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 会話表現について質問します。

1.病気中の人は心配事があります。お見舞いする時に、丁寧な慰め言葉として、以下の文で宜しいのでしょうか。

 「今のところ、何も考えない方が一番いいと思いますよ。体は何よりでしょうからね。【すっかり快復して退院したあと】、また〇〇さんとこの話をしましょう。」

 「すっかり快復して退院したあと」という日本語に違和感を覚えておられるのでしょうか。もともとは、「元気に退院したあと」とするつもりでしたが、不自然な感じをして書き直しました。

2.想像できないほど安い社内旅行の予算を聞いた後のくだけた会話表現について。

 「そんな安い旅行はできる【もんか】。もしかして、いわゆるホテルはゲストハウスかもね。一応【心構えをした】ほうがいいと思うよ。大きな期待をかけないほうが。。。」

 「もんか」は文脈にふさわしいのでしょうか。
 「心構えをする」のような言い方は口語でするのでしょうか。

 日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。宜しくお願い致します。

A 回答 (7件)

No.1の補足に回答します。



> 社長は「来週社内旅行があります。今度はホテルにとまることになりました。」と言いました。この話を聞いて、同僚Aは同僚Bにひそかに信じられない意味(皮肉っぽい)を含む『もしかして、いわゆる「ホテル」はゲストハウスかもね。』という文句のように聞こえる言葉を出しました。
> この場面で「いわゆる」は使えるのでしょうか。『 』にふさわしいネイティブな表現も教えていただけないでしょうか。

この場面で「いわゆる」はふさわしくありません。
現在の日本語で「いわゆる」は「一般的によく言われる~」という意味で用います。この場合は「社長の言う『ホテル』」の意味ですからピンと来ません。

少し古い言い方で「社長のいわゆる『ホテル』は」と、発言者を補う使い方がありますが、最近はほとんど使われないようです。

「ゲストハウス」の意味は別として、

  「社長の言う『ホテル』は、いわゆる『ゲストハウス』なんじゃないか?」

というような「いわゆる」の使い方なら適切な場合があります。「ゲストハウス」が一般的に「安宿」の呼称として皮肉な意味で使われている場合ですね。

> 期待を「かける」とは言わず、期待「する」と言います。
> 手元にある厚い辞書に「期待をかける」と書いてありますが、やはり現代日本語の中でふさわしくない表現ですね。

ふさわしくないというほどではありませんよ。ただこの場合少し重くもたつい感じになるというだけのことです。「あまり期待しない方がいいよ」の方が軽くてキレのある言い方なのです。

文法的に言うと、日本語では名詞(「期待」)に修飾語(「大きな」)をつけると重くもたついた言い方になりやすいということです。

また、同じような表現ですが「期待をする(かける)」より「期待する」、「勉強をする」より「勉強する」の方が軽くて好まれます。とくにこの例では、社長に対する批判ですから表現が重くなっては効果が薄れます。

逆に、目上の者が教訓を与えるような場合には重みのある表現の方が効果的です。

たとえば、子供に過剰な期待をする親に対して、子供を萎縮させないように、

  「子供にあまり大きな期待をかけるのはよくない。」

などという場合、

「子供にあまり期待してはいけない。」

というのは軽く言い放ちすぎで、「そもそも子供には期待する勝ちがない」かのような意味合いに取られかねません。

この回答への補足

 申し訳ありませんが、日本語がまだまだですので、理解できない文があります。
 
>『ただこの場合少し重くもたつい感じになるというだけのことです。「あまり期待しない方がいいよ」の方が軽くてキレのある言い方なのです。』

 「重くもたつい」と「感じ」の間で、「た」がぬけていたのでしょうか。次の文章の中で、「重くもたついた言い方」という内容も出てきたので、「重くもたつく」は一つの単語かと推測しました。でも、辞書を引きましたが、見当たりませんでした。私の区切り方は間違っているのでしょうか。

 「キレのある言い方」の「キレ」とはどういう意味なのでしょうか。辞書を引きましたが、見つけませんでした。

 何回も本当に申し訳ありませんでした。宜しくお願い致します。

補足日時:2005/03/27 01:03
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この回答へのお礼

