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方言は無くなるべきですか。

皆さん、こんにちは。日本語を専攻しているスペイン人のパウです。最近、日本語の方言の現状が気になってきて、調べてみると色々な方言と標準語の関係ははスペイン語と他のラテン系の言葉(ポルトガル語とかイタリア語など)の関係より遠いらしいですが、日本政府の単1言語政策で日本語の方言とされていると言うことで、日本人の多くは思わずに自分の地方の方言を話すのをやめて、標準語に変えるらしいです。
僕には地方の独特の言葉は伝統とか文法などの大変に大切な一部で守るべきだと思いますが、皆さんはどう思いますか。

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A 回答 (8件)

確かに日本語の方言の幅は広く、関東弁と関西弁の差はスペイン語とポルトガル語の差ぐらいある、とされています。



>日本政府の単1言語政策で日本語の方言とされていると言うことで、日本人の多くは思わずに自分の地方の方言を話すのをやめて、標準語に変えるらしいです。

40年ぐらいまでそういう政策があり、沖縄など方言が強い地域は、学校で標準語を強要したり、各地の放送局でも標準語を使うようなガイドラインを出していましたが、今はありません。だから日本は割と方言を大切にする国になっています。

ではなぜ日本には標準語があるかというと、逆説的ですが「日本列島に住む人は日本民族」という前提だからです。

これヨーロッパ人である質問者様から見ると非常に奇異であり、民族性と個性を否定する政策のように思うでしょう。大陸を国境で分割している民族(国家)だと「国境を分けるアイデンティティ」が必要で、ほんのちょっとの差でも「言葉が違う」ことは重要な要素になります。

これがヨーロッパの価値観の基礎になっているわけです。

この点において、日本は全く違います。
日本の歴史を調べてもらえばわかりますが、日本も5世紀ぐらいまでは各地に豪族があり、オリジナルな民族性を主張していて、王朝は緩い連合でしかなかったのです。

しかし隣に中国という強大民族がいたこと、これが唐(Táng、618年 - 907年)という巨大な統一国家になって、周辺民族を征服し始めたのが8世紀ごろで、これに危機感を抱いた日本は王朝を強化して、大陸の唐に対抗するだけの勢力を持つことを考えたのです。

この時生まれたのが「日本」というこの島国を統一した国家であり、現在まで続く天皇、大和朝廷です。
 そして同時にこの国の住人は「日本民族」という一つの民族に統一された、という認識をもったわけです。

とはいえ、封建時代は各藩に領主がいて、それぞれのお国言葉があり、必ずしも意思疎通ができたとはいえず、明治になって今度は「西洋列強に対抗する」ということで日本民族という意識を強く打ち出すことになったのです。

これが第2次大戦後の標準語政策にも生きていて、その後西洋的な「個人の尊重」意識の広がりとともに、方言も個性という形で見直されるようになっていきました。

なので今の日本では「日本という国の標準語は日本のどこでも通用すべき」という意識と「各地の文化や伝統そして方言も大切にしよう」という意識になっています。

なので、今は標準語に無理に統一はしていませんし、テレビなどでも方言を聞くことができます。

最後に方言を使ったコントの動画を紹介します。
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この回答へのお礼

自分の意見を詳しく説明してくれてありがとうございました。確かに今は変わっているかもしれませんが、二ヶ国語が共に公用語になっているスペインの地方の僕には多分日本の政府はもうすぐ無くなる言葉(アイヌ語とかあなたが紹介した沖縄の方言)をもっと守ったらいいかなと思いました。
ところで、詳しく説明してくれて本当にありがとうございました。

お礼日時:2022/05/12 19:53

私が知る限り方言をなくす政策なんてありません。

明治以降の日本語政策はあくまでも「日本人全員に通じる標準語を作る」と言うものであって「地方ごとの言葉をなくす」と言うものではありませんでした。

ただ現実には「話す機会がなくなると方言が出なくなる」と言う事はあると思います。かく言う私自身関西出身で関西以外に住んだ事はありませんが、大学に行ってから関西弁を話す機会がなくなったため関西弁が出なくなっていました。

(社会人になって家に帰ってから少し関西弁が戻って来ましたが)

PS:大学は高校までと違って基本的には全国から学生が来るので大学では標準語でした。
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この回答へのお礼

多分僕が言ったのを言い換えた方が良いかもしれません。あなたが言った通りに日本政府は方言を消すつもりはありません。ただし、教育も社会も殆ど完全に標準語でされているせいで、方言を話す機会はゆっくり無くなっています。
それでも話者の多い方言は今のところあまり関わっていないかもしれませんが、話者がもうすぐ完全にいなくなる言葉(アイヌ語とか琉球諸方言など)は大変にその言語政策に関わっていると思います。
ところで、自分の意見を教えてくれて本当にありがとうございました!宜しくお願いします!

