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以前「個人事業にするべきか?有限会社にするべきか?」で質問したのですが、補足の質問ができたのでぜひ参考の意見を宜しくお願いします。
以前の質問
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1278887

私が働く○○印刷会社は立ち上がった当時から4年程たっています。Aさんが個人事業始めて1年後、Bさんへ手渡し1年、最後にC社長が買い取って自分の有限会社の中に印刷部門を作りました。私はC社長に雇われて2年たちます。その間、社名や社員の入代わりはありましたが、取引先からしたら担当が変わっただけです。
現在、C社長から○○印刷会社を手放したいので、印刷部門を辞めてしまうか、私に買い取らないかという話があります。2005年3月末に決断…もうすぐリミットがきています。

「会社の存在」としてでなく「私個人」とのつきあいで取引先との信頼関係もあり、取引き先の新規開拓も「法人」の信用メリットはあまり必要で無いため、税負担を考えて個人事業でがんばりたいと思っています。新しく違う名前の社名登記してゼロからスタートするつもりです。現在、過去4年間、消費税も法人税も社会保険も売上から出ない赤字経営で、4年分の売上貯金があるわけではありません。名前も代表者も新規で個人事業を起業する予定ですが、取引先の目からしたら4年続いている印刷会社です。この場合、新しい個人事業の消費税2年間は免除されるでしょうか?

また、ふと思い付いたんですが
個人事業を2年して閉店。一緒に働く社員メンバーの名前で新たに社名と代表社名を変えて新たに個人事業で2年…みたいな形で消費税対策なんてやり方通じるんでしょうか?
まさかこんな事はしませんし、違法だと分かっています。

A 回答 (4件)

<気持ちゆらいでいます。


<起業後2年たっても赤字を考えてるのは~>

全然そんな事はありません。
是非信じた道を自信を持ってお進み下さい。

好成績を収めて、二年後の法人成りを、応援させていただきます。
最低資本金制度はなくなりそうですが、運転資金の貯えはやはり必要なわけですし、個人事業のご発展を遂げられて、更なる段階へ進まれることをお祈りしています。

唯一つ、「法人」の赤字決算と、「個人事業」の赤字とは、まるで違うものだということをご理解ください。

(1)「法人の赤字決算」
 最近は、税務署よりも金融機関のほうが怖い存在と言う面もあり、赤字決算・欠損の状態は避けるに越したことはありません。
その点を今は考慮の外におきますが。
 
法人決算の赤字は、何期も続くことはありえますし、法人税等の負担を考えるならば、悪いことではありません。

ただし、法人が赤字になるのは、従業員(個人事業で言う事業主も含めて)の生活費(=給料)を確保した次の段階での「赤字」であると言うことです。
よほど極端に高額の役員報酬を支払っていない限り、税務署が問題にすることもまずありません。

(2)「個人事業」の赤字
 理屈で言えば、個人事業の赤字が、数年に渡って続くと言うことは、本来有り得ない事です。(多額の減価償却費などの特殊な数字は一応措くとして)
事業では生活できず、事業主の生活費自体を他からの借入金等や預貯金の取り崩しで賄うことを意味するからです。

赤字申告が続けば、いくら止むを得ない面があるにしろ、税務署サイドでも、「じゃあ、どうやって食っているんだ」と言うことになります。

このように、個人事業では、「赤字続き」という事態はあまり考えられず、差引利益(所得金額)自体が課税対象になってしまいます。

一口に「赤字」と言いますが、法人と個人事業では、これほどの実質的な内容の差があることは、混同なさらないほうが良いと思います。

節税のみを考えて起業する人はいないわけですし、将来の選択肢は、それが単なる「逃げ道」でないならば、なるべく多く用意するに越したことはありません。

一つずつ、半歩ずつでも段階を上りながら、お進み下さい。
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この回答へのお礼

わかりやすい参考のお返事ありがとうございます。

個人と法人の給料の取り方や赤字についてすごくわかりやすい説明でした。今現在(部署を一人で運営)経営で、消費税・法人税・人件税?・社会保険とか、とにかく税金に関する分だけのお金が売上に足らず、今もらってる基本給18万を最悪10万とかにしたら赤字にはならず、利益がゼロで済むはず。(修業時間を時給500円で計算したら24万は欲しいとこですが)自分の給与は自分の成績次第。がんばる意識も高まりました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/03/23 23:10

