プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

閲覧いただきありがとうございます。
数年前、50代前半の父が前立腺癌になり、
グリソンスコア?が3+4の7とのことで、
完治を目指して全摘出手術を行いました。

しかし、手術後蓋を開けてみると実はグリソンスコアが4+5の9だったらしく、ハイリスクだったことが判明しました。
今術後3年経つのですが、徐々にPSAの数値が上がり、先日0.2で再発と診断されました。



ネットで色々と調べたところ、
小線源療法(ブラキ治療?シード治療?)と外部照射の併用療法にホルモン療法を組み合わせた方法
が最も再発率が低いとのことでした。しかし、このブラキ治療というものは「前立腺摘除術後に再発した場合や、放射線治療後の再発例ではこの治療は施行できません。」とのことで、父には適用外のようです…
(今思うと、グリソンスコアに関わらず最初からこの方法を取るべきでした。後悔してもしきれません。)

父に残された治療法は、
①外部照射のみ
②外部照射とホルモン療法の併用
の二つということでしょうか?

(ホルモン療法を併用した場合、もし放射線治療後に再発してしまった際に試せるホルモンが減ってしまう?=余命が少なからず短くなってしまうという可能性もあるのでしょうか。)

また、外部照射について、IMRTという方法が再発率も低いとされているそうですが、
これは放射線の外部照射という時点で医師の腕によって結果が変わってしまうものなのでしょうか。

場合によっては名医とされる方を探し、セカンドオピニオンも考えています。(もし有名な方やオススメの病院、新しい治療法等がありましたら教えていただきたいです。場所、金額は問いません。)

長文となってしまい申し訳ありませんが、父から再発の連絡をうけ、まだまだ年齢が若いということもあり娘としてとても心配で困惑しております。
放射線治療後の再発をなんとか防ぐため、どうかアドバイスをお願いいたします。

A 回答 (5件)

お父様の事、ご心配ですね。


お父様がお若いということは、相談者様もお若いということでしょうか。

まず病状を整理しますと、お父様の病状は、
「前立腺癌術後のPSA再発」ですね。
この場合、通常、腫瘍(癌のかたまり)はありません。PSAという凄く鋭敏な検査データで、目に見えないくらい小さな癌細胞を検出しているのです。
癌細胞がどこに隠れているのかはわかりませんが、前立腺があった箇所に潜んでいる可能性が高いことが、データ上わかっているので、その部分に放射線を照射して治癒を目指します。

>父に残された治療法は、
>①外部照射のみ
>②外部照射とホルモン療法の併用
の二つということでしょうか?

 現在の病状では、1が推奨されます。
ホルモン療法は、放射線治療の効き目を確認してからでも遅くありません。
放射線治療を行ったにも関わらず、PSAが上昇した場合、ホルモン療法を開始することになるでしょう。

 放射線治療はリニアックによる外部放射線治療で行います。
IMRTという技術を用いて治療することが一般的ですが、PSA再発症例では必須ではありません。重要なのは、毎回狙った箇所に照射することです。画像誘導放射線治療(IGRT)という技術で、放射線を照射する直前に治療機器上でCTなどの画像を撮影し、狙いがズレていないかを毎回チェックします。これは保険診療で認められており、多くの病院で行っています。

 少しでも良い医療を希望するお気持ちは重々承知いたしますが、IMRTも画像誘導放射線治療も既に確立された技術であり、全国で広く行われています。一部の名医でなければできない治療ではありません。主治医の先生がお勧めされる病院で治療を受けても問題ないと思います。

 最後に、今回の再発は大変ショックなことだったとお察しいたします。しかし、まずは慌てず、泌尿器科医と放射線治療医の話をじっくり聞いて頂きたいと思います。決して焦る必要はありません。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
父がまだ若いということもあり、ただただ焦るばかりで、とにかく良い病院を、良い治療を、、と考えてしまっておりました。
毎回狙った箇所に照射することがなにより重要、ということですね。
焦らず慌てず、まずは放射線治療医に詳しく尋ねてみようと思います。

お礼日時:2022/03/01 11:56

これまでに8名あまりの消失事例がありますが、証明する資料はなかなか得られません。

添付しましたのはその貴重な1例です。彼は全摘を勧められましたが拒否し、ハスミワクチンPr.Mと尿から抽出し作成される自家ワクチンで好調を維持、1年後消失を確認したものです。抗癌剤(エストラサイトカプセル)は捨てています。
彼の場合、医師の反対もありましたが、強い意志のもとされたものです。
随分年月も経ちましたが今も健在です。
「前立腺癌の再発後の治療について」の回答画像5
    • good
    • 1
この回答へのお礼