お礼日時:2022/05/12 20:04

方言をなくす政策と言うのは初めて聞きました。


まぁ、何をやるのも自由ですが、出来ることと出来ない事があると思います。
これはそのうちの『できないこと』だと思います。

私は東北は福島の山合の名も知られていない寂れた寒村の生まれ育ちです。
その土地にはその土地の方言があり、私もそれを話せます。
しかし、両親は日本国内のいろいろな地域に暮らす経験をしてきたからか、彼らが話す日本語は、単語も発音もアクセントもイントネーションも標準語でした。
なので、私は家では標準語で、友達と遊んだり他の家やお店に行ったときには方言で暮らしていました。

私の両親は家業が忙しかったので、夏冬春の学校の休みの時期は、兄弟がまとめて同じ東北の中の他県の親戚のところに預けられていました。
そこは宮城と秋田でしたが、それらの場所は福島の方言とは全く違う方言が使われていました。

しかし、何度も預けられ、その土地の子どもたちと遊ぶ世界を通し、私はそういった方言はどれも理解し、使えるようになりました。

学校で習う国語は標準語ですが、私の理解では『そういう言葉もある』ぐらいで、特にそれが日常使う言葉に影響はしませんでした。
それは、どの地方の人たちの理解も同じだと思います。
標準的な言葉はあるけど、日ごろ使うのはその土地の言葉だということです。

私は大学で首都圏に出てきてずっと標準語を使っていますが、私の場合、それは意識して・意図的にそうしているのではなく、福島の実家で暮らしている時のままなだけです。
それはまた、他の人とのコミュニケーションでも、相手が標準語で話すから私も標準語を使っているだけ、ということでもあります。

逆に、相手が福島の私と同じ方言で話しかけてきたら、それが東京だろうが大阪だろうが、たぶん間違いなく同じ方言で返すと思います。

『日本政府の単1言語政策』で『自分の地方の方言を話すのをやめて、標準語に変える』と言葉で言うのは簡単ですが、それをしないと罰金でも取ろうとでもいうのでしょうか?
日本は自由な国です。
そんなことをしようとすれば『基本的人権の侵害』以外の何物でもありませんから、大きな社会問題と断罪されるでしょう。

第一、考えても見てください。
ことばなんて変えれませんよ。
もし『標準語を話さないと罰金』などと言って、それをだれが取り締まるんでしょう?
その取り締まる人が方言を話したらどうするんでしょう?
方言ってそういうものです。

そんなことより、方言と文化の関係を考えるなどに目を向けられてはいかがですか?

私が知ることにはこんなエピソードがあります。

江戸時代、つまり侍の時代、私が暮らしていた町は外様(とざま)、つまり将軍の徳川側から見ると敵側の殿様の領地でした。
将軍側はこのような敵が力をつけないように、その領地の周りを将軍側の領地で囲み、敵側の人々と味方側の人々の交流を出来るだけさせないようにしました。
その目的で、どうやってそうしたかは知りませんが、『使う単語』の意味を変えさせました。

実はその名残が私が高校の頃まであったのです。
高校時代、私は隣の町の高校に通いました。
そこは江戸時代には将軍の敵側である私の町とはちがい、将軍側の町でした。
そこの仲間と何かについて話をしていた時です。
なんか変なんです。
話の意味がヘンなんです。

よくよく話をしてみて言ったことは『xxって◆◆っていう意味で言ってる?』と。
すると『いや、xxは△△っていうことだけど』と。
いお互いに使ってる言葉は同じでも意味が違ってました。
わずか 20 キロしか離れていない町でです。

それがどんな言葉だったかはすっかり忘れて思い出せません、
ただ、なぜそんなことが起きるかが知りたくて何かの先生に聞いたところ、その江戸時代の事情を教えてくれました。
そんな時代から 100 年以上もたち、標準語化が進んだこの現代においてさえまだそんな方言の名残が残ってるとは驚きでした。

こんなエピソードもあります。

実は私は今、プロファイルに記したようにアメリカに暮らしています。
それも南部と言う田舎です。

私は 30 年ちょっと前にアメリカに渡ってきました。
英語はそれから覚えましたが、それは南部のど真ん中の田舎で、その土地のアメリカ人のパートナーからでした。

彼の教え方はユニークで、私が見たこと聞いたこと感じたことを好きなように話させる、というもので、私が何か話すと、そのあとで『それはこう言うんだ、さあ言ってみて、違うこう、そうそう、もう一度、もう一度、もう一度・・・』と繰り返すものでした。

それを仕事と睡眠とトイレとお風呂以外の時間ずっと毎日続けました。
教科書なんか使わず、ずっと彼が教えてくれることを耳で聞き、それを真似する毎日でした。
私は英語をそうして覚えました。

ある日、日本へ出張することになり、日本行きの国際線の飛行機が出る空港までの国内線の飛行機に乗った時のことです。
搭乗して座席を見つけたら、隣席の客はもう着席してました。
そこで私は頭上の棚に荷物を入れながら挨拶をしました。
アメリカ人は話し好きで、こういったときにはまず挨拶して話を始めます。

