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デザインについての考察。

なぜ人の脳は、規則正しく連続した要素を「背景」と認識するのか、実験してみました。
(※ あくまでも個人的な見解です)

【①】
紙面の端まで要素が詰まっていると、人はそれを「背景」と認識するみたいです。

おそらく、その連続する要素を隅に見切れさせて配置することで、紙の外側の空間にまでその要素が広がっているもの(=つまり「背景」)、と脳が自動的に判断するからなのでは?と考えました。(画像左の、後ろの丸い要素)

【②】
一方で、紙の中に要素が収まりきると、紙の外までは広がっていない、紙の中の空間だけで完結している要素、と脳は判断します。 (画像右)
そのため、それは「背景」ではなく、「目の前の空間に存在するモノ」と捉えるのではないでしょうか。
(「背景」は、目の前の空間よりもより奥に広がっている空間のこと?)

【③】
試しに、さらに手前の空間に別の要素を重ねてみると…

画像左の例では、後ろの連続した丸い要素を端に見切れさせて配置することで、紙の外側の空間まで広がっている「背景」と認識し、後ろの空間にある「背景」と前の空間にある「モノ」とが綺麗に分離され、見事"立体感"が生まれています。("奥行き"とも言うでしょうか。)

【④】
しかし右側の例では、紙面の中に要素を収め切ることにより、後ろの連続した丸い要素は、すでに「前の空間にあるモノ」と認識してしまうため、そこにさらに別の「モノ」を重ねてしまうと、なんだか位置の重なりがあやふやになってしまい、かさばって見にくい印象を与えてしまいました。


この考察について、皆様の意見をお聞かせください。
新たな見解があればお教えください。

「デザインについての考察。 なぜ人の脳は、」の質問画像

A 回答 (2件)

立体的に理解しようとするからではないかと思いますが、更にその先の理由についてはわかりません。



①、②について、確かにあなたの考察のような見え方になり、不思議に思いました。

ここから、余談です。
数年前から脳科学に興味を持って独学でいろいろと調べて、脳内での視覚情報処理が非常に複雑なことを知りましたが、あなたのような切り口は斬新で強い興味を覚えました。

目の網膜に写る外界の画像は、上下左右反転しているにも関わらず、我々は正しい画像として認識しています。また、右目と左目に写る画像のわずかな差によって外界を立体的に把握するとともに、盲点の画像を補っています。

この外界を立体的に把握しようとする脳の働きが、二次元平面に描かれた図を立体的に理解しようとすることに繋がっているのではないかと思います。
参考までに、背景に過ぎないデザインに小さな点を付け足すことで、中央部が歪んで立体的に見える錯覚図を添付します。実際に定規をあててみると直線になっています。
「デザインについての考察。 なぜ人の脳は、」の回答画像2
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なぜ


というか、それが人という動物の習性だと思います。
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