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主観と客観の由来についてお伺いします。
中国の戦国時代、各国のトップつまり主人を助けるために参謀的に役割を果たしていたのが食客という人々だと思います。もしかして、主観と客観の由来というのは、自分の信念を持っている主人の見方、つまり主観に対して、その参謀役の食客が専門的な知識を提供するところから、食客の客をとって客観的というようになったのではと思っています。それが正しいかどうか、もし正しかったらその参照元みたいのがあれば教えて頂きたいのですが。

A 回答 (3件)

主観と客観は、どちらも、江戸・明治時代の哲学者、西周が『心理学(1878年)』の中で初めて用いたとされています。


主観は英語subjectの訳語とし、元の意味は、下に投げられたものという意味のラテン語 subjectumの由来ですが、漢語としての由来は定かでありません。
客観は、英語objectの訳語とし、元の意味は、立派な容貌、外観の意で用いられていた漢語を当てたものと思われます。
いずれも、日本では明治初期に訳語として一般化したようです。
ご指摘のような故事から西周が命名したとも考えられますが、浅学にしてわかりません。
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客、というのは解字的には、


外から来た人、という意味を
持ちます。

それはともかく、社会主義などと
訳したのは日本人です。

日本人のこうした訳が無ければ
中国は、共産党宣言も書けなかった、と
言われるほどです。

同じように、客観なんてのも訳した
のは日本人である可能性があります。
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その概念は古代ギリシア(アリストテレス)にその発祥があると考えてよさそうです。


ただ、現在のように対で考えられるようになったのはカント以降で、当初は定義自体も異なっていたとのこと。

語源としては、
主観⇒「見るもの、知るもの(主体)」
客観⇒「見られるもの、知られるもの(客体)」
ということのようですが、主人と食客という対概念もまったく的外れではないかもしれない。
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