ジャパンバンドラーは本当の話ですか？

ジャパンバンドラーは実在するんですか？

No.3 回答者： Dendrocacalia 回答日時： 2022/05/24 16:00

> ジャパンバンドラーは実在するんですか？

ジャパンハンドラーですね。外来語は原語から多少ずれるものですが、「バンドラー」では意味が通りません。まあ私も「レポート」を「レボート」と書き間違えたりしますが。
ほかの回答者さんもおっしゃってるように、それは陰謀論の一種でしょう。

外国の勢力が日本を操ろうと策動することは、多少あると思うんですよ。しかし、それを「ジャパンハンドラー」の怪紳士たちとして描くような論考は、もはや漫画というか、陰謀論になってきます。大げさに語ることで、かえってリアルポリティクス（政治上の現実主義的なかけひき）を覆い隠してはいないでしょうか。
過ぎたるは猶及ばざるが如しということです。

リアルポリティクスといえば、たとえば冷戦時代の剣が峰、キューバ危機（1962年）ですが、一部始終が詳しく研究されています。アメリカは、そういうディシジョン・メイキング（戦略等の意思決定）を究めようとしているわけです。
日本もまた、日米交渉史の裏面でどんな駆け引きがあったかなどを、冷静に振り返って今後に役立てるべきですね。それなのに、興味本位の陰謀論を書き立てていたら、地味な研究は軽んじられ吹き飛ばされてしまうでしょう。

私はちょっとしか読書していませんが、たとえば豊下楢彦の『安保条約の成立――吉田外交と天皇外交』（岩波新書、1996年）などは、地味ですが良い本だと思います。戦後の日米外交の暗部で、昭和天皇の一味が、吉田政権の頭越しにアメリカと裏交渉したふしがあるというのです。天皇は皇室の安泰をアメリカに保証してもらうため、アメリカは吉田政権を牽制するため。天皇大権を有していた戦前戦中ではなく、戦後の話なので驚きです。
昭和天皇は、平和を願っておられた穏やかな生物学者というイメージが、広まっています。高官や諸将たちにも「よきにはからえ」という感じで。ところが、意外とちょこまか口を出す男だったそうです。戦後は新憲法によって、いっさいの政治的権能を失いましたが、それを頭では理解できても裏の行動では逸脱していました。
これは陰謀論ではありません。陰謀論とは、たとえば天皇の陰謀が戦後の対米外交を支配したというような荒唐無稽な説です。

No.2 回答者： hunaskin 回答日時： 2022/05/24 11:10

日本を裏で操っている秘密結社、ではなくて日本に関心を持ちつつ日本に様々な影響をもたらした個々の外国人を「ジャパンバンドラー」と称することはあります。

世界は何者かの悪巧みに支配されている、みたいな陰謀論はアホらしいです。ネタとして楽しむ以上の価値はありません。

No.1 回答者： ロンリーフリーマン 回答日時： 2022/05/24 11:01

リチャード・アーミテージ元米国務副長官（アーミテージ・インターナショナル代表）

ヘンリー・キッシンジャー（アメリカ元国務長官）

ジョン・ハムレ（戦略国際問題研究所（ＣＳＩＳ）所長）

ジョセフ・ナイ（ハーバード大学ケネディ・スクール教授）

マイケル・グリーン（ＣＳＩＳ上級副所長（アジア）兼日本部長）

アーロン・フリードバーグ（プリンストン大学教授）

カート・キャンベル（アメリカ外交官）

ら、極悪犯罪者どもに聞いてくれたまえ、これらは空想・フィクションではなく地球に実在する人物だからな。