プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

たとえばアナログテスターを使用した後、ダイヤルをOFFにしておくように聞きます。
OFFにしておかないとどうなるのでしょうか?
電池が消耗するからと思っていたのですが、違うのでしょうか。
当たり前についているのであまり考えたことがありません。
検索しても記述が見つかりませんでした。
ご存知の方がいましたら教えてください。

A 回答 (2件)

OFFがあるテスターと無いテスターがあることに


お気づきでしょうか?

まず、電池は関係ありません。
というのは、電池を使用するのは抵抗測定だけなので
電圧/電流レンジにしておけば電池は減らないのです

また、通常はもっとも高い電圧(それも交流)レンジ
にしておけば、レンジセットを忘れて測定しても
内部を壊すことはありません。

では、何故offがあるかといいますと、
電気ブレーキを掛けるためです。

テスターのメーターは感度が高いのに
物理的大きさは大きめです。
このため、輸送などで振動が加わると
針が大きく振れて、寿命を縮めてしまいます。

そこで、メーターの両端をショートするレンジを
作ってあるのです。
このレンジでは、メーターが振れて、電気を起こすと
その電気を取り出すことで
電気ブレーキと同じ状態を作り出します。
つまり、針の揺れを少なくすることができるのです。

同様の理由で、普通の電気部品店で売られている
高感度メーターは端子をショートして
おいてあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
確かにOFFのあるものと無い物があったと思います。
書かれているとおり、電圧のレンジにしておくことを聞いたことがあります。
そのためだったのですね。
大変勉強になりました。

お礼日時:2005/03/26 22:28

こんにちは。


確か、「OFF」のスイッチでは、電流計をショートする構造になっていたと思います。

一般的なメーター式のテスターでは電池を消費するのは、抵抗測定モードだけですが、他のチャンネルでは、電流計は開放されており、測定時だけ、閉回路になります。

電流計は、強い磁石の間に可動式のコイルがある為、モーターと原理的には同じ構造になります。

なので、電流計の両方の端子をショートすると電磁ブレーキがかかり、針の機械的な振動を抑える事ができます。

スイッチをOFFと他の測定チャンネルで、それぞれ、テスターを振ってみて針の揺れを比べてみてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
電磁ブレーキですか、なるほど!という感じです。
単にOFFと書いてあるだけで盲目的にその位置にあわせていました。
意味を知ると面白い物ですね。
今度テスターを振ってみます。

お礼日時:2005/03/26 22:31

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