の教科書などでは無声化は述べてあっても消失についてはあまり書いてないように思います。

「です」「ます」などの語尾の「す」でも同様のことが起こります。これらの後の母音がしっかり発音されていると「西の方の人かな」などと思います。

声優の発声を聞いていると「です」「ます」の母音をはっきり発音している人が多いなと感じます。そう訓練されるのでしょうか。一方アナウンサーでは母音が消失するケースが多いと思います。
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この回答へのお礼

早速のご解答ありがとうございます。
<東京を含め東日本では,前後の音やアクセントにより母音が無声化したり消失したりすることが多いです。>
<これらの後の母音がしっかり発音されていると「西の方の人かな」などと思います。>
声が商売の<声優>と<アナウンサー>とにも違いがあるのですか。

お礼日時:2021/07/13 11:40

> 声が商売の<声優>と<アナウンサー>とにも違いがあるのですか。



ええ,意外なんですが私の観察したところではそうです。必ず,というわけではありませんが。

他にも違うことが多いものとしてたとえば「二十世紀」などの「十」の読み方で
アナウンサー:にじっせいき
声優:にじゅっせいき
などもあり,発声のプロでも共通でない部分があるようですね。

なお,前回書き間違えてしまったので訂正します。

誤:本来声帯の振動を伴う「有声音」である子音が
正:本来声帯の振動を伴う「有声音」である母音が
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。
私の中身の乏しい頭で考えたことは、商売・職業の違いがどのように影響しているのか、です。
アナウンサーは、聞き手に明瞭に内容を伝えねばならない。
一方、声優は、聞き手に感情を伝えなければならない。
そこの違いが、発声に影響を及ぼしているのかな、と考えています。愚考ですので、笑わないで下さい。

お礼日時:2021/07/14 17:36

アクセントの問題のようです。

関西では「くすり」低高低ですが、関東(共通語)では、くすり「低高高」のように発音しますから。子音・母音に関係ありません。高い音は目立ちますから。特に最後の「り」が高いと印象が違ってくるかも知れません。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<アクセントの問題>ですね。
関西では<低高低>
関東では<低高高>で、
<高い音は目立ちますから>なのですね。

お礼日時:2021/07/12 21:35

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