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前後ドラムブレーキを採用している自動車がないのはなぜですか?

A 回答 (11件中1~10件)

・放熱性が悪い


ディスクブレーキは,摩擦部分が露出していますがドラムブレーキは露出してない。
・異物がついても取れにくい
ディスクブレーキは遠心力で水や異物がついてもそれらはどこかへ飛びますが,ドラムブレーキはそうはいかない。
しかし、パーキングブレーキにはドラムブレーキの方が適しているので(ドラムブレーキの方が制動力は高いんですよ)最近はドラムインディスクブレーキといってドライブ時のブレーキはディスク,パーキングの時はドラムと使い分けてることが多いです。
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売れないから


ディスクの方が一般に良いと思われてるので、わざわざ悪いと思われてるドラムは採用しないです
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昔はありましたよ。


軽とか大衆車クラスとか。排ガス規制が始まる前の頃ですけど。
車重が増え、速度も上がってきて、放熱性が悪くフェードしやすいドラムブレーキは廃れました。感触も良くないですしね。
代わりに踏力が必要になって、サーボ付きが増えました。
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ディスクブレーキが、コストダウンされたからです。

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コントロールが難しいんです。


これはディスクと比較すると顕著なんで安全性の面からも強く望まれて、現在のようになりました。

ドラムのほうは自己倍力効果とかもあって効きそのものはドラムのほうが上です。(なので大型車だとまだフロントにドラムを使っている車も多い)

そのせいで 効く/効かない の境目がはっきりとなってゆるくブレーキをかけるのが苦手です。

いわゆるポンピングブレーキというのはこのドラム向けのテクニックですね
ディスクだと微妙に踏力を変えるだけでスピードをコントロールできますからまず使わないですが
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ドラムブレーキの方が力学的に制動力が出せるので、車重が重いトラックでは、現代でも総輪ドラムブレーキのものもありますよ。



 かつては乗用車でも総輪ドラムブレーキのクルマがありましたが(っといいますか。それが乗用車の標準的仕様でした)、現代では少なくとも前輪はディスクブレーキとなりました。
 乗用車で総輪ドラムブレーキが無くなったのは、主に2つの理由によります。

※耐フェード性が低い
 ブレーキとは、車両の運動エネルギーを熱に変換して大気に捨てる『エネルギー変換装置』です。(熱に変換した分、車両の運動エネルギーは減り、やがてゼロ=停止します。)
 下り坂などでブレーキをずっと利かせていると、発熱によりフェードやヴェーパ―ロックと呼ばれる現象が発生し、制動力が出せなくなります。
 その為、制動時に後輪荷重が移動してきて負荷が大きくなる前輪は、放熱性に優れたディスクブレーキを使う様になりました。
 尚トラックでは、排気ブレーキという装置によりエンジンブレーキが強力に働くので、総輪ドラムでも乗用車よりは熱的に余裕があります。

※ハンドルが取られる
 ドラムブレーキは制動力の調整が難しく、左右輪でほぼ同じ制動力となる状態を維持する為には、ヒンパンな調整が必要となります。
 これが後輪だと、制動力に左右差があっても運転手は気付きませんが、前輪では制動力の左右差が『ハンドル取られ』となり、強く制動した瞬間、ハンドルが勝手に『制動力が強い方』に切れ込む現象が発生します。
 昔の乗用車は、タイヤの巾が狭く摩擦力も低かったこともあって総輪ドラムブレーキでも十分使えましたが、タイヤがワイド化し摩擦力も大きくなるにつれて『ハンドル取られ』が深刻化し、自動調整が効くディスクブレーキが一般的となりました。

 ちなみに。

※ドラムブレーキは、ブレーキペダルを踏み込めば踏み込むほど、『非線形的に』制動力が増しますが、ディスクではペダルの踏み込み量にほぼリニアに制動力が増加し、制動力のコントロールがやり易いというメリットがあります。
 特に雨や雪などで路面が滑り易くなっている状況では、ディスクブレーキの方が制動力をコントロールし易い、ということです。

※現代の乗用車でも後輪にドラムブレーキが使われているものがあるのは、パーキングブレーキの為です。
 ディスクよりもドラムの方が制動力が出せるということは上述しましたが、パーキングブレーキではドラムの方が静止力が強力になります。
 故に、巨大なエンジンを積み車重が重いクルマでは、総輪ディスクブレーキとしつつ、後輪にはディスクブレーキの中にパーキング用のドラムブレーキを仕込んだ『ドラム・イン・ディスクブレーキ』が使われることもあります。
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知ってるくせにw

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①放熱効果、フェード現象が起きにくい


②セルフエナージャンシーンシーがない(摩擦によってシューが受ける力が、そのままさらにシューを押し付ける力になる)。
昔の自転車の後輪に使われたバンドブレーキも、著しかった、簡単に急ブレーキになりロックしました。
③上の現象がないため、踏力に比例した摩擦力(制動力)が得られコントロールしやすい。
④制動に要する費用が安くなった。
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運転下手な奴が乗っても、事故起こさないようにだ。

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車のブレーキは前輪の効きがメインです。


従ってドラムブレーキの場合は前輪がドラムですとツーリーディングという構造でないと効きが十分ではありませんが、ドラムブレーキは自己サーボ機能がありますので、あるところから一気に急激にブレーキが効くという特性があります。いわゆる急にブレーキが効く「カックンブレーキ」という効き方になりそれを避けるためにブレーキの制御に神経を使うということになります。重量のあるトラックならその特性も軽減されるのでそれでもいいのですが軽量な自家用車には向かないのです。

従って前輪のブレーキは自己サーボ機能が無い徐々効くディスクブレーキの方が適しているのです。ただディスクブレーキを使うにはブースターでブレーキの油圧を強くすることは必須です。(初期にはディスクブレーキでブースターのない車もありましたがブレーキの効きが弱くかなり危険な思いもしました)。

またドラムブレーキは放熱が悪いのでブレーキを使いすぎるとブレーキの温度が上がりすぎてブレーキの効きが悪くなるという欠点もあるのです。
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