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O2+,O2,O2−,O22−の中で常磁性がないのがO22−である理由が分かりません。
常磁性かを見分けるには、不対電子があるかないなかで判断するらしいのですが、いまいち分かりません。

A 回答 (2件)

>不対電子があるかないなかで判断するらしいのですが、


であれば、O2+とO2-は電子が奇数なので不対電子があるに決まっていますよね?
O2に関しては基底状態が三重項であり、2個の不対電子を持っていることは習っているんじゃないですか。であれば、それに2個の電子を加えれば、その不対電子が電子対になり、常磁性ではなくなります。それがO22-。
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この回答へのお礼

めちゃくちゃ分かりやすかったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2021/08/02 17:26

常磁性は不対電子の磁気的スピンに由来します。


酸素に常磁性があるのは、不対電子軌道が2つあるからです。SOMOと
いいます。
O2+のSOMO  空軌道 ↑   ↑は電子のスピン1/2 合計1/2
O2のSOMO   ↑  ↑   ↑は電子のスピン1/2 合計1
O2-のSOMO  ⇅    ↑   ↑は電子のスピン1/2 合計1/2
⇅は電子対でスピンは0
O22-のSOMO  ⇅    ⇅   ⇅は電子対でスピンは0 合計0

電子の詰まり方は、パウリの禁制から空軌道2つあれば、不対電子軌道を
優先します。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2021/08/02 17:26

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