
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
「天皇」によってですね。
いや、もう少し正確にいえば「君主を立てることで国民意識が芽生え、平等になったから」です。そもそも「飼い馴らす」ってどういうことを言うのでしょう。
中国は儒教で飼い馴らされたとしても、何度も戦争して国家そのものは変化しています。
ヨーロッパもイスラムも同じ宗派の内部で戦争していますし、もちろんキリスト教vsイスラム教vsユダヤ教の三つ巴の戦いもまだ収まっていません。
インドだって昔は国家が並列していたので、戦いはたくさんありました。
なのでこの「飼い馴らす」とは「その国、またはその民族独特の社会秩序はどのように作られたのか?」という意味だと私は解釈します。
これなら、確かに中国は独自の価値観と社会秩序があるし、他の地域も同様だからです。
で#1さんが「配慮とやさしさ」と書いておられますが、これは慧眼だと思います。じゃあなぜ日本は「配慮とやさしさ」がある社会になったのか、というのが問題の核心だと思います。
その解答としては「天皇という君主が誕生し、天皇の元で各豪族たちが平等になり、その後庶民も平等になるような施策が実行されたから」だと思います。
日本の天皇の機能について、法皇という側面を見てみればそれが答えだと思います。天皇は「日本の神々を等しく扱う」ので、各豪族の神々、今では各地方の氏神とされている存在が全部平等になったわけです。
これはキリスト教vsイスラム教vsユダヤ教の戦いとは真逆で、彼らは「同じ絶対神の言葉なのにどの言葉が一番優れているか」で争っているわけです。もし絶対神がもう一度表れて「すべての言葉は平等である」としたら、彼らが対立する理由がほとんどなくなるわけです。
日本で行われたのはまさにこれで、これによって「信じている神が違っても、同じ人間、同じ日本人」という意識が出来上がったので「(他の人たちに対して)配慮とやさしさ」が出せるようになったのです。
したがって、日本人を飼い馴らしたのは「国家統一とその方針」であって、それを指示した天皇によって飼い馴らされた、と考えるのが妥当だと思います。
早速のご回答ありがとうございます。
<「飼い馴らす」とは「その国、またはその民族独特の社会秩序はどのように作られたのか?」という意味>ですね。
日本の歴史のなかで、特筆すべきは、紆余曲折あったといえ、千年以上続く天皇制ですね。
<天皇は「日本の神々を等しく扱う」ので、各豪族の神々、今では各地方の氏神とされている存在が全部平等>ですね。一神のようにどれが絶対/どれが正統とかは争わないですね。
<「信じている神が違っても、同じ人間、同じ日本人」という意識が出来上がった>のでしょうね。
No.8
- 回答日時:
☆☆ (№4) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・
社会的地位に分けて捉えるなら:
アマテラス公民圏なる公務員一般の立ち場であれば
★ (№4お礼欄) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
《おほきみ ないし すめらみこと(皇)――アマテラ
シテ――の徳による感化》で飼い馴らされた
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と言うでしょうし
・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆ となっています。そして このくだりの前にすでに:
☆☆ おそらく《おほやけ》という――或る種の――普遍性を示す概念ないしその共同観念でではないでしょうか。
☆ としるしています。
*
☆ けれども 《すめらみこと(皇)――アマテラシテ――の徳による感化》には 次のような事例もあります。
▲ (ヰキぺ:采女) ~~~~~~~~~~~~~~~
§ まえがき
采女(うねめ)とは、日本の朝廷において、天皇や皇后に近侍し、食事など身の回りの庶事を専門に行う女官のこと。
§ 5 伝説上の采女
§ 5.1 猿沢の池/山の井伝説
・ 山の井伝説(春姫伝説)
郡山市に伝わる伝説においては前日譚・後日譚が存在する。
陸奥国に巡察しにきた葛城王が
安積の里長の娘・春姫を見初め都に連れ帰ったが、
春姫は許婚の男を恋しく思い猿沢の池への入水を偽装して里に帰る。
しかし男は山の井の清水に身を投げた後で、春姫も後を追い投身自殺するというもの。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆ このような《徳による感化》を嘗めつつも おおむね社会全体の秩序と安寧がゆるがなかったのは ひとえに――《くにゆづり》なるおそらく歴史にかかわる――人びとの《ゆづりあひ》の精神によるものと考えられます。
《おほやけ》なる普遍概念を信じて だまされ続けたけれども くにゆづりをしたからには おいそれと ゆづり返して欲しいとは言えなかった・言わなかった・・・この一階の人びとの和の精神が 日本をささえたのでしょう。
いまもそうですが 坂の上の停滞に入り金属疲労を起こしているかも分かりません。
A宮家の乱には うんざりでしょう。話が通じないという・人間以前の状態に落ち入っているとしたら。
なお 神道には 自然な古神道のほかにお二階の国家神道があります。
この二段構えは 《おほやけ》なる概念にも《和の精神》にも設えられていると思います。普遍概念が アマアガリすると 人びとの心理を上から覆い包む共同観念と成り得ます。幻想と言わずとも。
No.7
- 回答日時:
神道です。
つまり、先祖と自然です。
ご先祖様に恥ずかしい真似は
するな。
不自然、反自然的なことは
するな。
文科省によると、神道の信者は
一億を越えます。
神道の信者になるには、信者であるとの
自覚すら不要です。
先祖、自然を想い、敬う心が
あれば、信者確定です。
早速のご回答ありがとうございました。
<神道><つまり、先祖と自然>なのですね。
少しイチャモンをつければ、飼い馴された、というよりは、浸っていた・育った、ということになりますね。
No.4
- 回答日時:
★ 飼い馴らされた
☆ という表現で言うならば おそらく《おほやけ》という――或る種の――普遍性を示す概念ないしその共同観念でではないでしょうか。
社会的地位に分けて捉えるなら:
アマテラス公民圏なる公務員一般の立ち場であれば 《おほきみ ないし すめらみこと(皇)――アマテラシテ――の徳による感化》で飼い馴らされたと言うでしょうし
スサノヲ市民社会なる庶民の立ち場は 決まっています。例によって神話の話ながら 《くにゆづり》をしたことによって進路は敷かれたと。
つまり ぎゃくにアマテラス公民の人たちをしてお二階にアマアガリせしめてその人たちに好きなようにさせた。屈辱を味わいつつもそのことで 社会の――とにもかくにもの――秩序を慣らし均しつくって来たと。
この辺で一たんにでも切り上げたほうがよいかも。
早速のご回答ありがとうございました。
<《おほきみ ないし すめらみこと(皇)――アマテラシテ――の徳による感化》で飼い馴らされた>のですね。
*
アマアガリについて思い出しました(いつもうろ覚えですが)。
日本書紀を編纂さんする際のことです。
当時の女帝が孫に位をスムースに譲渡するため、自分は天照大神の位置に置き(アマアガリ)孫は‥‥の地位に置くように、神話を創った。すなわち、表向きは、神話通り女帝から孫へ天皇の地位を引きついた、ということにした。という解説を読んだことがあります。
と言うでしょうし
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