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干し飯は使って無かったのでしょうか?米の炊飯の煙を見つけられて攻撃されると、戦記にはよく書いてあるのですが、日露戦争までは使っていたと思います。玄米と干し飯は水分含んで腐るのも同等だと思いますが。

A 回答 (2件)

干し飯は現代のアルファ化米のインスタント製品であって、製品化は戦中に軍部指示で尾西食品株式会社によって行われ、


現代でも尾西食品は防災食品や戦闘糧食の官公庁納品企業として国内トップクラスです。
リケンのふえるわかめちゃんも戦中の理化学研究所による開発品。

軍部はいかんせん現地調達主義で、弱い兵站路から断たれて戦況悪化したので、干し飯は存在していたが戦場まで補給できませんでした。
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この回答へのお礼

国内で、干し飯を作る余力が無かったってことかな?
ありがとうございます。

お礼日時:2021/08/29 07:48

干し飯というか『枯飯』(かれいい)ですね。



 中学生の頃の歴史の先生が海軍の偵察機乗りで、その時の様子をよく話てくれました。

 超長距離飛行が必要な偵察では、糧食兼非常食として枯飯を持ち込んでいたとか。『枯飯は水を入れても時間をかければ戻るが、機内では面倒くさいので固いままポリポリ食べていた』そうです。

 戦後、『コンバット』という米国の戦争ドラマが日本で放送され、Cレーション(米軍の標準糧食セット)のシチューの缶詰を食べなら『冷えたシチューなんかウンザリだ、暖かいメシが食いたいなぁ』と不平をいう場面を見て、『ビーフシチューを食って文句が言えるほどの国と戦争をやって、最初から勝てるワケがなかった』と納得したそうです。(B-29爆撃機には大量にCレーションが積まれていたそうで、『あいつら、機内食でシチューやチョコを食いながら、旅行気分で日本に爆撃に来てたんだねぇ(怒)』と言ってました。)
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