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客先の電灯分電盤に主幹ELB75AT100mA感度(日東GBE108NJ F100)に分岐ELBブレーカー20AT30mA感度(パナソニックBBJS2031N)が設置されています。
ELBブレーカーの回路のフロアーコンセントに掃除機を差して使用しようとしたところ、おそらくボックス内部の配線が絶縁不良を起こしてブレーカーがおちます。
ただ、おちるブレーカーが分岐ブレーカーではなく、主幹のほうが先におちます。
(漏電表示される)
なぜ分岐側でなく主幹側がおちるのでしょうか?
わかる方がおられたら、教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

漏電の感度は、その数値以上の漏電を確認したら作動するという仕組みです。


なので、漏れている量によって遮断するスピードが変わるわけではありません。
今回の場合は主幹の100mA以上の漏電があったという事ですから、どちらが作動しても不思議では無いという事です。
単純に遮断スピードの早い方が主幹だったというだけです。
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この回答へのお礼

100mA以上あったということですね。
了解しました。
ありがとうございました。

お礼日時:2021/10/08 09:50

主幹用漏電遮断器と分岐用漏電遮断器が直列に接続されて状態に


なっています。
この系統に漏洩電流が流れますとそれぞれに組み込まれている
零相変流器に2次電流が流れます。
更に内蔵した増幅器により2次電流が増幅されて、引き外し機構が
動作して漏電遮断器がトリップ(遮断動作)します。

2次電流を増幅して引き外し機構が動作するまでの時間は機種や
メーカーにより個々の特性があります。
また、規格上は「標準機種」ですと漏洩電流が流れてから遮断する
までの時間が、0.1秒以内でトリップすれば「正常動作」とされて
います。

今回の場合、主幹用漏電遮断器の動作時間が、分岐用漏電遮断器の
動作時間より速かったためと考えられます。
また、主幹用漏電遮断器のトリップまでの時間が早いため、漏洩電流
が継続しなくなり分岐用漏電遮断器がトリップしなかったと判断され
ます。

主幹用漏電遮断器の機種のは「標準機種」の他に「時延形漏電遮断器」
があります。

この「時延形漏電遮断器」では漏洩電流が、0.1秒継続した場合に
トリップするよう増幅回路に時延動作(タイマ―機能)が組み込まれて
います。

この機種に交換しますと系統に漏洩電流が流れますと通常動作する
分岐用漏電遮断器が最初にトリップします。
このトリップにより漏洩電流が流れなくなりますので
主幹用漏電遮断器は通電を続けることができ、他の系統が停電する
ことを避けることができます。
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この回答へのお礼

時延形というのを初めて知りました。
今後、検討させていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2021/10/08 09:52

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