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No.3
- 回答日時:
まじめに答えるならば、オリジナルの四川料理の辛さは現在の辛さとは違う辛さでした。
なぜなら唐辛子は四川で作られておらず、17世紀南米から中国人商人が持ち込むまで、唐辛子は料理に使われていなかったからです。一方、花椒は古くから四川周辺で生産され、香辛料や薬用として使われてきました。四川省は盆地で高温多湿。それが理由で健康を害したり食欲不振になる人も多かったのです。花椒の辛味成分でもあるサンショオールには、唾液や胃液など消化液の分泌を促す作用があり、食欲不振や消化不良を改善する働きがあります。 また、中枢神経を刺激して内臓の働きを活発にする作用もあります。この効用を料理に入れて利用してきました。
そして、17世紀、唐辛子が紹介されると、その成分カプサイシンが胃の消化を活発にして食欲を増進させたり、体温を上げたりする効果があることが知られるようになりました。体温が上がるということは、体温を下げるために汗がたくさん出て、その蒸発によって結果的に涼しく感じられるのです。
こうして、色々な料理に唐辛子と花椒がどんどん使われるようになったという訳です。
インド、東南アジアなど湿度が高く気温が高いところで辛い料理が好まれるのも同じように、交感神経に働きかけて、食欲増進、胃の消化を活発にし汗をかくことによって体温を下げる効果を好むからと考えられます。
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暑い土地の人は辛い物は食べないんですね。でも、ケーン・キャオワーンは辛いけど、タイは暑いですよ。
だから何さ?
不真面目に答えてもらっては困る。