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ツァイスレンズのメンテナンスですが
サービスセンター曰くコーティングがデリケートなのでなるべく拭かない方が良いとことですが
普通にセーヌ革などで拭いても拭き傷が
つくのでしょうか?
普段はニコン(二コール)を使用して普通にセーヌ革
で拭いているのですがこんな感じで取り扱っては
いけないのでしょうか?

必要以上に拭くのが悪いのはわかっていますが
汚れていたらブロアーで噴いてセーヌでふき取っています。

すいませんが教えてください。

A 回答 (3件)

空気中には目に見えないサイズのたくさんのホコリが存在しています。


ホコリの一種として、火山の噴出物起源のもの(つまり火山灰)があります。
その中には多くの石英が含まれています。

ガラスのモース硬度(硬さ)は5.5であるのに対して、石英は7です。
(ダイアモンドを10として、数字が大きいほど硬いことを示します)
また、一部のレンズに使用されるホタル石は硬度4です。
レンズを拭くと、拭き布やレンズ表面に付着した石英が、レンズを傷つけてしまいます。
ですから、レンズはなるべく拭かないほうが良いのです。

あと、セーヌ革ではなくセーム革です。
シカやヤギ・羊などの皮を油でなめして作ります。
以前はメガネやカメラレンズを拭くのに良く用いられましたが、実はレンズを拭くのにはあまり適しません。
使っていく間にどんどんホコリを吸い込んでいくことと、革が手指の油などで汚染された場合、レンズの油膜を完全にふき取ることができなくなります。
同様にマイクロファイバー製のメガネ拭きなども、あまりレンズに良くありません。

どうしても拭きたい場合は、イソプロピルアルコールなどのアルコール系クリーナー液をつけて、一枚づつ使い捨てになっている紙(不織布)製のレンズ拭きを使用するのが一番安全です。
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この回答へのお礼

参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/17 09:18

サービスセンターは特にツアイスというわけではなく、一般論としてアドバイスされたのだと思います。



参照URLの「写真を趣味にしてみませんか?」が参考になると思います。

前玉レンズメンテの定石としては以下の流れになると思います。
・チリ、ホコリの少ない場所で作業を行う。
・ブロアー(スプレー式の方がベッター)でホコリを吹き飛ばす。
・軽い汚れは、柔らかいガーゼで軽く拭く。
・頑固な汚れは揮発性の良いエチルアルコールを含ませた綿棒で拭く。
 綿棒は汚れたら次の綿棒に換える。結構、慣れが必要です。

セーム皮は眼鏡レンズの油汚れをふき取るのに適していますが、カメラのレンズ拭きには適していないと思います。
また、品質も色々あります。

プロテクトフィルターを常用して、フィルターを拭くという手もありますが、既にご存知でしょう。

後玉は汚さないのが一番ですね。

参考URL:http://aotomo.net/index.html
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この回答へのお礼

参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/17 09:17

汚れの種類によって拭き取る、素材を変えるのがいいですよ、それと使い捨てにしていつも新鮮な物を使うのがいいでしょう。



セーム革などの場合、新しいうちは硬く、使いこんでいくうちに柔らかくなりますが、それと同時にホコリや汚れを取りこんでしまっていますから

それでレンズ表面をこすってしまうと、汚れを更に追加したり塗り伸ばしたり、傷を付けたり広げたりと弊害のほうが多くなります。

汚れが油脂などの場合は無水エタノールをつけた、レンズ用のクリーニングペーパーなどを使って汚れを取り除きます。

それでも慣れないうちは、清掃のつもりが汚れの拡大や傷を付けてしまうことになりますので、サービスなどに行って作業を見たり、手ほどきを受けて、出きれば安物レンズで練習してから、清掃に取りかかってください。
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この回答へのお礼

参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/17 09:18

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