
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
下記『二語の連合によって生じた「ぢ」「づ」』の、
なお書きを参照してください。
現代仮名遣い
本文 第2(表記の慣習による特例)
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/jo …
5 次のような語は,「ぢ」「づ」を用いて書く。
(1) 同音の連呼によって生じた「ぢ」「づ」
例 ちぢみ(縮) ちぢむ ちぢれる ちぢこまる
つづみ(鼓) つづら つづく(続) つづめる(約△) つづる(綴*)
[注意] 「いちじく」「いちじるしい」は,この例にあたらない。
(2) 二語の連合によって生じた「ぢ」「づ」
例 はなぢ(鼻血) そえぢ(添乳) もらいぢち そこぢから(底力)
ひぢりめん いれぢえ(入知恵) ちゃのみぢゃわん まぢか(間近)
こぢんまり ちかぢか(近々) ちりぢり みかづき(三日月)
たけづつ (竹筒) たづな(手綱) ともづな にいづま(新妻)
けづめ ひづめ ひげづら おこづかい(小遣) あいそづかし
わしづかみ こころづくし(心尽) てづくり(手作) こづつみ(小包)
ことづて はこづめ(箱詰) はたらきづめ みちづれ(道連) かたづく
こづく(小突) どくづく もとづく うらづける ゆきづまる
ねばりづよい つねづね(常々) つくづく つれづれ
なお,次のような語については,現代語の意識では一般に二語に分解しにくいもの等として,それぞれ「じ」「ず」を用いて書くことを本則とし,「せかいぢゅう」「いなづま」のように「ぢ」「づ」を用いて書くこともできるものとする。
例 せかいじゅう(世界中)
いなずま(稲妻) かたず(固唾) きずな(絆*) さかずき(杯)
ときわず ほおずき みみずく うなずく おとずれる(訪) かしずく
つまずく ぬかずく ひざまずく あせみずく くんずほぐれつ
さしずめ でずっぱり なかんずく うでずく くろずくめ ひとりずつ
ゆうずう(融通)
[注意] 次のような語の中の「じ」「ず」は,漢字の音読みでもともと濁っているものであって,上記(1),(2)のいずれにもあたらず,「じ」「ず」を用いて書く。
例 じめん(地面) ぬのじ(布地)
ずが(図画) りゃくず(略図)
参照しました。文化庁の決めたことなら仕方ないな。
これなら、”いちにちぢゅう”は間違いではないですね。
この例の中では、”ひとりずつ”は”ひとりづつ”と間違って書くと思った。文章の中で”少しづつ”と書いたことがあったかも。
ありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
「地」に「じ」と「ち」が有ることは、前回のコメントの後に続けて書いたのですが、なぜか掲載して貰えなかった。
呉音「地→ぢ」漢音「地→ち」だったので、それが影響して妙になってしまった訳です。「地震→じしん」「地」は「ぢ」だったのですが、原則「ぢ」は「じ」という方針だから、「地震」「地面」「地下」(じげ)「下地」「生地」も「じしん」「じめん」「じげ」「したじ」「きじ」になってしまうのです。
「太地」「地下」は漢音で「たいち」「ちか」になるのが当然。「地下足袋」(じかたび)はどうやら、造語らしいけど、「地下で履く足袋」じゃなくて「直(じか)に」土の上ではく足袋から来たらしい。
このように、呉音は濁音で、漢音では清音になるのは、例えば「神」は「じん」(呉音)「しん」(漢音)の例があります。
No.8
- 回答日時:
よく話題になるのは、「地面」はなぜ「ぢめん」ではないのかということです。
答えだけを書くなら。常用漢字表で「地」には「チ」のほかに「ジ」という読みがあるからです。
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/jo …
同様に、「中」には「チュウ」のほかに「ジュウ」という読みがあるからです。
ただ、これは現代仮名遣いでできるだけ「ジ」を使おうとしたために生まれた矛盾を補うために、後からこじつけたものではないかと思っています。
