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イタリアのETR575(イタロ)やフランスのTGVには1両分の長さが20m以上あると思われる部分がありますが、ヨーロッパ鉄道の曲線であれば問題なく走行できるのでしょうか?

※イタロは先頭と最後尾の車両が若干長くなっており、TGVは先頭と最後尾の客車が若干長くなっている感じがします。

https://youtu.be/e_ElvOQNi-8

A 回答 (4件)

EU諸国では同一の車両限界規格の採用採用する事で直通運転を可能としています


EU諸国で採用されている車両限界規格
国際鉄道連合規格
UIC B限界フランスのTGVの多くの路線がUIC B限界を採用している[2]。最大寸法は幅3.15 m×高さ4.32 mである。
UIC C限界中央ヨーロッパの限界である。ドイツやその他の中央ヨーロッパの国の鉄道網はUIC C限界を採用しており、またスカンディナヴィア諸国からの列車がドイツの駅に直通できるようにするため、幅を少し広げてあることもある[2]。最大寸法は幅3.15 m×高さ4.65 mである。
等です
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こんにちは、電車運転士をしております。



>イタリアのETR575(イタロ)やフランスのTGVには1両分の長さが20m以上あると思われる部分がありますが、ヨーロッパ鉄道の曲線であれば問題なく走行できるのでしょうか?

これは日本とかヨーロッパとか関係の無いハナシです。
台車と台車との間隔の問題、自動車で言うホイールベースの問題です。

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日本の在来線におけるボギー台車の車両、20メートルサイズが標準で、その車両の台車と台車の中心間隔13,800mmくらいです。

13,800mmより台車と台車の中心間隔を拡げると、
インカーブでは内側に競り出し、
アウトカーブ側ではホームなどと車両が離れすぎて、乗降が出来ないなどの弊害が出てきます。

連接車両は連結部に台車がある構造ゆえ、13,800mmの台車と台車との中心間隔、クルマで言うホイールベースの長さ以上に車体を伸ばせないので、必然的に連接台車の車両の1両辺りの車長は約13メートル程度となります。

一方、海外の鉄道車両は25メートルサイズが多く、日本の在来線より1両辺り約5メートル程度長く、車体も大きいモノです。
台車と台車との中心間隔が長い(自動車で言うホイールベースが長い)=連接台車の車両になぞらえると、1両辺りの長さが日本より長く出来る。

こういう事になります。

それで、日本での連接台車方式の車両より1両辺りの長さが長いのです。

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あとは道床など地盤の強さ。
連接台車方式にすると、同じ編成長の列車でしたら台車の数が少なくて済む。

同じ重さでしたら車輪1軸に掛かる重さは重くなる。

粘着力を稼ぐことが出来る。

こういうメリットがあるのですが、重くなりますから地盤が耐えられないと出来ません。
耐えられない場合は、連接台車方式でも1両辺りの長さを短くして台車を増やすなど配慮が必要になります。

これ等の事情があっての長さの違いと相成ります。
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ヨーロッパのボギー客車の標準がバッファー間26.4mボギー間が19mですからイタロの先頭車、TGVの両端客車は標準以下ですから問題ありません。

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曲線は関係ない。

元々西欧の鉄道路線は、急曲線がほとんどないが、西欧で連接車が普及しているのはそういうことではない。西欧で連接車が普及しているのは集中制御方式な為に連接車の欠点が強調されず乗降人員が少ないから。そういう鉄道事情は日本は逆だから普及しないのだ。
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