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先日のアメリカ大統領の記者会見で、記者の質問中国が台湾に対して武力侵攻した時、アメリカは軍事介入しますかとの問いに、イエスと答えたバイデン大統領ですが、その後ホワイトハウスの会見で軍事介入しないとのコメントでしたが、議会を通さずにアメリカに大統領の決断で海兵隊を介入させる事ができると記憶してますがその事をイエスとバイデンは答えたのですか?

A 回答 (5件)

軍事介入の手続き上の話や大統領個人の失言みたいなモノではな


いと私は思っています。やはりロシアのウクライナ侵攻による空
気の変化でしょう。米国の存在感が大きくなり、期待感が高まっ
ているという事です。また、世界中が自衛の方法を模索し、大国
相手でも頑張れるかもしれないと、妙なやる気を起こしています。

ここで冷静に返答すれば、温度差があると受け取られます。日本
の様に玉虫色の回答をすれば馬鹿にされます。そこで期待には応
えると言い、今は特に何かするわけではないと言うしかない。大
統領が気持ちを伝え、ホワイトハウスが新しい計画はない(新た
に敵対的なプランを立ててはいない)と説明しないといけません。

そうしませんと、戦争の準備をしていると誤解されますから。

では、昨今、世界では、
どういう意思疎通が行われたのか?

例えばですが、

「まあ表立って言えないが、俺たち大国で世界を分け合うってい
 う話で良いんだよな?」

もしロシアや中国がこの様に誤解しており、米国を商売敵程度に
思っていたらどうしますか? もしくは本当に最近まで米国もそ
のように思っていたら?

「いやいやそうでしょ? 誤解じゃないよ。
 アメリカだよ? 世界は俺の物くらいに思ってそうだよ」

と言う人もいるでしょう。
しかし、そうした方はやはり変化に気が付いていないんだと思い
ます。この変化と言うのが先ほど述べた空気です。

「確かに少し前は日本の軍事関係者が暴走して侵略戦争を始める
 かもしれないとか思ったけど。ウクライナとロシアの戦いを見
 てよくわかった。これは現実的じゃ無い。あれを見て戦争を仕
 掛けようと思う奴はさすがに頭が悪すぎるだろ。こんなに大変
 なんだなあ。まったく収支が合わないだろ」

ですので、ロシアの当初の予定通り、超短期決戦を望むしかない
わけです。これもどの程度防衛力を高めると阻止できるのか、大
体わかってしまった。つまり防衛に徹する場合の目標ラインが具
体化できてしまったんです。北欧二か国や日本(台湾もそう)が
やる気を出しているのはそういう事ですよ。

侵略を意図しない国にとっては目に見えない脅威が無くなってし
まい、効果的な一手を打つ自信が付いたというわけです。

逆に言えば、中国の内部の知識層もそれを知ってしまった。
中国の政治中枢であっても、これまでと同じトーンで周囲を載せ
て侵略を美化すれば、際立って頭が可笑しいと思われるわけです。

「あんた…周囲の状況変化にあわせて言う事変えるとかできない
 んかい。そういう生物だという事かい? ちょっと投資先を再
 検討したいなあ。」

さすがにこの空気の変化は中国側もわかっているでしょう。ここ
がロシアと若干違うと期待しています。西側と接点が多く、経済
面での交流が(日本を超えて)多いわけですから。

さらに戦争犯罪を行ったり、市街地を破壊したり、民間人に攻撃
を加えた場合の世界の反応も見てしまった。70年前ならいざ知ら
ず、インターネットが普及し、映像データを恒久的に保存できる
時代です。有耶無耶にするどころか、永遠に語り継がれる恐れが
あります。第二次大戦の時とは違うんです。日本の戦争犯罪につ
いてもアジア諸国(韓国は特に長いですが)から、こんなに長く
語り継がれるわけです。そういう意味ではロシアが信用される事
はもうないでしょう。

