臨済宗には、特定のご本尊がないのはなぜなのでしょうか。他の宗派にはきちんとしたご本尊があるのにもかかわらず。ちなみに私は沖縄県の人なので、補足なのですが、琉球王朝時代に建てられたお寺は、首里城周辺にある多くのお寺は臨済宗妙心寺派で占められています。首里城地域以外の地域は真言宗で占められています。

このQ&Aに関連する最新のQ&A

A 回答 (4件)

本尊は通常は「寺院や仏壇で中心として祀られる仏」「施主の信仰によって安置される仏」という意味で使われますが、密教経典である『大日経』に「本尊の形を観縁するが故に、即ち本尊の身を以て自身となす」や、『金剛頂経』「或は観じて本尊を成じ、或は印を以て本尊を成ず」にみられる言葉です。


 さて、いわゆる宗派の中核をなす仏としての「本尊」であるならば、宗派の根本経典の教主が本尊でしょう。華厳宗なら『華厳経』の教主「盧舎那仏」。真言宗なら『大日経』『金剛頂経』の教主「大日如来」。天台宗、その派生としての日蓮宗は『法華経』の教主「久遠成道の釈迦如来」。浄土宗・真宗は「浄土三部経」の教主「阿弥陀如来」。しかし、「不立文字」「教化別伝」であり経典に依らず教えを伝えるという禅宗には、当然に宗派の根本経典がないですね(『般若心経』や『観音経』などは読誦経典であって、根本経典ではありません)。だから本来の意味での本尊がないのです。
 それに平安時代に禅が伝わったときも「禅は修行の手段であって、禅そのものには独立した“宗”としての教えがない」というのが当時の考えでした。栄西禅師が建仁寺を開山する際も、天台・真言を広めるために禅を学ぶ寺院としました(当時の栄西禅師は天台僧です)。東福寺も天台・真言・禅の兼宗寺院として開かれています。
 だから新たに禅寺を開くのであれば釈尊を祀ることが多いし、禅宗に改宗するのであれば、以前の本尊をそのまま受け継いでも構わないし、縁のある仏を祀ってもよいという考えでしょう。ただ、一般の仏壇では目安として釈尊を安置することを薦めているのでしょうね。


 なお、天台宗や真言宗の寺院でも、さまざまな仏が祀られますが、この場合は“本尊の別の姿”として祀るので、禅宗のように本尊がないからという立場とは異なります。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

とても勉強になる回答をいただきありがとうございました。これからも勉強していきたいと思います。

お礼日時:2005/03/28 12:42

 臨済宗では「南無釈迦牟尼佛」と唱えますし,在家の仏壇のご本尊はお釈迦様であることが多いのです。


 
 昔,臨済宗のある派が末寺に「本尊はお釈迦様にするように」とお達しを出したことがあります。しかし,末寺はそれぞれ歴史的経緯があり,他宗派から転じた寺もあれば,それぞれの地域で信仰の深かった仏様を祀っている寺もあります。突然本山から「本尊をお釈迦様にしろ」と言われても「はいそうですか」と従えない事情があり,また,仏像も安いものではありませんから,おいそれと本尊を取り替えることができません。そのため,本尊をお釈迦様に替えるという事業が一向に進まず,ついに本尊を特定しないということに行き着いたという歴史があります。

 臨済宗では「本尊は必要ない」と言っているわけではありません。
 また,余談になりますが,「不立文字」「教化別伝」を誤解されないようにお願いします。これらは経典は必要ないと言っているのではなく,経典も大事だけれど,経典に書かれていないことも重要なのだということです。そして,自分自身に仏性が宿っているということに覚醒することが最も重要であるとしているのです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

臨済宗にはそういう歴史があったとは思いませんでした。教えてくださりありがとうございました。

お礼日時:2005/03/28 12:31

禅の公案に「丹霞焼仏」というのがありますがご存知でしょうか。


詳しくは自分で調べていただきたいのですが、禅僧にとって本尊とはたいした意味のあるものではなく、先輩の遺影といった感じのものです。
そして彼らは天台宗の「本覚思想」の影響を受けており、人間は修行の結果悟りを開くのではなく、修行そのものが悟りですから、ひたすら「只管打座」をやります。
また禅の基本は「不立文字」「教化別伝」というように、経文を読み仏像を拝んだところで仏法の心理を掴むことは出来ないといいますので、本尊など無意味なことです。
私もどう説明しても自分でも十分理解できないのですが、禅宗系は物事を概念で捉えることが多く、我々浅学な者には理解しにくい面があります。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答を読み、気がついたことがありました。遺影という意味がわかったような感じがしました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/03/28 12:35

