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ペリーの艦隊が日本に来て開国を迫った理由の大きな一つに、捕鯨業界の大きな声がありました。
獲った鯨から油だけを絞り(他は捨て)、アメリカのほとんどの灯火に利用していたのだそうです。
しかし、当時はヨ-ロッパでもアジアでも菜種油を使っていました。

質問は、何故、アメリカのみ鯨油から作って灯火に使っていたのでしょうか?

A 回答 (3件)

かなり誤解がありますね。

 クジラは灯油にするためだけに捕獲されていたのではありません。 クジラの脂身から得られる油は、照明と潤滑の両方の目的で使用されており、クジラの骨はさまざまな有用な製品を作るために使用されています。 19世紀初頭、典型的なアメリカの家庭には、クジラの髭で作られたキャンドルやコルセットなど、クジラ製品から製造されたいくつもの製品がありました。 今日プラスチックで作られている一般的なアイテムの多くは、1800年代を通してクジラの骨で作られていました。 また、ヨーロッパでも捕鯨は盛んに行われ、鯨油は灯油として使われていました。 北極圏での捕鯨は、オランダの探検家ウィリアム・バレンツがノルウェー沖の島であるスピッツベルゲンを発見した後、約1600年に始まりました。 やがてイギリスとオランダは捕鯨船団を凍った海に派遣し、時にはどの国が貴重な捕鯨場を支配するかをめぐる激しい紛争に近づきました。 イギリスとオランダの艦隊が使用した技術は、船に男性のチームが漕ぐ小さなボートを派遣させることによって狩りをすることでした。太いロープに取り付けられた銛がクジラに投げ込まれ、クジラが殺されると船に曳航されて一緒に結ばれます。 その後、「カットイン」と呼ばれる恐ろしいプロセスが始まります。 クジラの皮と脂身は長い帯状に剥がされ、煮詰められて鯨油になりアメリカと同じく灯油や潤滑油として使われました。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<照明と潤滑の両方の目的で使用されており、クジラの骨はさまざまな有用な製品を>なのですね。
ヨーロッパでも、<煮詰められて鯨油になりアメリカと同じく灯油や潤滑油>になるのですね。
ヨ-ロッパでもアジアでも菜種油を、は不正確なのですね。

お礼日時:2022/01/08 13:25

植物油より、安く確保できたから。


食料となる小麦などの栽培だけで手いっぱい。植物性の油を取るために菜種などを栽培する余裕があまりなかった。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<植物油より、安く確保できたから>ですね。
価格面の競争だったのですね。

お礼日時:2022/01/07 19:13

当時、鯨油はもっぱら機械油として用いられていました。

原油から機械油を作れるようになるのはずっと後です。
当時、米国は産業革命の真っ最中でしたので、大量の機械油=鯨油を必要としていました。言葉を換えれば石油を狩っていた訳ですね。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
機械油を生産する際、灯火用の油もできた、ということですね。

お礼日時:2022/01/07 19:16

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