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熱力学第二法則が間違っていれば、永久機関は実現可能なのですか?

A 回答 (4件)

「永久機関」としてどのようなものを想定しているのかによる.



「エネルギー供給なしに外部に仕事をし続ける」ものは第一法則に反してしまう. 従って第二法則とは無関係に不可能.

一方「熱効率 100 % の熱機関」であれば第一法則には反しないので「熱力学第二法則が間違っていれば実現可能」ではある. ただしこれは「熱エネルギーを完全に他のエネルギーに変換できる」だけなので, 外部に仕事をするとその分だけ「自分が持っていたエネルギー」が減少する. つまり, 継続的に外部に仕事をするためには継続的にエネルギーを供給する必要がある.
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法則があるから現実があるのではなく、現実から法則ができています。



従って、あなたの言うような
 原因(熱力学第二法則の成否)→ 結果(永久機関の可否)
という論理にはなりません。
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最初の回答の方が少し書かれていますが、永久機関には第一種の永久機関と第二種の永久機関の二種類があります。

第一種の永久機関とは熱力学の第一法則(エネルギー保存則)に反する永久機関で、エネルギー源が何もない所、または有限のエネルギー源から無限にエネルギーを取り出す装置の事で、単に永久機関と言った場合は通常こちらを指します。そして第二種の永久機関とは熱力学の第二法則に反する永久機関で、例えば熱いお湯の熱を全部力学的エネルギーに変換したりする装置の事です。なので熱力学の第二法則が成り立たなければ第二種の永久機関は実現可能と言う事になりますが、それでも第一種の永久機関と違って無限にエネルギーを取り出せるわけではありません。
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永久機関ができない理由を探したら、熱力学第一、第二法則にたどり着いたのです。

そして今のところそれが、もっとも確からしい仮説として法則になっている。法則が先にあるわけじゃない。


間違っているの意味が、法則がバージョンアップされる、別の説明がされるの意味なら、よくある話で、永久機関ができない理由の説明が、より根本原理にもとづいて説明されるだけで、実現不可能なことに変わりません。

間違っているの意味が、熱力学の法則がなりたない世界があるとすれば・・・という仮定なら、それは無意味です。だって、それは今の世界じゃないので、実現可能、不可能を論じても無駄。漫画やSFの世界で何でも実現可能・・・と同意です。
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