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宇宙について研究する意味はなんですか??
かなりのお金を使ってまで、宇宙に力を入れる理由はあるんですか?
いくつか自分でも考えて見ました。

・宇宙から資源を得るため
・地球に落ちてくる隕石を防ぐため
・宇宙旅行の産業

A 回答 (9件)

「宇宙とは何かを知る」宇宙を研究する第一の意味はまずこれです。

「知ってどうするのか」と言われたら「だって知りたいじゃない」となるでしょう。

それから宗教的観点(≒キリスト教国の見方)では「神の命令に従うため」と言う事もできます。創世記には神が人間を創造された後「この世界を治めなさい」と命令されています。そうすると宇宙(≒この世界)を研究しなければ治める事ができません。
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幾つかあると思います。


以下はそのうちの代表的なものと思います。

① 地球上では把握が難しい現象を理解/解明するため
② 地球上では実現できないことを行なうため

世の中の『物』はすべからく『元素』の集合体です。
その『元素』には様々なものがありますが、宇宙が出来た時、最初は水素だけだったと言われています。

その後、核融合が起きていろいろな元素が出来たのだそうです。
その核融合はどうして起きたか?

それは元素が引力などで集合していつしかガス雲が出来、それがさらに凝縮してガス星が出来、中央部に猛烈に高い圧力と温度のところが生じ、その高温高圧が周期律表で水素に続く元素を生み出したのだそうです。

そんな原子の星同士が衝突すると、そこでもまた同じように高温高圧の状態が起きて、さらに大きな原子番号の元素が出来て行ったのだそうです。

昔の科学者は万有引力の法則などのような『地球上で観測できる現象』でさまざまな現象を古典的な『理論』としてまとめてきました。

それは地球上では確かめようもありませんが、実はそれは宇宙の観察で証明できるのです。宇宙にはそのような物理現象を説明する答えがあるのです。

たとえば核融合で物質を作ったり、エネルギーを取り出せるのであれば、それは我々にひとつの恩恵をもたらすかもしれません。
少なくとも宇宙にはそれが実際の現象として起きているので『出来ないこと』ではないのです。
ただ、まだ今の人類にはそれが出来ていないと言うだけなのです。
その秘密を探ればいつの日かはそれが可能になるかもしれない。

日本は、惑星探査機『はやぶさ1』『はやぶさ2』で小惑星からその破片を持ち帰ると言うことをしました。
そのミッションの中には『生命の源になる物質が含まれているかどうかを知る』と言うものがありました。
もし含まれていれば、生命は宇宙のどこかで作られて地球にやってきたか、生命のパーツが宇宙からやって来て地球上で完成することになった、ということが言えるようになります。

こうして生命の起源をたどり、生命の基本的な構成の秘密を一つ一つ紐解けば、そこには病気などを根源から直すための医療の方法が見つかるかもしれません。

宇宙探査の目的はこういった実用的価値もあるものなのです。

② のひとつに例は、衛星通信などで、地球の外の空間を使わないと地球の裏側と通信できないなどの目的のために使われています。

その他にもいろいろありますが、あまり知られていないことも紹介しましょう。
それは、信頼性・安全性の解析技術です。

ロケットはとても高価な乗り物です。
それに人を載せたり、高価な衛星を乗せて運ぶので、失敗は許されません。

それをどうやって保証しているのでしょう。
それは過去に経験した山のような失敗事例を整理し、その原因を一つ一つ解明し、同じ間違いは二度と起こさないようにすることで実現しています。
日に日にロケットは大型化しますが、それとともに使われる部品も多くなっていきます。
たとえばネジについても、それが使われている部位により、それに起きる問題は異なり、それによって発生する事象は異なります。
ロケットの安全性・信頼性の解析では、全てのネジについて、1本1本その用途を見定めて起きるかもしれない問題や起きたらどうなるかと言う問題を検討し、それが起きないように、万が一起きても他の問題を誘発しないように設計や製造手法などが見直されます。

