プロが教えるわが家の防犯対策術!

すみません
勉強途上のものですが
教えてください。


<命式>
年 壬子癸 食神 傷官 死
月 辛亥壬 劫財 食神 病
日 庚午丁    正官 沐浴
時 戊子癸 偏印 傷官 死

身弱

(1)子(時柱)→午(日柱)←子(年柱)っていう形で
沖が発生している場合って
よくないのは分かるのですが
どの程度の凶意があるのでしょうか、、、、
とっても不安です。

(2)日柱蔵干(丁)が月柱蔵干(壬)と年柱天干(壬)と
妬合しているのですが、妬合は干合とどう
違うのでしょうか?
妬合についての説明があまり本に書いてありません、、、

(3)上記の(1)と(2)の場合、
年柱と日柱、沖と干合の両方がありますが
これはどちらか解消されるのでしょうか?

すごい悪い命式に見えて仕方がありません、、、、

よろしくお願いいたします

A 回答 (1件)

>(1)子(時柱)→午(日柱)←子(年柱)っていう形で沖が発生している場合って


よくないのは分かるのですがどの程度の凶意があるのでしょうか、、、、

 時柱は子を表し、年柱は親を表します。したがって、子や親から剋される、つまり、苦労させられるといった意味を持つことになります。

 また、子午の冲は男女間のトラブルも表します。特に日支は配偶者を表しますので、配偶者との間で男女間のトラブル、夫婦縁が移ろい易い、といった意味も持ちます。

 また、冲される支は干合の根にはなりません。


>(2)日柱蔵干(丁)が月柱蔵干(壬)と年柱天干(壬)と妬合しているのですが、妬合は干合とどう違うのでしょうか?

 根のある干合は留まり、根の無い干合は一時的に結び付いても結び付きは持続せず、後に離れる意味を持ちます。

 妬合の場合、干合に根が有ろうと無かろうと、干合の結び付きを弱める働きをします。
 イメージとしては、一人の男性(または女性)を二人以上の女性(または男性)が取り合うとか、一つの財産を複数の相続人が自分のものにしようと争っているようなもので、結局、争いの目的となっている人なり財産は誰のものにもすることができない、といったイメージです。これは、命式中の干同士の関係のみならず、行運に巡って来た干との間でも同様の見方をします。

 ただ、干合は同柱または隣柱との間では見ますが、それ以上に離れている場合、つまり、年柱と日柱、年柱と時柱、月柱と時柱、などの場合には、結び付きは弱いと見て基本的に干合や妬合とは見ません。


>(3)上記の(1)と(2)の場合、年柱と日柱、沖と干合の両方がありますが
これはどちらか解消されるのでしょうか?

 干同士の関係と、支同士の関係とは別のものです。

 もっとも、支が他柱から空亡される場合、その空亡された柱全体が存在しないものと考えて推命作業をすることになります。その点では全く関係無いとも言い切れないことになります。

 ただし、命式中のいずれかの支が他柱から空亡を受けた場合でも、その空亡を受けた支と他の柱の支との間に、合や冲の関係がある場合、その空亡は解かれて空亡の働きを失うと考えられています(解空)。

 この命式の場合、日柱から月支が空亡を受けています。月柱の場合、他柱における空亡と異なり、他柱から空亡されても「半空」と言って空亡の働きは半分程度で弱いと見ます。そして、仮に他柱の支との間で合・冲・半合(別名「会」:三合の一つが欠けたもの)などの関係になる場合には、その半空も解かれると見ることになります。月柱以外の柱の場合には、半合(会)程度では解空作用は無いと考えますが、月柱の場合には空亡を受けてもその作用は元々弱いと見るので、半合(会)程度でも十分に解空すると考えるのです。

 今回のこの命式の場合には、月支を解空するものは他柱にはありませんので、行運に巡って来た支との関係で解空することがあるだけです。



 ご質問の内容に対する一応の回答は上記の通りですが、実は、私はご質問の命式の考え方のように、蔵干を一つに決めて見る見方はしていません。実態や他の占術の結果との整合性などから考えて、蔵干は全てが同時に存在するものとして判断すべきと考えています。
 蔵干の数が増えて、分析には余計に時間がかかりますが、干合や妬合などの見方は原則のままです。ただし、同柱上の蔵干同士での干合や生・剋は考えません。お暇な時にでも、一度お試しになって見て下さい。

 それから、仮に日本標準時1972年12月5日23時34分(兵庫県)出生だとした場合、
 私は、日干支は「辛未」、時干支は「戊子」、になると考えています。

 『四柱推命』にもいろいろな流派と考え方がありまして、子刻に関する考え方として、

 (1) 子刻を2つに分け、午前0時を境に日が変わり、時干支もその時から変わる、としているもの(今回のYoshickVさんが採っておられるものです)

 (2) 午前0時から日の干支は変わるが、時干支は23時から翌日の子刻のものを使うとしているもの(この考えを元にした場合、今回の命式の日干支は庚午のままですが、時干支は戊子となります)

 (3) 23時から日干支も時干支も変わるとするもの(この考えを元にした場合、今回の命式の日干支は辛未となり、時干支は戊子となります)

などがあります。

 私は、これまで観させて頂いた方々の実態と、他の占術による結果との整合性などから考えて、上気(3)説に近い考え方を採っています。「近い」とわざわざ断っているのは、厳密に言うと少し違うからです。

 また、先ほどはわざわざ「兵庫県」と生地を仮定して書きましたが、実は生地の要因も非常に重要で、同じ日本の同じ時刻に生まれても、生地が北海道根室の場合と沖縄の那覇の場合とでは、占術上で用いるべき生時が異なって来る場合があります。

 現在、有力に主張されている考え方が、日本標準時の基準となっている兵庫県明石市(東経135°)との経度差と太陽の「均時差(太陽は、地球の公転運動が楕円軌道を描いている影響で、地球の公転運動が正円軌道を描いていたと仮定した場合のその見かけ上の大きさと位置が季節によって変動しています。「均時差」とは、この地球の公転軌道が正円と仮定した場合の太陽の見かけ上の大きさ・位置と、現実の見かけ上の大きさ・位置との差から考えられる時差のことです。)」とを考慮して生時の時刻修正をすべきとするものです(ちなみに、私の考え方はこの考え方とも少し異なっていますが、生地が生時特定のための重要な要素であると言う考え自体には変わりはありません)。

 今回ご提示の命式の方がどちらでお生まれになられた方かは存じませんが、この命式の方の「つむじ」が「正中線(人を真正面から見た時に、その人の体の中心(眉間~鼻の頭~おへそなど)を通る線)」上にあれば、少なくとも子刻生まれであることは間違い無いと思われます。

 勉強、頑張って下さいね。
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この回答へのお礼

懇切丁寧に回答いただき大変ありがとうございます。
非常に参考になりました。

本当に感謝いたしております。

ありがとうございました

お礼日時:2005/03/06 20:08

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