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自動車は1769年にニコラなんちゃらさんが最初に開発したらしいですが、
もしも、その人がいなかったとしても今日の車社会は誕生していたと思いますか?
アスファルトの道路にゴムタイヤ4本着けた鉄の塊がガソリン燃料で走る。
この図式が構築されずに、もっと想像しきれないような移動手段になっていた可能性あると思いますか?

だとすると、勝手な妄想で構いませんがどんな移動手段になっていたと思いますか?

思い浮かびませんが、考えるだけで楽しいです笑

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A 回答 (2件)

1769年というと、蒸気機関による『自動車』なるものが人類史上初めて走行した年で、二コラ・ジョセフ・キュノーというフランス人による発明でした。

(『二コラなんちゃらさん』・・・おしい!)

>もしも、その人がいなかったとしても今日の車社会は誕生していたと思いますか?

 キュノーのクルマは、いわゆる『乗用車』ではなく、砲を曳く為の動力車でした。キュノーのクルマは、『自動車』ではありますが、直接的には現代の『乗用車』とは関係ないでしょう。

 またそもそも。
 ガソリン自動車がアチコチで発明され始めた頃、既に馬車が普及し、現代のクルマと似た様な使い方がされていました。(トラック、バス、タクシー、そして個人持ちの自家用などの馬車が既にありました。車体が2軸=車輪4本で支えられている、前輪が操舵輪・・・などは既に馬車で一般的だった構造です。)
 クルマというものは、極論すると『既に完成していた馬車に、動力を搭載しただけ』の乗物です。(実質的に、最初に『乗用車』を作ったのは、鉄道の蒸気機関車を発明したリチャード・トレヴィシックですが、彼が1803年に作った蒸気自動車は、馬車と蒸気機関をムリヤリドッキングしたもので、構造的に『今日の自動車』の原型を作ったと言えるものでした。)

 要するに、乗用車の基本形態は既に存在していたワケで、キュノーやトレヴィシックが蒸気自動車を作らなくても、クルマはやがて今日の形態に進化していったと考えられます。

・・・など、モロモロの歴史的事実は一旦置いといて。

>もっと想像しきれないような移動手段になっていた可能性あると思いますか?

 ずっと不思議なのは、自動車を作ろうとした時、何故最初に『馬車に直接動力を取り付けようとしたのか?』という点です。

 18世紀、最初に考えられたのは、『馬を何とかしたい』でした(その為、自動車は当初『馬無し馬車』と呼ばれました)。巨大生物である馬は維持が大変で、この『手間』が一般大衆への馬車の普及を阻んでいました。
 で、馬がジャマだとすると、まず考えることは馬車に動力を積むことではなく、『馬の代わりになる動力機械を作る』ではないか?と。

 要するに『ウマロボット』を作れば、それまでの馬車がそのまま使えるし、馬車屋も設備投資せずに製造が続けられたでしょう。馬車が最も普及していた英国では、既に馬車の為の道交法もありました。
 当時の社会へのインパクトも考えると、まずウマロボットを作ってみる、というのが正しい工学的アプローチだと思います。

 ウマロボット・・・現実的なところだとガチのロボットではなく、バイクの様なモノ、或いはバイクの様な構造の1輪車になっていたと思いますが、現代ならボストン・ダイナミクス社の『4足歩行ロボット』に馬車を曳かせるのもいいかもしれません。

 実際、馬に代わる動力装置は狭い分野(農耕用など)では作られたことがありましたが、乗用車の分野では、最初から検討された気配がありません。
 しかし、18世紀末に人類が選択を間違えて(?)、ウマロボットの開発に向かっていたら・・・『クルマ』は、それはそれで面白い乗物になっていた様な気がします。(F1レースは、古代ローマ時代の『4頭曳き戦車』レースの様な形態になっていたかも・・・映画『ベン・ハー』を御参照。)

 そして何より、馬車自体は同じモノです。農家なら高価なウマロボットを買わず、馬や牛、ロバやヤギに曳かせるのもアリだし、ワンコ10頭立てなどと言う犬ソリの様な形態でも動かせるでしょう。

 もう30年以上前の話ですが・・・ワタシ(自動車工学の研究者です)の師匠の一人が、『究極の自動運転車』として、馬車ならぬ『イヌ車』の研究を提案していましたが、18世紀の人類がウマロボットを選択していたら、イヌ車も当たり前だったかもしれません。(この師匠、日頃からよく『技術的ジョーク』を飛ばすヒトで、イヌ車も研究予算獲得のための方便だったかもしれませんが・・・曰く、『外で飲んで酔っ払っても、イヌが自宅に連れ帰ってくれる』『盲導犬の訓練を受けたイヌなら信号を守るし、そもそも生物は自己判断で危機回避する』・・・だそうです。ワンコ1匹で2人乗り程度のカートを引っ張るので、カートに電動アシスト装置を付けるとか、ワンコの行動を検出して急ブレーキをかけるとか、技術的にちょっと面白そうなネタもありました。)

