No.6ベストアンサー
- 回答日時:
自国の産業のための離脱ではないでしょうか.
いわゆる石油メジャーにはアメリカ企業があります(Texaco, Exxon, Mobil, Chervron, Gulf)
当然石油を使う(燃やす)と二酸化炭素が出ます.
京都議定書の二酸化炭素の排出目標を達成すると,これら企業からの税収が減ります.
また現在のエネルギーは石油が主体です(電力,自動車,化学等)
黙っていてもこれらの業界は石油を使います.石油を使えば,元締めの石油メジャーが潤います.
そして税収が期待できます.
そのため,この石油を易々と手放すようなことはしないでしょう.
現アメリカ政権には,これら石油メジャーと関連の深い方々がいます.
自分の懐が減るような真似をするでしょうか?
途中で離脱した理由は分かりません.
想像ですが,環境問題をアピールしたものの国内産業から反発が大きかったためではないでしょうか.
環境問題はどこまで経済的に妥協できるかが問題ではないかと感じています.
No.7
- 回答日時:
No.6さんの回答と同じ意見です。
そこに加えたいのが、アメリカの自動車産業とモータリゼーションです。
アメリカの人口は増え続けていますし、アメリカにおける自動車は、生活必需品です。二酸化炭素の発生量は増えるばかりです。
また、自動車産業から政治家への献金は莫大ですから、彼らを敵にまわす政策へは賛同できません。
三大自動車メーカーが、電気自動車かハイブリッドカーのみを造れ、なおかつ十分に利益を出せる体制が確立するまでは、アメリカは独自の理論を展開し続けることになります。それはオーストラリアも同じです。
No.4
- 回答日時:
アメリカは力はあるのだが、実はまだ発展途上国なので、こうした問題を受け入れることができない、という説が下記にあります。
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/KyotoProMeans …
結局選挙民がそれを受け入れそうも無いからで、他の問題でもあるように、アメリカの自国中心主義がその理由でしょう。
参考URL:http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/KyotoProMeans …
No.3
- 回答日時:
生半可な知識だがある研究によると温暖化問題は実は人工的に作られるのではなく地球のサイクルによるものだと主張する仮説が出てる。
ちょうど京都議定書が話題だった頃そのような記事をニューズウィークで読んだ。この研究によるデータによれば地球の気候は過去にも何回も変動し続けたそうだ。よく地球の温暖化の証として海温があがっていて大変だと言われるが、次のようにも考えられる。それは海温が上がったから温暖化になったと。ふつうの考えでは二酸化炭素の濃度が増すと温暖化が進行するので森林を破壊してはいけない。しかし実際には空気中の二酸化炭素の濃度を下げているのは地球の表面の七割を占める広大な海の法が主役である。化学の教養がある人なら分かると思うが、液体の溶解度は温度が上昇するにつれて引くなる。このように考えれば温暖化をあまり気にすることはない。そもそも人間が地球を破壊できると考えることは傲慢だ。そして温暖化を食い止めることができると考えることも傲慢だと思う。パスカルが言ったように『人間は考える葦である』、あれこれ考えてもいずれいつか、進化しない限り、弱いが故に絶滅するだろう。
アメリカはこのような建前で議定書を必要と見なさなかったため離脱したのではないでしょうか。しかし本音はやはり石油を使い続けたいからかも知れない、何らかの政治的理由が絡んでいると思う。しかし京都議定書に加盟している国だって政治的理由が絡んでいることを考慮しなくてはいけない。例えば日本の場合、世界で最も環境によい製品を作る技術を持っているのでやはり京都議定書に加盟した方がいいのは明らかだ。
No.2
- 回答日時:
米国では1869年に大陸横断鉄道が開通し、これを機に本格的な西部開拓が始まりました。
その大陸横断鉄道が開通してからまだ136年。米国は、新天地の豊富な資源を湯水のように使いながら、今日の繁栄を築いてきました。これに対して、ヨーロッパ諸国や日本などは周辺諸国との摩擦を繰り返しながらも、狭い国土の限界ある資源の中で自給自足に近い生活を何千年も続けてきました。地球が限界に達した今日、長い歴史をもつ国々では、実感をもってこれを受け止めることができますが、新天地へ移住した米国やオーストラリアの政治を動かしている人々には、理解できないのではないでしょうか。しかしながら、IPCC第三次評価報告書が共通認識とならば、流れは大きく変わると思います。参考URL:http://www.eco-fukui.net/04infom/img/shindansho. …
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