禅宗の場合、修行して悟ることが目的だと思います。

つまり仏様にすがるのではなく自分が仏になるので、ご本尊など必要としない、ということなんじゃないかな、と。
    • good
    • 0

このQ&Aに関連する人気のQ&A

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人が検索しているワード

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Qお経を教えてください(真言宗)

小さい頃、祖母の家でお経を暗記し、嬉しくて毎日唱えていましたが、最近そのお経を思い出そうとして、インターネットでも探しているのですが、なかなか見つかりません。
もし、ご存知の方がいらっしゃれば、教えてください。
そのお経の特徴は以下の通りです。
1.お経の本で3行ぐらいの、短いお経。
2.最後の一部を除いて、6回唱え、7回目は全文を唱えるもの。
3.お経の一部に「しゅくだい」という言葉がある。
4.祖母の家は真言宗なので、おそらく真言宗でも唱えるお経。
こんな少ない情報で申し訳ございませんが、もし分かるようであれば、教えてください。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

ちょこっと調べてみました。次のページにそれらしきものがありました。十三仏念仏次第というそうです。もしかしたらこれかもしれません。

参考URL:http://www.sakai.zaq.ne.jp/piicats/shingonshuuha.htm

Q首里城の色

先日首里城散策した時に近くにいた方の会話から聞こえてきたのですが
首里城は時代によっては朱色ではなく黒になるかもしれなかったとの
事ですが、その事情等を知りたいです。
お分かりになる方、是非教えて下さい。

Aベストアンサー

簡単に言うと再建のときに資料が無く、色が朱でなく黒ではないかと考えられその色で行こうとしていたが、人間国宝の資料から色がわかり朱になったというわけです。

NHKのプロジェクトXなどでやっていましたのでそれを見るなどするとよく解ると思います

Qお経のようなものが聞こえます

一人暮らしの女性です

先日、朝起きたらお経のようなものが聞こえてきました
そして今現在もまた同じお経?聞こえていますので質問させていただいた次第です
そのお経もどきの正体を知りたいのです
知ったところでどうにかする訳ではありませんが、得体のしれないものがずっと聴こえるのも腑に落ちません

私は母国(高校)が仏教の学校だったので、普通の人よりは多分お経に詳しいです(仏教徒という訳ではありませんが)
最近はお経だと思っていましたが、何が様子が違います
同じ言葉を繰り返しているように聞こえるのです
私が高校生の時に習ったお経とは全く別物なのです
お経にも色々あり、それぞれ意味や内容が違うので単純に私の知らないお経かと最初は思ったのですが
同じ言葉を何回も繰り返すお経は聞いたことがないです

具体的にどのように聞こえるかと言いますと
「カンジョーニーカンジョーニーエーカンジョーニー」だかハンジョーニーだかガンジョーニーなどと聞こえます
この言葉をずっと一時間近く繰り返しています

とにかくお経もどきが聞こえてきて落ち着きません
これがただの般若心経ならなんの疑問ももたないのですが、近所に怪しい新興宗教があるのならちょっと怖いです

一人暮らしの女性です

先日、朝起きたらお経のようなものが聞こえてきました
そして今現在もまた同じお経?聞こえていますので質問させていただいた次第です
そのお経もどきの正体を知りたいのです
知ったところでどうにかする訳ではありませんが、得体のしれないものがずっと聴こえるのも腑に落ちません

私は母国(高校)が仏教の学校だったので、普通の人よりは多分お経に詳しいです(仏教徒という訳ではありませんが)
最近はお経だと思っていましたが、何が様子が違います
同じ言葉を繰り返しているように聞こえ...続きを読む

Aベストアンサー

まず新興宗教が怖いというのは全く正しい感覚ではありません。新興宗教という言葉も何の定義すらない俗語ですが、思考宗教=危険でもありません。

仏教で同じ言葉を1時間繰り返すとすれば、まず考えられるのがお念仏(南無阿弥陀仏)とお題目(南無妙法蓮華経)ですね。音の響きはお題目に近いと思います。
般若心経ではギャーテイギャーテイハラソウギャーテイ」という部分が似ているようにも思いますけどそれは文節でしかなく1時間その部分だけということは無いでしょう。
長く伸ばした感じで見ると「大悲心陀羅尼」(だいひしんだらに)が近いような気がします。壁等を通過しているのならかなり不明瞭だと思います。これもそんなに長いお経ではありません。

