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毛細血管圧は、なぜ動脈圧より静脈圧の圧力を強く受けるのですか??

A 回答 (1件)

体の各部に血液が行き渡るようにするために、心臓のポンプ作用で心臓から動脈を通して血液を送り出します。



血液が体の各部に行くにつれ、動脈の太い血管が枝分かれし、最後(最先端)は毛細血管となります。

ところがこれだけ枝分かれして心臓からの距離も遠くなり、血管の太さも毛細化すると、そこの血液には心臓のポンプ作用は効きが悪くなってきます。

一方、毛細血管が集まって静脈になってくると、そこの血液を心臓に送り返すのに心臓のポンプ作用はまったく効かず、静脈が周りの筋肉の動きなどで揉まれて血液が動き、それが逆流しないように静脈には逆流防止弁が付いています。

こうして静脈での血液が心臓のほうに流れると、静脈につながる毛細血管の中の血液もそれ(その圧力)に引っ張られて動くことになります。
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