変な質問でごめんなさい。ばい菌のイラストについて。

いわゆる「ばい菌」のイラストって、
ジャンルを問わず、たいてい頭に二本角があって、
体は黒くて二本足で、手にはフォークのように
先が三本に分かれている武器を持っていますよね。

これらのイラストは、本物の細菌やウイルスとは
全く似ていませんが、どうしてこのように
描かれるようになったんでしょうか？
私の想像では、アンパンマンに出てくる、
バイキンマンの影響を受けているような
気がするのですが、そうなのでしょうか？

変な質問で申し訳ございません。
知っている方がいらっしゃいましたら、
教えてください。

No.2 ベストアンサー 回答者： ogakuro 回答日時： 2005/03/22 03:50

　まったくの想像で申し訳ないのですが、たぶんこのようなことではないでしょうか。

　細菌が発見される以前には、西洋では病気は悪魔や死神がもたらすものだと捉えられていたようです。実際には薄々、非衛生的な状態に置かれると健康を損なうことから、何かしら不潔なものの中に"病気のもと"があるとは分かっていたのでしょうが、なにぶん目に見えないものなので、象徴的な意味でも、また実生活感覚からも、悪魔や死神の姿として捉えていたのではないかと思います。このような様子はヨーロッパで大流行したペストを描いた絵画や、文学の中にも登場しますね。
　時代が新しくなって、色々な病原体がその正体をあらわにしたわけですが、一般の人々に対して病原菌のリアルなイラストを描いて見せたところで、なかなか通じにくいところがあるのは想像に難くありません。
　例えば、各種新薬等が一般の人々に対して発売される場合には、やはり一目で見て分かることが広告の一番の目的でしょうから、わかりやすく感情に訴えるために、以前から染みついている「病原体＝悪魔・死神」のイメージが使用されたのではないかと思うのですが。
　最初に誰が、というよりは、連綿と用いられ続けているイメージなのではないかと想像しています。ばいきんマンについては、もちろん、過去に使用されているばい菌のイラストのイメージを利用して創作されたものと思われます。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

＞まったくの想像で申し訳ないのですが
いえいえ、創造とは言っても、納得のいく
説明だと思いました。医学が発達する前は
何でもおまじないやお祈りに頼っていたものなので、
病気が悪魔や死神がもたらすと考えるのは
普通だと思います。

こんな珍問に答えていただき、感謝しております^^

お礼日時：2005/03/24 00:10

No.1 回答者： YAMAMAYA#2 回答日時： 2005/03/22 00:43

少なくとも、アンパンマンよりは歴史が古いと思います。

かなり昔の海外のアニメでもみたことがあります。おそらく、キリスト教の悪魔のイメージをデフォルメしたものでしょう。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですか、アンパンマン自体、結構歴史ある
アニメだと思うので、それより前ってことは、
このばい菌のイラストも結構歴史があるということ
なんでしょうね。参考になりました。

お礼日時：2005/03/24 00:06