 度々ありがとうございました。
 「社長の言う『ホテル』は、いわゆる『 』なんじゃないか?」のような意味を表したかったのです。現在の日本語で「いわゆる」は「一般的によく言われる~」という意味で用いますね。大変いい勉強になりました。

お礼日時:2005/03/27 00:53

#6 の補足について



> 「重くもたつい」と「感じ」の間で、「た」がぬけていたのでしょうか。

その通りです。すみませんでした。

>次の文章の中で、「重くもたついた言い方」という内容も出てきたので、「重くもたつく」は一つの単語かと推測しました。でも、辞書を引きましたが、見当たりませんでした。私の区切り方は間違っているのでしょうか。

「重く/もたつく」です。スピード感と鋭さに欠けるという意味です。

>「キレのある言い方」の「キレ」とはどういう意味なのでしょうか。辞書を引きましたが、見つけませんでした。

「もたつく」と逆で、スピード感と鋭さのある様子です。

#6 の件は、説明するのが難しく、理解しにくい表現が多くなってしまいました。もっと上手に説明できるように努力していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
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この回答へのお礼

 何回も何回もご親切に教えていただき、心より厚くお礼を申し上げます。良く理解できました。これからも宜しくお願い致します。

お礼日時:2005/03/27 21:14

No.2の補足を読みました。


「ゲストハウス」の件はよくわかりません。
(もし私が「普通の日本人」に含まれるなら、適切な「単語」はないということです。)

>「○○さん」は病気の人ではなく、第三者のことを指します。

質問を読んだとき、私は病気の人のことだと思いました。
No.2の補足でお書きになった例文について、述べるのは控えます。

○○さんを入れて言うなら、私なら、
「今は何も考えないのが一番いいと思いますよ。体は何よりですからね。○○さんと話すのは、元気になって退院してからにしましょう。」

もし「元気になって退院してから○○さんと話しましょう。」だと、後ろの「○○さんと話しましょう」のほうが病気の人の心に残ってしまうと思うのです

この回答への補足

 どなたかNo.1の補足の質疑(「いわゆる」と「期待をかける」)についてアドバイスをいただけないでしょうか。この二点はまだすっきりしていませんので、皆さんのアドバイスをお待ちしております。

補足日時:2005/03/25 23:15
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。
 中国では、安い泊まり所として、「招待所」というところがあります。旅行する時に、「大学の招待所」に泊まると安いです。「ゲストハウス」は以前、中国人が作った日本語の教科書から習った単語でした。覚え間違えなければ、「ゲストハウス」のそばについている中国語の訳語は「招待所」でした。もしかして、「ゲストハウス」は中国人が中国語の「招待所」をあえて日本語に訳すために作った間違えた日本語かもしれませんね。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/03/25 22:50

>「今のところは何も考えないのが一番ですよ。

まずは身体が大事ですからね。しっかり治して退院したらまた○○さんと相談しましょう。」でいかがでしょうか。

たいへん自然な表現になったと思います。

>値段がものすごく安い泊まり所という多少極端(的)な例をあげたかったのですが、一般の日本人に理解してもらうために、どの単語がふさわしいのでしょうか。

残念ながらパンチの効いた表現を思いつきません。「安宿(やすやど)」もこの文脈では妙な感じですし、前に述べたとおり「木賃宿」もほとんど死語なのです。代わりの表現としては「ホテルはボロボロなんじゃないか?」「ボロっちいホテルなんじゃないか?」「安っぽいホテルなんじゃないか?」などでしょうか……。

>(「一般の日本人」あるいは「普通の日本人」は失礼の言い方になるのでしょうか。恐れ入りますが、もし失礼な言い方であれば、丁寧な言い方を教えていただけないでしょうか。)

特に失礼な感じはありませんよ。ご安心ください。

余計なことを言うようで申し訳ないですが、ひっかかるのは「ネイティブな」です。日本でも特に「こなれた英語表現」を指す場合によく用いられているので、抵抗を感じる人は多くないかもしれません。