で、隣席の人を見て私は『しまった』と思いました。
ついパートナーと話すときの口癖のままに話してしまったからです。
実は私が覚えた英語は『南部なまり』の英語だったのです。

普通なら、Hello とか How are you とか How ya doin' と言うところを、独特のイントネーションで『ハイヤォ~』とやっちゃいました。

隣席氏は目が点になって私の顔を眺めてました。
まぁ、すぐそのあと『標準語』であいさつをし直し、事情を説明しましたが、彼はかなり驚いたようで、その後は大笑いをしていました。

日本までの旅は長旅です。
なので秘書さんは国内線をファーストクラスにしてくれてましたが、ファーストクラスの隣席氏は、ファーストクラスに来るアジア系の私だから中国系か日本系と予想していたのでしょう、その口から流ちょうな南部なまりの英語が出てくるとは思いもよらなかったのでした。

洋の東西を問わず、こんな具合に方言は脈々と生き続けています。
誰かがなくそうと思っても、そうそう簡単になくせるもんじゃぁないと思います。

ことばは生きています。
現在では違った意味の方言が生まれていると思います。
現代語、あるいは若者言葉、ネット用語の類です。
ことばには伝統的な要素もありますが、こういったものも一つの立派な文化でしょう。
それら新しいものに連れて古い方言のあるものは使われなくなっては来ていると思います。
私はそれはそれでいいのではないかと思います。
ただ、どこかに記録はしておき、せめて『そんなのもあったなぁ』と思い出せるようにはなっていてほしいと思います。
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この回答へのお礼

とても詳しく説明してくれて本当にありがとうございました!とても面白くて、勉強になりました。
あなたが言っているのが完全に分かって、賛成していますが、残念ながら僕は指していたのは少ない話者がいる方言のことです。話者が多くて毎日使う機会があれば、どの言語政策ても問題はないと思いますが、話者が少なければ話は違います。母語話者が五人しかいない北海道のアイヌ語と二千五十年代に話者が完全にいなくなると予測されている琉球諸語はいい例だと思います。現状が変わらないとそういう言葉は完全に話されなくなっていって、とても残念に思います。

お礼日時:2022/05/12 20:19

「国」という単位で見れば, それぞれの地域でそれぞれに異った言語を使うのは大問題だから, 当然「その国のどこでも通用する言葉」という意味での「標準語」「共通語」というのは必要になる. そして, そのような「標準語」「共通語」ができれば, 必然的に「方言」は肩身の狭いことにならざるをえない.



スペインでも事実上の「標準」であるカスティーリャ語に対しアラゴンやナバラの言葉は「方言」のようなものでちょっと違いがある. もっといえばバスク語は全然違う. これらはフランコの時代にかなり抑圧されてたんじゃないかな?

あと「方言絶滅すべし」ではフランスが強力だよね....
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日本の方言はもともとその地域に固有の語彙やアクセントが残ったものと、都会の言葉が誤って伝わったりなまったり省略されて使われたりしているものと大きく二つに分けられると思います。


 前者は伝統的な文化と言えるかもしれませんが、後者はむしろ恥ずかしい文化です。なぜ変化したかの研究をするには面白いけれど結局は正しくない使われ方をしてきたからです。
 また、常に新しい言葉が創られ特定の地域や年代だけに広がったりするので、それと方言との区別も難しくなってしまいます。
 私は、より多くの人とコミュニケーションをとろうとするなら、一部でしか使われない言葉ではなく、より普遍的な言葉を積極的に使うべきであると思います。その結果としてわかりにくい言葉や表現が淘汰され消えていくのは仕方がない事です。
 一方で、親密性を高めるために一部でしか通じない言葉で盛り上がる事があっても当然と思うので、そこに方言や若者言葉が使われるのを否定するつもりはありません。言葉は常に変化し創造と消滅を繰り返していくものなので自然にゆだねるのが良いと思います。
 方言は無くなるべきとは思いませんが、無くなることはあるかもしれませんね。方言を書き言葉で正しく表現することはとても難しいから。
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規制をかけたところで変わるものでもないので人によっては息するなって言われてるのと同じくらい理解できない事だと思います

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首都圏在住の日本人ですが、正直、地方の方言は聞いててほとんど理解ができません。

日本人でもそうですから外国人はまったくわからないと思います。

 しかし、現に地方では方言は普通に使われてます。
若者が上京(就職で東京に来る)するときに、標準語で話すように意識的に変えているそうです。

守るべきではありますが、現実問題として標準語しかわからない日本人には理解不可能なのです。

 それに日本語も時代とともに変化してます。
死語(古くなって使われなくなった)まで知っている日本人は少ないです。
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方言というか寒い地方では口を動かすのが困難であって極力短縮してます


住む地域の環境によって言葉が変わりそれがいつしか方言になるのであって
同じ日本国内であってもそうゆうのは治らないとおもいます
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