中国だけではなく、軍事力により他国の支配を目論んでいた為政
者や勢力には、

「世界の反応を見て、自分が70年も昔の夢に囚われていた時が付
 いた…。頑張って武器を作り、軍事力を増強すれば道が開ける
 と思っていた。だが、俺たちが実施する前に、結果が分かって
 しまった。どうすりゃいいの?
 SNSこえーよ。なんで民間人が映像データを公開できるように
 したのよ…僕らの暗躍とか意味ないじゃん」

こんな戸惑いがあると想像しています。

そして核兵器の使用についても恐怖が薄れてしまったんです。

「いや、拷問されて家族を犯されて。その上で強制労働をさせら
 れた後で死ぬのと、一瞬で死ぬのとどちらが良いかって話に見
 えたよ。家族と離れ離れに成り、生きていても哀しいだけの生
 を与えられて、敵に従って死ぬ。それを強制する国相手には、
 徹底抗戦をしたほうがマシだってことだなあ」

核よりも痛い死に方があると動画で公開されてしまったわけです。
その後に核の使用で脅しても、

「お前ら所の兵士が何をしているのか考えてから言え」

と言われるだけしょう。
核より痛い死に方を与える国として有名に成ってはいけないとい
う事ですね。核兵器に投資した意味が全くなくなったわけです。
これも最近まで分かってなかったんです。そして、これが北欧二
か国がNATO入りを決断した理由です。ロシアは恫喝においても
チグハグだったという事です。

今回は、私たちは第二次大戦から引き継いだ戦争の常識をそのま
ま踏襲してきており、その延長で想像し、現実的な思考を停止し
ていたんです。

70年の空白。戦争に関する思考停止。
それがこの3か月で、

「よく考えたらそうなるよなあ」

と誰もが気づき、空気が変わったという事です。

では空気はどの様に変わったんでしょうか?

「う。ドギツイ。やる方もやられる方も…こんなの仕掛ける奴は
 ほんとに頭が可笑しい。でも頭が可笑しいやつもいるかもしれ
 ない。と言うか…誰がまともなんだ?
 なんか普通そうにしてるやつも怖く見えて来た。
 ちょっと試しに話しかけてみるか…」

という対話が国家間で進んでいます。

要約すると、
 
「ひくよね~?」

と語り掛けて、

「マジひくわ~」

と答える感じです。この様に同調してくれる国は全部味方という
発想に切り替わっています。ここに政治的な利害などないという
事です。

「え? ひくって何よ?
 うまいよ。血が滴って新鮮だよ。
 反撃されて多少怪我したけど、美味しいは美味しいでしょ?
 何か違う? それが自然の摂理でしょ?」

「いやいやいや。引くわ~。マジで?」

政治として国益を守る外交という側面が第二大戦の延長ならば、
現代では「引くわ~」みたいな感覚の違いが大きく影響を与えて
おり、ここから物事を考えないといけなくなってきたんです。

ですので、外交上玉虫色にするよりも、

「国対国として正式にどうするかはしっかり考えるけどさ、
 僕は彼らの発想には引いてしまっている。あり得ないよ」

「ですよね~。良かった。こちら側の人で」

と言う話方をしたほうが、変な駆引きをする以上に即効的であり、
効果的で有るという事です。

今後も世界中で、

「あいつ頭おかしいんじゃないか?」

みたいな言葉に成らない会話はされるという事です。

「生理的な嫌悪感」

が世界を動かす時代となったのは明らかです。
中立を保って発言するよりも、怒りをはっきりと示し、自分の頭
がまともであるとアピールするのがとても大事なんです。

例えば、

「あのさ。生理的にどう?
 って話をしてるのに、なんでそんなに理屈っぽいの?
 あんたは平気って事だよね?
 あ、実は怒ってたの?。ごめん。
 そういう怒り方もあるよねえ。
 多様性の時代だもの。私が悪かったよ。」