しかし、現在の日本人の日本語については「ネイティブな日本語」、すなわち「生まれつき日本語を話している人らしい日本語」が、必ずしも「自然で生き生きとした好ましい日本語」を意味しない状況があるのです。むしろ現在の日本人は自らの日本語に自信を失っているのです。昨今の日本における「日本語」ブームはそういう現状を反映しています。

外国人の(特に優れた)日本語学習者である質問者が、「ネイティブ」という用語で、未熟な母国語しか使えない日本人をありがたがっているような感じがして、ちょっと残念な感じがするのです。

これからは「自然な会話表現」や「こなれた会話表現」という言い方を使ってみられてはいかがでしょうか? それにしても蛇足でした。気を悪くなさいませんように……。
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。よく分かりました。
 ネイティブの件も大変いい勉強になりました。指摘してくださって、大変嬉しいです。これから言い方を変えます。
 日本語は勉強すればするほど難しくなりました。まだ勉強不足で、分からないところがいっぱいあります。これからも宜しくお願い致します。

お礼日時:2005/03/23 23:45

1.私が言うなら、


 「今は何も考えないのが一番いいと思いますよ。体は何よりですからね。この話は元気になって退院してからにしましょう。」


2.
>「そんな安い旅行はできる【もんか】。もしかして、いわゆるホテルはゲストハウスかもね。一応【心構えをした】ほうがいいと思うよ。大きな期待をかけないほうが。。。」

私は、ゲストハウスという言葉についてはわからないので、それ以外の部分についてですが・・・。

【もんか】はいいと思います。
ただ、かなり強い口調で責めるときに使う言葉なので、口論や何かをばかにする場面にふさわしい言葉です。
そういう場面なら、もっと断定口調になるだろうと思います。

私が言うなら、
「そんな安い旅行はできるもんか。きっと、ホテルはゲストハウスだよ。(ばかにした口調で)まあ一応覚悟したほうがいいと思うよ。みんな期待してるみたいだけど、行ってばかを見るだけだよ。」
のようになります。
ここまで強い口調でないなら、「もんか」は避けておいたほうがいいでしょう。
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この回答へのお礼

 いつもお世話になっております。ご返事が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。
 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。大変いい勉強になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/03/23 04:43

1.「今のところは何も考えないのが一番ですよ。

まずは身体が大事ですからね。しっかり治して退院したらまた相談しましょう。」

「○○さん」は第三者でしょうか? それとも病気の人?

2.「そんな安い旅行があるもんか。もしかしてホテルは(ゲストハウス)じゃないの? 一応覚悟しておいたほうがいいね。期待してるとがっかりするかも……。」

「もんか」は、適切です。会得されましたね。
「心構えをする」でもよいですが、多少固いもたついた表現です。普通は「覚悟する」を用います。

「ゲストハウス(安宿)」は、あまり一般的ではなく、理解できないか誤解を招きやすい気がします(私に経験がないだけかもしれませんが、検索してみると実に多様な意味で用いられています)。
観光旅行なら、「旅館」に対して「民宿」が安価、「ホテル」に対しては、「ビジネスホテル」が安価ですね。昔は「木賃宿(きちんやど)」が安宿を意味する一般的表現でしたが、現在ではほとんど死語となっています。

この回答への補足

>「○○さん」は第三者でしょうか? それとも病気の人?

 「○○さん」は病気の人ではなく、第三者のことを指します。「今のところは何も考えないのが一番ですよ。まずは身体が大事ですからね。しっかり治して退院したらまた○○さんと相談しましょう。」でいかがでしょうか。

>「ゲストハウス(安宿)」は、あまり一般的ではなく、理解できないか誤解を招きやすい気がします。

 ここで値段がものすごく安い泊まり所という多少極端的な例をあげたかったのですが、一般の日本人に理解してもらうために、どの単語がふさわしいのでしょうか。(「一般の日本人」あるいは「普通の日本人」は失礼の言い方になるのでしょうか。恐れ入りますが、もし失礼な言い方であれば、丁寧な言い方を教えていただけないでしょうか。)
 
