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民主主義と法の下の平等は相反するよね?
だって、殺害された被害者と同等に死刑にするには、国家しかいないよ。
でもそれを民主主義の理念に違反するとか言われたら、困らない?

A 回答 (6件)

相反しません。

何も困りません。矛盾もありません。
「民主主義」とは、国家の主権者が国民であるということです。
「法の下の平等」とは、国家が国民を平等に扱うということで、士農工商や貴族など身分階級制度を否定するということです。
主権者である国民が、国家の制度として「法の下の平等」を採用したのです。
ご指摘の通り、死刑にするのは、国家です。国が犯罪者を罰することをしないと、私刑(リンチ)が横行してしまいます。
江戸時代の「敵討ち」はリンチ制度ですが、幕藩体制の制約から、犯罪者が他の藩(地方国家に近い。アメリカの州のような)に逃げると、藩の奉行所の権限で捜査できないので、これを認めていた(免許状)面があります。
今では、国家が被害者に変わって罰を与えるから、リンチは禁止、という風に、主権者が決めたということです(報復説)。ほかにも社会防御説や犯罪者更生説もあります。
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この回答へのお礼

社会防御説や犯罪者更生説とはどのようなものですか?
回答ありがとうございます(^^♪

じゃ、殺害された被害者と同等に被告人も国家の名のもとに死刑にするべきじゃないですか?

お礼日時:2021/09/05 10:16

どの国でも死刑廃止論が一般的になっていますよね?日本は死刑制度を存続していることで諸外国から非難を受けているのではないですか?


その通りです。
死刑にならなくても一生刑務所も相当つらいとは思いますけど。
以前、ホームレスになった人が犯罪で捕まり、「牢屋なら食事があるから」っていていたことがあります、
「一生刑務所」は一生食事が保証されているということです。医療もあります。
ホームレスの方々が、みんな犯罪の道に進まないよう、祈ってます。
無期懲役の人の食事代が、我々の税金だと思うと、ある意味、腹が立ちませんか。刑務官の仕事も増えるし。
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この回答へのお礼

助かりました

私もそう思います。でもね、それを言ったら「ひどい」と言われました。
なんで凶悪犯罪を犯す奴の食費とかが税金で賄われないといけないの?と思います。死んでしまえば、賄わなくてもよいから死刑が良いと言ったのですが、正論ですよね?
死刑になりたくなければ、凶悪犯罪に手を染めなければよいだけの話ですよね?

お礼日時:2021/09/05 10:52

①「殺害された被害者と同等に被告人も国家の名のもとに死刑にするべきじゃないですか?」


実際に日本では死刑判決も死刑執行もやってますよね。
②「社会防御説や犯罪者更生説とはどのようなものですか?」
このご質問のテーマではないので簡単に。
なぜ国家は刑罰を科すのか。
「社会防御説」は、犯罪者を社会から隔離して社会を守るということです。刑務所に収監するとか。また、刑罰法規を定めることで、犯罪抑止力を期待する面もあります(実証されない面もある)。
「犯罪者更生説」は二度と犯罪を犯さないように犯罪者を教育するというものです。これは、死刑制度は当てはまらないので、死刑廃止論に結び付きます。先進国では多数派かな。
国家による代理報復説は、意味合いは薄くなっていますが、原理的・現実的には根強い理論です。被害者親族の怒りの記者会見、同情しますよね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。今、どの国でも死刑廃止論が一般的になっていますよね?日本は死刑制度を存続していることで諸外国から非難を受けているのではないですか?
死刑にならなくても一生刑務所も相当つらいとは思いますけど。

お礼日時:2021/09/05 10:36

民主主義とは、ある意味、明確な定義の無い融通無碍の理念だ。


要するに、民主主義の理念は、ヒトの数だけ存在する。
ヒトの数だけ存在する「正義」の中身と同じことだ。

ゆえに、誰かからその人の「民主主義の理念」に違反すると言われても、「私の民主主義の理念では違反しない」と反論すればそれで終わりだ。別に困ることは無い。
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この回答へのお礼

なるほど。回答ありがとうございます(^^♪
民主主義の理念は人の数ほどあるということですね?
それが、民主主義なのかもしれませんね

お礼日時:2021/09/05 09:53

何も相反しない。

民主主義の理念とは、国家の意思決定に際して国民が平等に参画するというもの。それだけです。それ以上の意味は何もない。
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この回答へのお礼

ありがとう

回答ありがとうございます(^^♪
犯罪者とは言えども、国家に不必要な者を殺していいのか?という意見があるのですが、それは民主主義とか別問題ですよね?

お礼日時:2021/09/05 09:39

政治権力(主権)が、国民にあることです。


参考までに、現代英国の主権は(議会に於ける)女王、にある、とされているので、現代英国は民主主義とは言えません。
現代米国の憲法にも、国民主権の文字はありませんので、明確には、米国も民主主義とは言えません。
日本の憲法、西欧「大陸」の各国の憲法には、「国民主権」が銘記されていますので、民主主義であるといえます。

で殺人事件?を民主主義に照らすと違反になる?
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この回答へのお礼

どう思う?

要なのは「民主主義において、犯罪者とはいえ市民の命を奪う権利を持てるのか?」ということで、独裁国家や絶対王政のように「統治者が国家であり、国民は統治者の保護の元に生かしてやっている」という認識とは異なるのです。

だから、独裁国家や絶対王政の場合「統治者に歯向かうものは犯罪者」であり、命を奪うこともできたのです。

この反省にたって出来たのが「民主主義国家」です。民主主義国家は「国家に不要と思う人間を殺していい」と言うそれまでの統治者の認識を変更し、みんな生きる権利がある、と言うことを理想としたわけです。

だから「犯罪者だからといって、国家が殺していいのか?」ということになります。もちろん他人の命を奪う犯罪者に派閥を与える必要がありますが、それは「市民権を剥奪し、自由に出歩けない状態でよいのではないか?」というのが死刑廃止国の論理で、だから「禁固300年」のような人間の寿命を超える判決がでるのです。


という意見がありました。死刑制度って、結局、国家が行うわけじゃないですか?
犯罪者といえども国家に国民を殺していいのか?という意見もありますが、被害者の命を奪った犯罪者は命を奪われた被害者と平等に国家に命を奪われるべきだと思うのです。それでこそ、法の下の平等じゃないですか?命を奪えば、奪われるのです。国家によって。

でも、民主主義は「犯罪者だからといって、国家が殺していいのか?」が理念のようですが、殺害された被害者と同等に犯罪者も国家によって命を奪われるべきです。
そこが民主主義と法の下の平等の相反するところじゃないですか?

お礼日時:2021/09/05 08:31

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