こう言った活動では、アメリカが宇宙開発を始めた頃に考えられた手法が使われていますが、それは今でも続いています。

卑近な例で言えば、昨年韓国はロケットの打ち上げに失敗しました。
それは、とりもなおさず、経験が未熟だったために十分な検討レベルに達しないうちに打ち上げを強行してしまったのが原因です。

たぶん、日本やアメリカなら、あの失敗は未然に防げたものと思います。

この様な手法は、今では宇宙開発だけでなく、人の命を預かる飛行機から自動車に至るまで、広く取り入れられています。
日米のそういった製品が安全なのに対し、相対的に韓国の製品が危険なのはそういった背景があります。

今日ではそのような考え方は医療機器や医薬品の世界などにも浸透してきていると聞きます。
これは宇宙開発のひとつの成果ですね。

このように、宇宙開発も現実に一般社会の役に立っているのです。

私はプロファイルの様な隠居爺で、航空宇宙の世界で NASA の方々などとお付き合いしてきました。
これはその受け売りのところもありです。
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国家が肩入れするのは、宇宙産業と軍事・安全保障で世界の主導権を取ることと、自国の科学文化水準のアピールのためですね。


産業については資源も旅行もありますが移住もあります。
軍事・安全保障は隕石もありますが、当然のことながら宇宙からの軍事力の行使もあります。

その大義名分となるのが、「宇宙へのロマン」ですね。
これで自国の科学水準をアピールすれば、世界から頭脳が集まります。
大金をかける価値のある覇権争いです。
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もはや、人類にとって地球は狭すぎる


からです。

堕胎などをするよりも
宇宙開発した方が、はるかに建設的です。

それに宇宙開発に伴う技術開発も
期待出来ます。

事実、無重力状態で精製した
薬、なんてのが開発されています。
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惹きつけられるからでしょうね。



人が何かに強く惹きつけられるのは、必ずそこに、神や、何らかの宇宙の意図が存在するからです。

人類の進化やこれまでにも科学的に生み出してきた数々のもの等を見ていても分かるように、それがただの偶発的な探究のみによって作り出されてきたものばかりだと、そう説明するほうが難しいですよね、、、。

多くの人はそれを好奇心や生活上の必要性等に迫られたその結果だと思っているのかも知れませんが、人の心は常に、ある一定の方向性に向かって導かれているのだと思います。


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「そこに未知の宇宙があるから!」という好奇心から始まった。



・宇宙や生命の神秘を探る
・国力や技術で圧倒したい

太陽の寿命はあと40~50億年。同時に地球も滅びてしまいます。
その前にも天変地異などで、人類滅亡するかもしれませんよね。
逃げるところは、宇宙しかありません。
宇宙船で宇宙に漂うか、太陽系外の地球のような惑星を多く探しだし、
そこに人類を分散させて繁栄を築けば、人類滅亡する確率が下がる。

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>宇宙から資源を得るため
A
そこまでは、全然いけていません。
石の探査ぐらいです。

>地球に落ちてくる隕石を防ぐため
A
これは今、NASAではじめました。
隕石の地球到達前に、破壊しちゃう試験です。

>宇宙旅行の産業
A
民間業者が、新産業として頑張っています。
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研究は興味のあることを詳しく知る・調べるもので、何か利益が必ずあるとか、特別な意味があるとかというものではないと思います。

何の役にも立たない研究者が、あちこちの大学を始め、巷には山ほどいます。
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移住先の確保や旅行、、


宇宙エレベーターは大手ゼネコンが計画してます、ナノチューブか、なんか、、

軍需産業、、

エネルギーの確保、

ひたすら観測
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地球の成り立ちの解明が第一でしょう。


それが分かれば、銀河系で地球に似た惑星の解明にも結び付きます。
あとは、地球外生物の存在確認。
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