 もっとも、運動力学的に考えると、ウマロボット+馬車では不安定過ぎてとても100㎞/hは出せませんが、最初からそういう乗物しか無いなら、誰もがそれで満足していたと思います。
 ウマロボットが曳く馬車が街中を走る世界・・・どうでしょう?ワタシ個人は、『そういう技術的パラレルワールドがあるなら、ちょっと行ってみたいかも』などと思いますが。

 ところで最後に御参考。

>アスファルトの道路に

・・・アスファルト舗装を発明したのは英国のジョン・マカダムとエドガー・フーリーで、フーリーが設立したタール・マカダム社によって全世界に普及しました。(今日、舗装路のことを『ターマック』と言いますが、その語源となった会社です。)
 これはあくまでも道路の舗装(土木分野の技術)で、クルマの発展とは関係ありません。例えクルマが無くても、コールタールを用いた舗装(タールマク舗装)は普及したでしょう。(英国では、自動車が登場する以前に、既に国土の80%以上の道路が舗装されていた、という記録もあります。当然ですが、これは専ら馬車の為の舗装だったと考えられます。)

>ゴムタイヤ4本着けた

・・・ロバート・ウイリアムズ・トムソンによって発明された空気入りタイヤは、元々自転車用でした。(発明は、TVのCMで流れているジョン・ボイド・ダンロップではありません。ダンロップは人類史上初めて、空気入りタイヤの量産化に成功したヒトです。サスペンションを持たない自転車では、空気入りタイヤで乗心地を改善することが急務でした。)
 自転車では既に空気入りタイヤが一般的になっていて、その後クルマにも応用されただけです。空気入りタイヤの登場も、クルマとは直接は関係ありません。(ちなみに言うと・・・自動車の重荷重+高速に耐える空気入りタイヤの製造に成功し、自動車に普及させたのがミシュラン兄弟です。)

>ガソリン燃料で走る。

・・・1870年ジークフリート・マルクスがガソリン自動車を発明してから(ガソリン自動車を発明したのは、ダイムラーとベンツではありません。アレは世界規模の壮大なウソです)、ガソリン車以前に存在した2つの自動車・・・蒸気自動車をガソリン自動車が駆逐するまでに50年、電気自動車やハイブリッドカーを駆逐するまでに40年を要しています。
 ガソリン内燃機関が生き残ったのは、『技術的自然淘汰』の結果です。クルマというものがどういう風に進化しようと、ガソリン内燃機関が長らく使われることになったのは変わらないでしょう。
 ガソリンエンジンで動くウマロボット・・・
 なんかヵッコ(○゜▽゜)ィィ!是非見てみたくなりました。
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この回答へのお礼

自動車工学の研究者!!! 凄い方からコメント頂けて驚きと感謝の念でいっぱいです!
たくさんのお話ありがとうございます。

ウマロボット…カッコイイ…

しかし、ウマロボットが実在したとしてもつまりはいずれ「ウマの形である必要あるのか?」と研究され今日の車の外観には近づいていくわけですね。

私もパラレルワールド、行ってみたいです!

お礼日時:2022/01/19 09:56

例えニコラさんが居なくても、自動車は発明発達して今の社会になっていました。



すべての発明は同時期に多くな人が同じ同じアイデアを素に開発するものです。
例えば電球は真空のガラスなかでフィラメントに電流を流すと光る現状は判っていたか、長時間使える物を作る構造を競争していた。
エジソンはそれを沢山売る方法を発明したことがビジネスの成功となった。

蒸気機関も古代エジプトでアイデアはあったが、効率的な利用方法が解らず1数千年も多くの人が研究したこと。

自動車も初めは蒸気機関、そして電気自動車が発明され、ガソリン車やディーゼル車が生まれた。同時期にいろんな方法が試され現在に至るものです。

だから、ニコラさんが居なくても替わりはいくらでもいました。
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この回答へのお礼

なるほどです。
未来の大きな図式はどれも必然的というわけですかね。
携帯電話が普及され始めた頃を覚えていますが、あらかじめ用意されているボタンの中から選んで押す。ということが当たり前で、今のスマホのような「ボタンなど無く、画面を直接触って操作するのが当たり前」なものになるとは全く想像出来なかったです。
それらも全て必然的なものですかね

お礼日時:2022/01/18 13:31

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