家族経営の株式配当金 零細企業です、株式会社 ですが 親族が亡くなり事情があり10分の1ほどの株が赤

家族経営の株式配当金

零細企業です、株式会社 ですが
親族が亡くなり事情があり10分の1ほどの株が赤の他人に流れます。

株を買い取る必要はないと思っていますが、
配当金をよこせと言いかねません

そこで下記質問させてください

①配当金はどのくらいのパーセンテージ売り上げに対して払うものでしょうかそうした決まりがあるのでしょうか

②配当金を支払うだけで良いパターンもあるのでしょうか

③ 1株でも赤の他人に株を持たせると面倒が起きると聞いたことがあります多分決算書を見せろうんぬんいい金ないからだと思います。赤の他人しかも敵対的な他人に株をもたれた場合どのようなリスクがあり得るのでしょうか
保有率は発行数の10分の1と仮定します。

お詳しい方教えてください。

No.3 回答者： yumeiroyamaneko 回答日時： 2022/03/02 01:30

①について

配当を考えるなら，売り上げではなくて利益を基準にすべきですね。
で，株主が納得するならいくらでもいいです（ただし会社の純資産が300万円以上残ることが必要）。
たとえば上場会社で，ちゃんと利益が出ていたとしても，今後に備えて内部留保としたいと経営陣が説明し，それを株主総会が承認すれば，無配でもぜんぜんかまわないんです。

②について
相手方を含めた株主の全員が何も言わなければ，とりあえずは大丈夫なんじゃないでしょうか。
ただ将来，それが問題に発展しないとは言えませんけど。

③について
お金が発端になって話が大きくなるのがほとんどのように思いますが，それだけではないかもしれません。
まず株主配当は会社の利益処分ですから，中小会社であれば株主総会の承認を経て決定します。普通は毎年決算期から2か月以内に開催することになっている定時株主総会でこれを決めます。
でもこれをちゃんとやっている中小会社がどれだけいるんでしょう。ほとんどの会社が会社法違反をしているのが実態だと思います。でもほとんどがやってるといっても，それは許されることじゃないんですよね。違法は違法ですから。ただ単に，株主が身内ばかりで法律を知らない人だらけなために，それを違法だと騒ぎだす人がいないだけです。
でも第三者が入ってきた場合に，その第三者に不満を抱かせると危なくなるんです。その人にとっては，それまでの身内内の調和なんて知ったことではありません。騒がれたらその責任を追及されるのは取締役たちです。取締役が会社法違反で刑に処せられたりすると，取締役としての資格を失い，取締役ではいられなくなります。

役員報酬も問題になるかもしれません。この役員報酬も定時総会で決めるものですが，総会が開催されていなければ承認なんてされていないということです。そこに名目役員（実体のない役員）への報酬支払なんてしていれば，違法に不当を重ねることになります。これも不満株主のツッコミどころ候補になるということです。

計算書類を作成していないとか，それを株主に提示しないとか，中小企業が実際になっていること（やっていないこと）にはツッコミどころなんていくらでもあったりするんですよね。
だから外部から株主が入ってくるような場合には，その辺りについても気を配らなければならなくなるんです。いままでどおりいい加減にあやふやに，なんて行かなくなってしまいかねません。

他にも株主提案権があるので，株主からの要請があれば株主総会を開催しなければならなくなるとか，面倒ごとが起きる可能性が高くなるんです。

できればやや色を付けてでも，身内がその株式を買い取ってしまった方が楽なような気がします。

No.2 回答者： AR159 回答日時： 2022/02/25 14:13

規模の大小にかかわらず、株式会社の最高意思決定機関は「株主総会」であり、そこでは株式の保有割合に応じて議決権があります。

つまり早い話が、発行株式数の半分超を持った株主は、配当でも役員選任でも好きなように決定できるということです。

10％程度だと決議に直接影響を与えることはないでしょうが、総会において何だかんだ発言したり、他の株主と結託しようとしたりする可能性はあります。経営者側から見れば「リスク」といえるかもしれません。

配当については、取締役会で配当議案を決定し、その議案を株主総会にかけて株主の多数決で決めることになるから、10％だけなら問題にはならないでしょう。

ただし、そもそも零細企業では実際には株主総会などやってないと思いますが、敵対的な株主がいる場合そういう訳にいかなくなるという問題も起きます。

No.1 回答者： タマタマポチ 回答日時： 2022/02/25 13:55

配当は利益が出れば考えればいいのです。

（売り上げは無関係）
特に何パーセントという決まりはない。
勿論、赤字なら無配もある。
　
上場企業でも無配の会社はいくらでもあります。