#1の追加です。



法人と個人の税負担については、別の質問で回答していますから、参考urlをご覧ください。
法人のほうが、税負担の面から言えば、絶対と言って良いほどの確率で得だ云うことは有りません。

参考URL:http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1278887
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
過去の質問と回答を読んで、
分かったつもりでまだしっかり頭に入っていなくて
個人事業と有限会社のデメリットを理解していませんでした。
やっと分かってきました。
今の売上の状況からでは、有限にした場合の
法人税だけがすごく無駄になるんですね。

改めてありがとうございました。

お礼日時:2005/03/30 17:30

回答(1)


 年間の「課税売上高」が一千万円を超えたら、その二年後から消費税の納税義務があります。

個人事業の場合、法人と違って、12ヶ月換算をする必要が無いので、極端な数字で言いますが、年間1,200万円の売上が見込まれるとしても、開業年が9か月しか営業していなければ、年間売上高は900万円となりますので、その二年後は未だ納税義務が発生しないことになります。

アドバイス(1)
 過去4年間「赤字経営」との事ですが、人件費を第一に、その他の経費をシビアに検討なさったほうが良いと思います。

個人事業になさるのなら、事業主が給料の支払いを受けるわけに行きませんし、「利益」がほぼそのまま所得金額として税金の対象になりますので、少なくとも開業年分で、必ず出て行く経費はどのくらいあるのか、どのくらいの人件費を払えるのか、それらを差し引いた利益はどのくらいになりそうか、目安を付けておかないと、結構しんどい結果になります。

回答(2)
 今後の営業成績しだいですし、とりあえず消費税の納税に絞ってお話すればですが。

消費税の課税事業者になる年の前年に、法人成りをし、営業形態を変えてしまえば、その後また更に二年間は、消費税の納税義務が発生しません。

現在の税法で、と言うのが前提ですが、資本金一千万未満であれば、有効な手段だと思います。

アドバイス(2)
 以前のこの欄でのご質問を蒸し返すわけではありませんが、法人組織のほうが、税負担の面から言えば、絶対と言って良いほどの確率で、得だと思いますから。
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この回答へのお礼

興味深いお返事ありがとうございます。
法人(有限会社)のほうが得なのかな…と気持ちゆらいでいます。今日、中小企業センターでも、「個人事業」事業主は給料がないと言われてびっくりしたのですが、いくらでも給料として利益から取るのはかまわないけど税金の対象になるという意味だったんですね。一度きちんと経費や売り上げを書き出さないとどちらが得かわかりませんね。アドバイスありがとうございました。

>消費税の課税事業者になる年の前年に、法人成りをし、営業形態を変えてしまえば、その後また更に二年間は、消費税の納税義務が発生しません。

このやり方は違法ではなく手段としてやってるところもあるという事ですね。これも大変参考になりました。起業後2年たっても赤字を考えてるのは独立しようという考え次第おかしいかもしれませんが…最悪の事も考えて道をみつけたいので(^-^;)
「人件費を第一に、その他の経費をシビアに検討」しようといくつか改善点は考えています。宅急便の使用が多く、一般郵送からメール便に変更640円→80円。商品を入れる袋で品の良い安めのに変更350円→26円。無料でデザインとサンプルを渡していたのを相応の値段で受ける。ちょっと今迄が無駄な出費多かったのを改めて反省しています。人件費は…働いた時間を給料で割ると時給300円に満たないので…こればかりは逆に増やせたらなぁなんて。。。

お礼日時:2005/03/23 06:57

以前の法人との関連は関係なく、新たに自営業として開業した場合、新規開業した年とその翌年は、基準期間の課税売上高がありませんので、免税事業者となります。



なお、社名登記とは、株式会社や有限会社などの法人の場合で、個人事業の場合は、屋号となります。

屋号については、参考urlをご覧ください。

参考URL:http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1252080
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
今日、商工会議の中小企業支援センターへ話をしに行き、kyaezawaさんと社会保険労務士さん二重の免税事業者に摘要される意見を伺えて安心しました。離職者が起業する場合、基盤ができてる信用からハローワーク支援制度がある話も聞けて進展あり!明日堂々と社長と交渉をしたいと思います。

屋号の件は社長から正式にゆずりうける条件交渉後、来月にでも考えた社名が通るかどうか調べにいき予定です。

たくさんの人から聞けば聞くほど参考知識や、知ってる知識を更に確心していってます。回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2005/03/22 16:46

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