こういう事です。

制裁を強めるとか、核武装をすべきだとか言う人は、おそらく変
化についてこれていません。

そんな事を言えば、やっぱり「引くわ~」と言われて頭が可笑し
いと扱われるだけです。

また、日本が軍事的に他国を攻撃すると声高に警告している人も

「引くわ~。どうしてそう言う事を僕らがするって前提をたてた
 がるのよ。考えるだけでも気持ち悪いのに。あんた可笑しいん
 じゃないの?」

と思われるという事です。
意見がどうこうではなく、感覚が同じかどうかが大事。
いまはそういう時代に移行しているんでしょう。

バイデンさんの即答は政治外交では失言扱いをされるかもしれま
せんが、新しいスタイル(元首の態度と政治部門の意見の相違と
いう形でグレー・ゾーンにするのは古くからある手ではあるが、
無関係の地域、例えばEU圏に対するアジア、アジア圏に対する
EU諸国など、他国に観察されている事を想定し、それらの国が利
害とは別の生理的な嫌悪感を持つことに配慮するというスタイル)
としては適切だという事です。

これまでは地球の反対側で起っている事に無関心であった。
しかし、いつの間にかそうではなくなった。

「どうしてなのか?」

ここに気が付いた人が世界の変化に追従できている人と言うわけ
です。

以上、ご参考になれば。
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この回答へのお礼

長文回答ありがとうございます。
回答者様の見識あるご考察に感服いたしました。
仰る通りではありますが、自分の確認したかった事はバイデンのイエスとホワイトハウスの発表の食い違いについて、陸海空の三軍を使わなくても、大統領権限で台湾有事に米海兵隊を介入させると言うのがバイデンのイエスだったのかという事です。

お礼日時:2022/05/25 00:15

これですね


https://www.jiji.com/jc/article?k=2022052300723

「「イエス。それがわれわれの責務だ」と明言した。ホワイトハウス高官はその後、米国の台湾政策に変更はないと釈明」

米国でのTV番組の生放送中の失言なども多く、バイデンは初期の認知症であると思ってますが、さらに極めて大事な点での、失言が増えてるようなのので、認知症が意外と進んでるのかもしれません。

歩行時もヨボヨボ感がやたら強くなっていますが、肉体的な面よりも、脳や神経の衰えによるもののように見えます。
ご老人です。

とすれば、深い考えも無しに「イエス」と言ったのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

失言はかなり多く感じられますね。

お礼日時:2022/05/25 12:32

台湾有事への軍事介入とは台湾周辺にアメリカの空母を置く


という意味です

ウクライナと違い台湾は島国で陸路はないです
中国が侵攻するのも空母により台湾に近づき
威嚇射撃になります
アメリカの空母を台湾周辺に置く事で阻止する

現在も米中の空母や潜水艦が南シナ海をウロウロしています
つまり睨み合いをすることで台湾侵攻を阻止しています
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この回答へのお礼

議会承認なしで、海兵隊ではなく三軍である海軍空母打撃群を置くと発言してしまったという事ですか?

お礼日時:2022/05/25 12:30

違います。


中国に対する公式的な態度の一貫性のなさです。
政治家としては、致命的です。

それは、米国がひとつの中国を過去に認めており、これについて公式に方針転換はしていません。これに従うと、中国の台湾進攻は内戦になるので、内戦干渉になってしまいます。

ウクライナ戦争も全く同じで、米国はロシアとの交戦状態は避けていますが、軍事情報の提供や武器供与などは徹底して行っています。
バイデンがダメダメなところは、私のような素人でもロシアは北京オリンピック後にウクライナ侵攻やることが予測できていた状況で、ロシアと戦う意思がないことを表明したことです。この時点では、口だけの戦いなので、断固戦う表明すべきなのに、バカじゃないかと思います。

日本でも、拉致家族に対するパフォーマンスだけで、バイデンが彼らに対して何もしないことは容易に想像できます。
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この回答へのお礼

確かにそうですね。

お礼日時:2022/05/25 12:34

>その後ホワイトハウスの会見で軍事介入しないとのコメントでしたが



いいえ、そのような事は言っていませんでしたよ。
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