元々は「ヂメン」「ヂシン」「一日ヂュウ」だったはずです。
詳しくは下記をご参照ください。
【突然ですが問題です【日本語編9】──いろいろな読み方2? 解答編】2010年05月26日
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1281. …
以下は一部の抜粋(重言)。
===========引用開始
【問1】
「地」には「チ」の読みのほかに、「ジ」という読みがある。
そのため、「生地」の場合も、「チ」が連濁で「ヂ」になるのではなく、あくまでも「ジ」という読みをもっているので、「キジ」になる。「地(地金)が出る」の「地(ジ)」と考えてほぼ間違いない。
そのため、「地面」「地主」のように語頭に来たときも「ジ」という読みになる。
【問2】
「治」
「地」と同様に「チ」と「ジ」の読みがあるので、「政治」「湯治」などは「ジ」。恐ろしいことに、「完治」には「カンチ」のほかに「カンジ」という読み方もある(ありえねえ)。「カンジ」では「キスしよう」と言う気分ではなくなる。
「治(ジ)」で始まる言葉は意外に少ない。「治部(煮)」以外は、「治承」などほぼ歴史用語だろう。
ちなみに、〈「チ」と「ジ」の読みがある〉なんてのはあとから適当にくっつけた理由だと思う。歴史的仮名遣いをやめたときに生じた矛盾をごまかすための屁理屈としか思えない。
古語辞典を開くと、「地合ひ」「地紙」「地髪」など、「地」で始まる言葉は軒並み「ヂ」である。当たり前だ。まあ、古い言葉のことはなあんにも知らないので、強いことは言えない。
===========引用終了
明治初期はカタカナに濁点付けないのが正式だったらしい。
だから中の読みはチュウであり、チュウともヂュウとも発音していたのかも(想像)。
ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
「現代かな遣い」の決まりです。
「ざじずぜぞ」と「だぢづでど」の発音を比較した結果、「ざ・ぜ・ぞ」と「だ・で・ど」との発音の違いは誰にでも分かります。ところが、「じ・ず」と「ぢ・づ」がそれぞれほんとに区別して発音しているか」というと、実は「じ」と「ぢ」の区別。「ず」と「づ」の区別は付かないのではないかと思われる訳です。区別の付かないものは区別しない方が良い、書くたびに考えているようでは無駄な話だと、同じ発音だと決めてしまいました。これはこれで正しいでしょう。ところが、縮む(ちじむ)でいいのか,鼻血(はなじ)
でもいいのか、そんなことどっちでもいいとはならなかった訳です。
同音連呼「縮む→ちぢむ」「続く→つづく」の場合は、「ぢ」や「づ」を使うのを認める。二語連結「鼻+血」の場合は、「鼻血→はなぢ」「三日月
→みかづき」を認める。結局「四つ仮名」(じ・ぢ と ず・づ)の問題です。
No.5
- 回答日時:
いわゆる「四つ仮名」ってやつだね. 調べてみるといろいろ出てくるよ.
「鼻血 (はなぢ)」は「はな」+「ち」の「ち」が連濁によって「ぢ」になったのに対し「地続き (じつづき)」の「じ」は連濁によらないので (もともとは「ぢ」と書いていたが) 「じ」と書く, ついでにいうと「づ」の方は「同音による」ので「ず」ではなく「づ」のまま, というのがいちおうの原則. なんだけどこの辺はあまり徹底されていなくって, 「一日中 (いちにちじゅう)」や「稲妻 (いなずま)」は (語源的には) それぞれ「いちにち」+「ちゅう」, 「いね (→いな)」+「つま」だけど「ぢ」「づ」ではなく「じ」「ず」と書く, というのが現在の本則.
なお現在では「いちにちぢゅう」「いなづま」も許容されてる (がそれが「学校の試験等で許してもらえるかどうかは別の話).
No.3
- 回答日時:
「ぢゅう」だと大中小のように「真ん中」という
意味になる
1日中は「何かと何かの間」という意味なので「じゅう」と
なります
https://dictionary.goo.ne.jp/word/kanji/%E4%B8%AD/
地続きは地面の「じ」、鼻血は血(ち)だから「はなぢ」
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