 以上の質疑についてもう一度アドバイスをいただければ幸いです。宜しくお願い致します。

補足日時:2005/03/23 04:26
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この回答へのお礼

 いつもお世話になっております。ご返事が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。
 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございました。大変いい勉強になりました。

お礼日時:2005/03/23 04:08

どんな言語でも、説明はできないけどこっちが自然、という表現ってありますよね。


以下、あくまで私個人の「感覚」なのですが…

1.
>> 何も考えない方が一番いいと思いますよ。
→ 何も考えない「のが」一番いいと思いますよ
「~方が一番…」という言い方はおかしいです。「~方が」というのは比較しているので、英語で言うとbetterです。一方「一番」というのは他に比較にならない、bestですから。

>> すっかり快復して退院したあと
→ 快復してから/快復したら
「快復」という言葉には、全てすっかり治る、という意味があるので、わざわざ「快復」に「すっかり」をつけなくても良いと思います。
また、快復したということは、退院していることが前提ですから、この二つをあわせて使わなくても良いように感じます。(「快復」だけで十分では?)
それから、好みの問題だと思いますが、「あと」よりも「してから」「したら」の方が自然なように思います。


2.
>> そんな安い旅行はできるもんか
→自然です。
ただし、「~もんか」という表現、日常会話ではあまり聞きませんね(笑)
個人的には、小説等の書き言葉でのセリフに出てくるような印象があります。

>> いわゆるホテルはゲストハウスかもね。
→ちょっと意味が分かりません。
「泊まろうとしているホテルは、いわゆるゲストハウスと呼ばれている建物かもしれない」、という意味でしょうか。
もしそういう意味なら、
そのホテルはいわゆる「ゲストハウス」かもね。
と言うと良いでしょう。

>> 一応心構えをしたほうがいいと思うよ。
→一応心構えを「しておいた」ほうがいいと思うよ。
ちょっと考えてみたのですが、「心構え」以外に適切な表現が浮かびませんでした。
「覚悟する」も使えるかもしれません。
「一応覚悟しておいたほうがいいと思うよ。」
でもこれだとちょっと大げさですよね(笑)

>> 大きな期待をかけないほうが…
→ あまり期待しないほうが…/あまり期待しすぎないほうが…
「大きな期待をかける」とはあまり言いません。
期待を「かける」とは言わず、期待「する」と言います。
また、「大きな期待」というのは、名詞では使いますが「大きな期待をする」とは言いません。



基本的に、質問者さまの日本語は自然でわかりやすいものだと思いますよ。
あくまで私の「勘」で直させていただきました。

この回答への補足

>いわゆるホテルはゲストハウスかもね。→ちょっと意味が分かりません。「泊まろうとしているホテルは、いわゆるゲストハウスと呼ばれている建物かもしれない」、という意味でしょうか。

 申し訳ありませんが、日本語がまだ下手なので、おっしゃった意味ではないように思います。「いわゆる」で不信、軽蔑の意味を含む多少皮肉の意味を表したかったのですが、うまく表現できませんでした。もし以下のシチュエーションであれば、理解していただけないでしょうか。
 
 社長は「来週社内旅行があります。今度はホテルにとまることになりました。」と言いました。この話を聞いて、同僚Aは同僚Bにひそかに信じられない意味(皮肉っぽい)を含む『もしかして、いわゆる「ホテル」はゲストハウスかもね。』という文句のように聞こえる言葉を出しました。
 
 この場面で「いわゆる」は使えるのでしょうか。『 』にふさわしいネイティブな表現も教えていただけないでしょうか。
 
> 期待を「かける」とは言わず、期待「する」と言います。
 
 手元にある厚い辞書に「期待をかける」と書いてありますが、やはり現代日本語の中でふさわしくない表現ですね。

 以上の二点についてもう一度教えていただければ幸いです。宜しくお願い致します。

補足日時:2005/03/23 04:01
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この回答へのお礼

 ご返事が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。
 ご親切に教えていただき誠にありがとうございました。大変いい勉強になりました。

お礼日時:2005/03/23 03:34

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