まぁ、私は昔、ヘッドホンで音楽を聴いて歌っていたら「変なお経唱えるな」って怒られた事もあるので、読経以外の可能性もかなり大きいですよね。まずは誰が何を話しているのかを確認するしかないです。

Q。応仁王朝から継体王朝への交代について

雄略天皇について質問があります。応仁天皇から始まる王朝は、雄略天皇で絶頂を迎えたようにおもいます。吉備の反乱を鎮圧したり、関東の埼玉古墳からの剣の出土を考えてもこのことは裏付けられます。
しかし、雄略天皇の死後急速に応仁王朝は衰え、継体王朝にとって変わられます。どうしてこういうことがおこったのでしょう? 
世界的には絶頂期を向かえた王権がその次の代で滅亡することは珍しくありませんが、これはナンバー2不在で後継者がいないまま死去してしまう、絶頂期を作るために財政が破綻しカリスマを持つ権力者の死と共に体制が崩壊する、というようなことだと思いますが、日本の古代の天皇は豪族連合の議長のようなものなので、こういうことになならないと思います。
応仁王朝から継体王朝への交代の時になにが起こったのでしょうか?

Aベストアンサー

4番です。

>#5の記述を読みますと、それすら怪しいようですね。

平安時代などは、通い婚が中心です、だれの子かは、自己申告みたいなところが有りますから、当然考えられる事ですが、それを言い出したら、話しが全く進みませんから、このような場所(歴史として)では避けるべき事だと思っております。

>なんらかの理由で当時の実質的な権力者である藤原氏に見限られたのだとおもいますが

質問内容とかけ離れるのですが、光仁天皇の擁立には、右大臣の吉備真備に反対すると藤原氏によるものです。

称徳天皇は、吉備真備を重要視し、藤原氏の押す淳仁天皇を廃位させています。
もっとも、称徳天皇が、孝謙天皇であった時、藤原氏により強制的に淳仁天皇に譲位させられていますから、その仕返しともいえます。

つまり、光仁天皇の擁立は、朝廷内の主導権争いにほかなりません。

Q違う宗派のお経を唱えてもOK?

仏壇に向かって違う宗派のお経を唱えてもOKでしょうか?

宗派ってたくさんありますよね。

お経の本も数種類。

数種類の宗派のお経を唱えたりしてバラバラでも気持ちが入ってれば問題ないですか?

Aベストアンサー

日蓮宗のお坊さんの前で「南無阿弥陀仏」と唱えたら頭をひっぱたかれますよ。

念仏で有名なのは「南無阿弥陀仏」と「南無妙法蓮華経」です。乱暴にいうとその意味は、「ナムアミダブツ」が「阿弥陀様サイコー!阿弥陀様、俺を助けて!」で、「ナンミョーホーレンゲキョー」は「法華経が一番だよね!」というものです。
似たようなもんだからいいだろと思っても、教会で「アッラー、アクバル!」と唱えるようなものですよ。

(註・知られていないことですが、キリスト教の「ゴッド」も、ユダヤ教の「ヤハウェ」も、イスラム教の「アラー」もみな同じ神様のことです)

Q王朝の歴史で、長男世襲が最も長く続いた王朝は?

世界の歴史で、王朝と言うと、基本は、実子の長男世襲が、基本のような気がしますが、現実は、親や周囲がそれを望んでも、現実に、子供がいなかったり、夭折したり、とにかく、上手く言ってる例は少ないような気がします、

現実に、お隣、北朝鮮の金王朝も、現在の3代目は、3男ですし。。。。

そこで、質問です!

過去、人類は、数多くの王朝を誕生させました。

その中で、実子尾の長男世襲が、最も長く続いた王朝を、教えて頂けませんか?

Aベストアンサー

細かい事ですが、

  大正天皇も3男(兄に 稚瑞照彦尊、建宮敬仁親王)ですよ。

  ルイ16世も3男(兄にルイ・ジョゼフ・グザヴィエ[ブルゴーニュ公]、グザヴィエ・マリー・ジョゼフ[アキテーヌ公])ですよ。


 フランス王家は、サリカ法典のせいで結構順調に実子継承しているのですが、純粋長男継承(カペー朝なんかいい感じだったのですが…。)だと3~4世代くらいしか…。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E5%90%9B%E4%B8%BB%E4%B8%80%E8%A6%A7

Qインドや中国でもお経をあげる?

