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胃摘出の手術を受けた患者が術後に絶食する理由はなんですか?

A 回答 (2件)

理由は種々有るのですが、絶食する一番の理由は開腹手術後の癒着


性腸閉塞(開腹術後イレウス)を起こす危惧があるからです、。

胃がん摘出術は、同時に残胃と十二指腸を吻合(接合)する胃再建
術を行います。

この時、残胃と接合する為に小腸は腹腔から一旦引き出され、吻合
術を行い、その後小腸は腹腔に戻されるのですが、その時点で小腸
の治まる位置は定まっておらず、腸が腸管同士や腸壁などにくっつ
き易い状態(開腹後癒着と言います。)になっており、内腔狭窄も
所々で発生しています。

上述の状態で飲食を行うと、食物などが腸内で詰まる癒着性腸閉塞
を引き起こす可能性があるからです。

数日間絶食を行っていれば、癒着性イレウスの危惧は無くなります
ので、飲食を再開しても問題は起きにくくなります。(希にかなり
の期間後に発症する事もありますが、、、。)
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https://allabout.co.jp/gm/gc/445608/

胃だけではないです。
今は盲腸は薬で散らすことが多いですが、
昔は腹痛と言えばすぐ盲腸手術だった時代がありました。

盲腸オペ後はおならが出るまで食事禁止とか聞いたことないですか?
おならが出る=腸が動いて詰まりが無い事を確認してから食事開始です。
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