資料まで添付いただきありがとうございます。どんな小さな希望でも縋りつきたい思いです。ワクチンについて詳しく調べてみようと思います。

お礼日時:2022/03/01 11:50

癌は 目に見える腫瘍を形成した早い段階で、その一部の癌細胞は円形化により剥離し、血管内やリンパ管を流れるとされています。

それが再発や転移に関わっています。添付図はリンパ管への侵入です。

どのような手術や抗癌剤また放射線にしろ、遊離したすべての癌細胞を排除することはできません。
術後の再発や転移を防ぐには、自身の免疫(白血球の働き)が癌細胞を認知し排除に向かわなければなりません。
現在の医療ではその療法は無いと考えられていますが、再発を防ぐにはハスミワクチンと丸山ワクチンという免疫療法剤が存在し有効です。
現在国内にはこの2つしかありません。
(過去にはレンチナンやクレスチンというキノコ成分の認可薬=承認薬が免疫療法剤としてありましたが、それほどの効果もなく製造中止となっています)

なお、再発の場合でもハスミワクチンならばかなり期待ができます。
ハスミワクチンは癌種ごとに抽出した癌抗原をワクチン化したもので30数種があります。前立腺癌にはPr.Mという適合ワクチンがあります。

ただ、あなた様も医師の考えに従うと思いますが、免疫療法と言うものには賛同は得られません。
また、免疫療法は健全な白血球を前提とします。従って抗癌剤など白血球が低下するものとの併用は避けなければなりません。
その意味で、取り組むにはそれ相当の知識と覚悟が必要となります。
「前立腺癌の再発後の治療について」の回答画像4
    • good
    • 1
この回答へのお礼

再発を防ぐワクチン、というものを全く知りませんでした。ご教示いただき本当にありがとうございます。詳しく調べてみようと思います。

お礼日時:2022/03/01 11:49

先ず基本の治療は前立腺の全摘手術ですが・御父上様はこれをしたのですね・もう前立腺が無いのだから後はPSAの数字を基本にした療法になります、その場合は再発の場合はPSAの数値最下点より連続0.2以上の上昇が見られた場合は再発とみなします・再発となれば基本はホルモン療法になります、放射線治療(強度変調放射線IMRT/VMAT)の治療が出来るかどうかは解りません。

普通は前立腺がんが発見された時に転移が無ければ全摘手術か放射線治療(強度変調放射線IMRT/VMAT)のどちらかを行うのが一般的ですがね・そして再発したらホルモン療法になります。全摘手術の場合と放射線治療(強度変調放射線)とは治療後のPSAの数値は違いがありますからね・全摘手術の場合は0.2以上・放射線治療の場合は最下点2.0以上の上昇がみられた時の再発となりホルモン療法が追加されます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます!先日の診察で、次回から救済放射線治療にうつるとのことでした。放射線治療後の再発とならないよう祈るばかりです。ありがとうございます。

お礼日時:2022/03/01 11:52

非常に良くお調べになっており、お書きになっている事はほぼその


通りで、間違いの無いことだと思います。

>父に残された治療法は、
これは外部照射とホルモン療法併用治療の方が外部照射単独治療よ
り治療奏効が高く、生存率が高いと言うデーターがあります。

ホルモン療法を継続的に使用していると腫瘍は低ホルモン領域にお
いても増殖する性質を持ってくる去勢抵抗性(ホルモン抵抗性)を
示す事があるので、そ場合はドセタキセルをはじめとする抗がん剤
治療を行います。

>IMRTという方法が再発率も低いとされているそうですが、
その通りです。
IMRTは2021年より始まった外部放射線治療の方式であり、
放射線を無駄なく腫瘍に当てる事が可能で、またその照射強度も調
節出来るのが大きな特徴であり、照射副作用も少ないメリットも有
ります。

しかしながら、ピンポイントで照射出来るのがIMRTの特徴です
が、前立腺と言う物は毎日少し移動するので正確に腫瘍に照射する
のにはやはり医師のスキルが必要とされます。

まずは今後の治療方針に関して担当主治医に良く説明を受けた後、
その治療方針に納得が出来ない場合はセカンドオピニオンをお考え
になっても良いかと思います。

ただしセカンドオピニオン施行如何に関わらず、現主治医との関係
性を良好に保っておくことが重要です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
診察でなかなか長い時間をとって話をしてもらうことができず、色々と焦って質問をしてしまいました。
IMRTについてもご説明いただきありがとうございます。素人には違い?メリット?がよく分からなかったため、大変参考になりました。
現主治医との関係性を良好に保っておくことが重要とのこと、肝に銘じておきます。
アドバイスいただきありがとうございました。

お礼日時:2022/03/01 11:58

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!