アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

減価償却について質問その2 営業権の償却に充てた現金は、その後、仕訳科目は何になる?

概要
営業権の償却に充てた現金は、その後、仕訳科目は何になるでしょうか?

詳細
以前、以下の質問をしました。
Q 減価償却について質問。営業権は資産か、負債か? 営業権償却するとお金は消える?
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12720406.html?_ga=2 …

ある回答

④ のれん代のうち50万の償却を含めた損益計算書

のれん代を償却すると仕訳は

のれん償却  50万 / のれん 50万

で、現金は一切動きません。
金庫の中は償却をしても50万のままです。消えもしません。

(略)

償却では現金が動かず、利益だけが変わる。
企業会計の、基本中の基本です。

(引用終了)


さて質問です。
この状態で、現在、金庫の中には現金50万円は、見た目は現金として存在しています。
ここまでの経緯を知らない人がみたら、現金50万円の束はどう見ても現金のはずです。

ではここで経理の者が外出した間に新聞屋が集金に来て、
応対した社長が金庫の中から現金を取り出して、新聞代3000円を支払ったとします。
経理の者が帰社したあと、社長は経理担当者に言いました

社長「君が留守の間に新聞屋が来て
 ”新聞代3000円支払え”
 といったので金庫の中の現金から3000円、支払っておいたよ。
 領収書は金庫の中にあるから記帳しておいてね」

経理担当「え! 金庫の中の現金使って支払っちゃったんですか?
 まあ、仕方ない、記帳しておきます」


さて、経理担当は、これをどのように仕訳、記帳するのでしょうか?

金庫の中の現金がタダの現金だったら

借り方 新聞図書費 3000円 貸し方 現金 3000円

となるのでしょうが、営業権(のれん代)の償却に充てた、という過程を経た現ナマは、
普通の現金と同じ仕訳になるのでしょうか? ならないですよねえ?

では、正しく仕訳、記帳すると、どのようになるのでしょうか?

A 回答 (3件)

>あ、そうか、のれん代とは、ある会社の買収にお金を出したが、その会社内に目に見える資産が存在しない場合に、「営業する権利や顧客とのつながりに価値が存在する」と考えて納得することであるから、そもそものれん代自体が金銭的には負となるわけですね。



金銭的に負の意味は、何を示しているのかわかりませんが、のれん代は価値がある限りは資産です。

>だから負ののれん代とはマイナス かける マイナス、でプラスと言うことになるんですね。勘違いしていました。

これもよくわかりませんが、価値より安く会社を買えた。だから差分が利益となります。

>で、改めて質問しますが(負ではない)のれん代を損金処理する場合はどうなるのでしょうか?

のれんは資産です。将来、キャッシュを生み出す価値があるかぎり、適正に償却すればいい。逆に価値がなくなったら、その分減損して、当期の損失とします。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2021/12/19 21:54

>こののれん代が負ののれん代だった場合、損金処理したい場合はどうすればいいのでしょうか?



負ののれん代は、買収した企業の資産より取得対価が低いのですから、損金ではなく、逆ですね。

差分は、全額を、当期の特別利益で処理します。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

あ、そうか、のれん代とは、ある会社の買収にお金を出したが、その会社内に目に見える資産が存在しない場合に、
「営業する権利や顧客とのつながりに価値が存在する」
と考えて納得することであるから、そもそものれん代自体が金銭的には負となるわけですね。
だから負ののれん代とはマイナス かける マイナス、でプラスと言うことになるんですね。勘違いしていました。

で、改めて質問しますが(負ではない)のれん代を損金処理する場合はどうなるのでしょうか?

お礼日時:2021/12/19 14:00

>借り方 新聞図書費 3000円 貸し方 現金 3000円となるのでしょうが、営業権(のれん代)の償却に充てた、という過程を経た現ナマは、


普通の現金と同じ仕訳になるのでしょうか? ならないですよねえ?

なにも変わりません。その仕訳でOKです。正しく記帳されています。

繰り返しますが、営業権の償却に、現金は無関係です。
のれんを減らして、その分当期に償却して経費とした・・・

だけのことで、現金がそこにあるとき、その過去の経緯は、その後の仕訳にまったく関係ありません。

>この状態で、現在、金庫の中には現金50万円は、見た目は現金として存在しています。ここまでの経緯を知らない人がみたら、現金50万円の束はどう見ても現金のはずです。

過去の経緯は関係ありません。現金は現金。経緯はどうでもいいのです。

もう一度

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12720406.html?_ga=2 …

の回答を読み直してください。営業権償却の仕訳は、

のれん償却  50万 / のれん 50万

で、現金は一切動きません。現金50万で営業権の償却にあてたわけではありません。

さて、その回答の経緯で、売上も、仕入れも、すべて掛けで取引した場合を考えてみてください。

①は同じで金庫の現金は空。
②当期の営業活動と仕訳(掛の場合)

その企業が、当期1件だけ売上200万仕入れが150万、取引はすべて現掛けのとき、仕訳は

売掛金     200万  / 売上 200万
仕入れ    150万  / 買掛金 150万

掛けなので現金は一切入りません。金庫の中は空です。

③営業活動による損益計算書

そのときでも、利益は同じです。

売上: 200万

仕入れ:150万
ーーーーーーーーー
利益 : 50万 

④ のれん代のうち50万の償却を含めた損益計算書

のれん代を償却すると仕訳は

のれん償却  50万 / のれん 50万

金庫の中にはお金がないので、償却に当てようがありません。
しかし、償却はできますね。減るのはのれんで

200万 が、50万減って、150万になります。

その結果、当期の損益計算書は

売上:  200万

仕入れ: 150万
のれん償却:50万
ーーーーーーーーー
利益 :   0

で利益ゼロ。金庫のお金と償却は無関係。金庫にお金が無くても償却はできます。

したがってその後現金で経費を使ったら、質問の仕訳で正解です。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

なるほど、現金(預金なども含む)は動かないんですね。

こののれん代が負ののれん代だった場合、
損金処理したい場合はどうすればいいのでしょうか?

お礼日時:2021/12/19 12:29

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!