アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

世界史を勉強している高校生です。アラブ連盟が結成された際、イランは加盟していませんでしたがその理由はいらんがイスラム系だからということであっているでしょうか?また、イスラム系をアラブ系の違いについて教えていただきたいです。

A 回答 (4件)

>イスラム系をアラブ系の違いについて


No.1さんの回答にもあるとおり
イスラム系は宗教、アラブ系は民族・言語なので、比較の対象にならない。

>アラブ連盟が結成された際、イランは加盟していませんでしたが
アラブ連盟はアラブ人国家の連盟。ペルシャ人国家であるイランには加盟する資格も無ければ、理由も無い。

加えて、ほとんどの日本人にとって「イスラム教」の一括りなのかもしれないけど、イスラム教にも複数の宗派があり、アラブ系国家にはイスラム最大宗派であるスンナ(スンニ)派が主導する国家で、イランはシーア派の高位聖職者が国家指導者になっている宗教国家と、イスラム教内の立ち位置も違う。

キリスト教もカトリックとプロテスタントの対立があったり、日本でも東西の本願寺が内戦レベルの対立をした歴史があるように、同じ”神”を信仰していても、教義の解釈の違い、利害の対立が、戦争の理由になることは歴史が証明している。
    • good
    • 0

>イランがイスラム系だから



違います。イラン人がペルシャ系だからです。
世界史を深く追求したいなら、民族と宗教をきちんと把握することです。

さて、イランも当然ながらイスラム教国で、アラブというのもイスラム教国です。ところがイランはアラブ連盟には入れない、それはイラン人がかつてアラブ社会を支配下ペルシャ帝国の末裔だからです。

で「アラブ」というのは「アラビア語を話す様々な民族の総称=アラビア語を話すのでほとんどがイスラム教徒」ということになります。

イスラム教の聖典であるコーラン(クルアーン)はアラビア語で表記する決まりなのでイランでもインドネシアでもアラビア語ですが、イラン人はアラビア語ではなくペルシャ語を話す人々です。

で「単に言葉が違うからアラブ連盟に入れなかった」ということでもなく、実は『民族が異なると同じ宗教でも宗派が異なる』というのが重要な要素です。これとっても大事

イスラム教には2大宗派と小数宗派があり、アラブ人が信仰しているのはスンニ派と呼ばれる宗派で、イランはシーア派と呼ばれる宗派です。イランはペルシャ人でシーア派が主流なので、スンニ派が主流のアラブ連盟には入れなかったのです。

蛇足
ちなみに、ヨーロッパにもキリスト教の宗派があります。
・カソリック 古代ローマの範囲(今のロマンス語地域とイギリス)
・プロテスタント 主に古代ローマの範囲に入らなかったゲルマン部族の地域(ドイツや北欧)
・正教会 ギリシャを含むバルカン半島から東欧

フランスとドイツの仲が悪いのは、カソリック対プロテスタントと言う構図もあったからで、東欧がギリシャ文字から発展したキリル文字を使うのも「ギリシャ文字の聖書が伝来したから」です。

世界史を知るには、こういう「民族と民族の宗教」を知らないと意味がわからか無いことが多々あります。
    • good
    • 1

なんか、地域や民族が近いから仲がよいはずだ、なんて考えていませんか?



日本と、韓国と、北朝鮮と、中国と、さらには最も国境が近い隣国ロシアと、仲がよかったり○○連盟なんて作っていますか?
    • good
    • 0

イスラムは宗教を基準にした枠


アラブ系は、民族・言語を基準にした枠

対象が全く異なるんです

『いらんがイスラム系だから』 <-ちがう
民族・言語・文化として、アラブではないから
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!