アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

液体を加熱して温度を高くすると蒸気圧は大きくなるが、液体の蒸気圧が外圧(空気中では大気圧)に等しくなると、液体の内部からも蒸気(気泡)が発生し、液体は激しく蒸発しはじめる(沸騰)。

ここで、内部からも蒸気が発生することについてなんですが、大気と接してもいない液体内部がどうして蒸発を始めるのでしょうか?ちょっと変な言い方かもしれませんが、大気に接していない液体の内部は、大気圧が液体の蒸気圧と比べてどのくらいの大きさかを知ることはできないはずです。

にもかかわらず、蒸気圧と大気圧が等しくなったことをあたかも知っているかのように、液体の内部が蒸発を始めるのはなぜなんでしょうか?

A 回答 (1件)

 あなたが一行目に書いてある通り、液体の蒸気圧が「外圧」に等しくなると沸騰します。


 では、液体の中の「外圧」とは何でしょうか?
 外圧が大気圧なのは、あなたも書いたとおり「空気中では」です。液体の中と言う条件の時点で外圧=大気圧とは言えなくなってしまうわけです。
 故に、液体内の外圧は、大気圧+周りの液体による圧力になるわけです。とは言え、よほど巨大な容器を使って精密な測定をするのでない限り、周りの液体による圧力は大気圧に比べ非常に微々たる物で、無視できる大きさです。だから、「ほぼ」大気圧で沸騰を始めるのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、液体による圧力は無視できるわけですね。納得しました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/04 15:04

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!