日本では、もちろん宗派によってもいろいろでしょうが、
一般的なイメージとしてお坊さんがお経をあげるとき、
木魚などをたたきながら一定の抑揚の少ないリズムで
お経をあげますよね。

あれって、日本独自のスタイルなんですか?

お経そのものはもちろんインドから中国を経て日本に伝えられたものでしょうから
インドにも中国にもあるでしょう。しかし、考えてみると、
インドのお坊さんがお経をあげているシーンはテレビなどでも
見たことがないのです。

インドや中国では、お坊さんはお経をどのように読んで、
あるいは扱っているのでしょうか?

Aベストアンサー

中国ではお経をあげます。
般若心経を中国で初めて聞いたときに、日本のお経と違う。すごく違和感を覚えたのですが、よ~く考えたら
観自在菩薩・・・・を「かんじざいぼさつ」って読むのは日本人だけですね。
漢字ばかりだからこれは日本語じゃなくて中国語だと思ってたんですが、いや、もちろん文章は日中共通ですが、
日本のお坊さんは日本語で読んでいるんです。
たぶんチベットとかインドでは文章自体違うし、発音はもっと違うでしょう。
どうやって伝わったのか興味深いです。

Qお寺について。宗派と建築様式に関係はありますか?

お寺について。宗派と建築様式に関係はありますか?

お寺・歴史に詳しい方にお聞きしたいです。
私は修学旅行で関西地区に行きます。
建築を主に調べているのですが、
お寺はそれぞれ、仏教の中の宗派が異なりますよね?
その宗派ごとにお寺の建築と関連したりしますか。
もしするのであればどのような関係性があるのかも教えて頂きたいです。

又、建築様式は時代が関わってくるのでは?と勝手に考えているのですが
もし知っている方がいらっしゃいましたら、どの時代がどんな建築様式を取り入れているか、
教えて頂きたいです。

具体的に教えてくださると助かります。よろしくお願いします。

Aベストアンサー

こんにちは。
私は、自称「歴史作家」です。

宗派により寺の造りは若干ですが「個性」があります。

禅宗系のお寺には、必ずと言って良いほど、釣鐘型の「窓」が特徴です。
一口に「禅宗」と言っても、「臨済宗」「曹洞宗」「黄檗宗」(おうばくしゅう)などに分かれています。

また、黄檗宗では、寺の色使いが派手で、金(黄色)や赤(朱)を主体として、屋根が極端に反りあがっています。この反りの突端のことを「唐草」(からくさ)と呼びます。

いずれも、中国の「唐の時代」に日本に伝わったものです。
それ以後、日本では連綿(れんめん)とそれらの建築様式が受け継がれています。

なお、黄檗宗の「窟門」(くつもん)と呼ばれる出入り口の建築様式は「明」の時代に日本に伝わりました。(写真添付)

Q愛犬の供養・お経

先日、質問させて頂きました愛犬へのお経について・・

ペット供養のお経は【観音経】が良いと聞きましたが、
霊園にてご供養して下さる僧侶様は【浄土真宗】の方でした。
浄土真宗で大事なお経は、『大無量寿経』、
『観無量寿経』、 『阿弥陀経』の3つだそうです。
『般若心経』 や 『観音経』 などを読んだり書写したりする事はないそうですが・・


愛犬の供養の為にお経のCDを購入しようと思っています。
変な言い方ですが、この場合どちらを優先して購入すればいいでしょうか?

ご存知の方がいらっしゃいましたら教えて頂けないでしょうか。

どうぞ宜しくお願い致します。

Aベストアンサー

 こんにちわ。自分は、お経についてくわしくなく、申し訳ありません。お経のことは、仏教に含まれると思います。以前、自分が仏教について、このサイトで質問したら、ある僧侶さまがお答えを寄せてくださいました。そのときに選んだカテゴリーは哲学でした。なので、哲学のカテゴリーで質問したらいいと思います。

Qこのトルコ系王朝ってどの王朝のことですか?

>モンゴルやトルコ系王朝、満州族に敗戦を喫したため、過去1000年において漢民族が大陸を支配したのは、明王朝(1368~1644年)時代ぐらい。

 ここでいうトルコ系王朝ってどの王朝のことですか?よろしくお願いします。

Aベストアンサー

突厥のことでしょうか?

トルコはテュルク系という言い方すると思います。

中国を支配したとなるまではわからないです。


人気Q&Aランキング

おすすめ情報