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経営戦略とか全然わかってないものですが、詳しい方意見ください。。

ライブドアのメディア戦略は明確だし、これから練っていくべきことだと思うのですが、最初のアクションがどうもウサン臭くて気に入らないのですが・・・。

あーいう事って正式に企画書を作成し、アポを取って(とりあえず無理を承知で)、話を進めるべきことではないんでしょうか?

あんな株式のアキレス腱を狙ったようなやり方では誰もついて行きたくはないのでは??

ご意見お待ちしてます。

A 回答 (2件)

>ライブドアのメディア戦略は明確だし、これから練っていくべきことだと思うのですが、



ライブドアは経営的な観点から評価すれば、今回のM&Aがニッポン放送および自社にどのような利益をもたらすのか、その経営戦略や見通しを明確に示しているとはいえません。
堀江氏は「企業を急成長させるには、企業の買収が必要」といい、またロイターのインタビューに「既存メディアの大きな価値として、リーチ(閲覧率)とブランド力を挙げ、これにライブドアのポータル(玄関)サイト機能をはじめとするインターネットを組み合わせることが、事業の発展につながる」といっていますが、では収益向上につながるどのようなビジネスプランがあるのか、それはニッポン放送が既存の路線で行く場合にその事業の推移はどうなると予測され、それに対してM&Aによって堀江氏の「ネットと既存メディアの融合」戦略はどれだけ優位で、具体的にいくらくらい儲かるのか、その数値的な見込みとその根拠を示さなければ、明確とは言えないのです。
もし、堀江氏がワンマン社長ではなく、M&Aファンドの1ファンドマネジャーだとしたら、今回のようなM&Aを仕掛けるには、そこまでのプランを示さなければ、社内で承認されないでしょう。また、ニッポン放送とライブドア双方の株主に対しても同じことが言えます。

一方、ニッポン放送側もただ会社がダメになる、企業価値が毀損されるというだけで具体的にその根拠を示しているとは言えません。(ラ社の傘下に入ったら、フジテレビジョンとの業務関係がなくなるというが、それは交渉次第で決めつけられるものはない)
経済同友会の代表幹事が言っているように「ニッポン放送の取締役会は、フジテレビのもとであればどれだけの企業業績をあげられるか、一方、ライブドアと組むことでどれだけの成果が出るのかを示したうえで、どちらが株主に価値があるのか判断すべきだったが、それが十分出来ていたのかどうか」という点が問題なのです。
そして、裁判所はそのことを指摘して、企業価値が損なわれる根拠はない、と断じたのです。つまり、双方とも株主、社会に対する説明責任を果たしているとは言いがたいのです。

また、これはラ社側の戦略でもあります。最初からこれを明確にすると、経営戦略論の論争になって、手の内を見せることになります。堀江氏はそれを避け、M&Aのテクニックだけでニッポン放送をおとそうとしたのが、思わぬ反響で社会問題化したというところでしょう。
たとえM&Aで企業業績が向上し、株主価値が上がることがあるといっても、そうは行かないこともあります。そして、その結果を背負わされるのは株主です。今回のニッポン放送買収劇でも分かるように、M&Aは株主不在の陣取り合戦です。それがこのM&Aの最大の問題なのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/21 00:38

LDは本当にニッポン放送の子会社化、メディアとの提携を望んでいるのか?


甚だ疑問です。
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